
日本の有名な詐欺事件ランキング50選【2025最新版】
近年、オレオレ詐欺など特殊詐欺が横行して社会問題になっていますが、これまでの詐欺事件で最も有名な詐欺事件は何でしょうか。そこで今回は、日本の有名な詐欺事件をランキング形式で紹介します。
日本の有名な詐欺事件ランキングTOP50-26
50位:積水ハウス地面師詐欺事件
49位:羽賀研二未公開株詐欺事件

羽賀は2億数千万円の利益を得ていた
2001年2月、羽賀は知人の不動産会社社長に医療関連会社の未公開株を売却する契約を交わし、不動産会社社長は2001年7月から10月にかけ4回の分割払いで290株分と仲介料でおよそ3億7000万円分を羽賀に支払った。しかし、不動産会社社長が購入した価格は1株120万円で実際の購入価格の1株40万円の3倍であり、羽賀は2億数千万円の利益を得ていた。また不動産会社社長は2003年に税務署から医療関連会社が株購入していた2001年8月時点で経営破綻していたことを知らされており、羽賀は不動産会社社長に経営破綻した事実を知らせないまま未公開株売買の代金を受け取っていたことになりました。
48位:ペニーオークション詐欺事件
47位:防衛大学校学生保険金詐欺事件
46位:モード・アバンセ事件
45位:夕張保険金殺人事件
44位:ミートホープ事件
43位:東京電力賠償金詐取事件

東日本大震災による福島第一原子力発電所事故で風評被害が出たと虚偽の申告
東京電力賠償金詐取事件とは、2014年9月6日に建築会社社長が東京電力から賠償金を詐取していた事件です。福島県いわき市に存在する建築会社の社長が、東日本大震災による福島第一原子力発電所事故で風評被害が出たと虚偽の申告をして東京電力から損害賠償を詐取していました。社長のほかに会社役員らの2人も同容疑で逮捕されました。
建設会社が中止したとされていた建設は、南相馬市の芸能プロダクションから受注した宿泊施設の建設で、この建設は実際に計画されていたが、芸能プロダクションの資金難から東日本大震災の前にはすでに頓挫していたそうです。
逮捕者のひとりは元NPO法人の職員であり、このNPO法人は原発事故によって被災した企業が、東京電力に損害賠償を請求の手続き代行を業務とする組織であった。このNPO法人は、これまでに20数社の損害賠償請求に関与してきており、東京電力はこれまでに計3億数1000万円を支払ってきました。
積水ハウス地面師詐欺事件は、2017年6月1日に、積水ハウスが地面師グループに土地の購入代金として55億5千万円を騙し取られた事件です。事件の舞台は、東京都品川区の山手線五反田駅から徒歩3分の立地にある旅館「海喜館」。不動産業界ではかねて注目の案件だった。積水ハウスは所有者を名乗る女と、約600坪の旅館敷地を70億円で購入する売買契約を締結。6月1日に売買の窓口となった「IKUTA HOLDINGS株式会社」(千代田区永田町)に所有権移転の仮登記、さらに同日、積水ハウスに移転請求権の仮登記がなされ、同日、売買代金70億円のうち63億円を支払い、直ちに所有権移転登記を申請した。 しかし、売買は成立しなかった。6月24日、「相続」を原因に都内大田区の2人の男性(所有者の実弟とされる)が所有権を移転。7月4日に登記。所有者は亡くなっていました。