
医療事故や事件50選・日本と海外別!衝撃ランキング【2025最新版】
世界の医療は年々進歩していますが、医療事故・事件があるのも事実です。そこで今回は、歴代の医療事故・事件を衝撃順にランキング形式で紹介します。

医師免許を所持していない無資格の診療
1980年、ある妊婦がこの病院で診察を受け子宮癌を宣告されます。しかし他の病院で再度診察を受けた際、全く異常が無いことがわかりました。この病院でしか診察を受けていなかった妊婦は病院の診断のまま子宮や卵巣の摘出手術を行われ、健康な子宮や卵巣も摘出していた可能性が疑われあました。また、理事長の北野早苗は当時まだ珍しかった超音波検査を行っていましたが、医師免許を所持しておらず、これは無資格の診療だったこともその後の調査により明らかとなりました。この事件は、1980年9月12日の朝日新聞のスクープとなり、1981年、理事長の妻であり、医師免許を持って診察や治療を行っていた院長は医業停止6か月の処分を受けました。
兵庫県立淡路医療センターに心不全で入院していた当時77歳の男性患者について、容体が悪化し心電図に異常が生じたことを知らせるアラームが鳴動しましたが、看護師らはこれに約72分に亘り気付かず、患者はその後死亡しました。病院側が、アラーム音を小さくしていたことも明らかになっています。