高井刑事は、安井と共に捜査を行う若い男性刑事で、リーゼントヘアが特徴です。高井役を務めるのは声優の梶裕貴で、頑固で気難しく、けれど帆高に出し抜かれて激しい動揺も見せる「青臭さ」。芯には刑事としての正義感もある、そんな刑事を演じています。

アヤネは凪の元カノで、凪とは同い年です。都営バスのシーンでは、カナと入れ替わりに凪の隣を陣取っていました。カナと二人で凪が児童相談所から逃げる手助けをしています。アヤネを演じたのは、こちらも人気声優の佐倉綾音。『アクエリオンロゴス』(2015) の月銀舞亜役、『僕のヒーローアカデミア』(2016-) の麗日お茶子役などで知られています。

森嶋帆高が天野陽菜へのプレゼントとして指輪を買いに来たジュエリーショップの店員として登場。ルミネ新宿2にあるジュエリーショップの販売員をしており、陽菜の誕生日プレゼントを買いに来た帆高に指輪を販売していました。帆高の恋を応援する様子も描かれています。

森嶋帆高は、『天気の子』の主人公です。島から東京へフェリーで家出してきました。家出少年のためアルバイトもできず、ネットカフェに寝泊まりしていたところ、須賀圭介に住み込みで雇ってもらって安定した生活を手にします。物事を純粋にとらえる無邪気で無防備な素直さと、遠慮も忖度（そんたく）も慎重さもなく一直線に突き進んでいくようなまっすぐさを兼ね備えた、さっぱりとした性格の持ち主です。

『君の名は。』に登場する好青年、立花瀧（声：神木隆之介）はやはり、天気の子に登場していました.しかも登場人物の中で主要人物ではありませんが比較的重要な位置付け、天気の子についての力の秘密と代償、帆高にとって心許されたであろう言葉を投げかけてくれる冨美さんの孫として登場しています。

都内の一角にある小さな編集プロダクション「K＆Aプランニング」で、社長の須賀圭介のアシスタントとして働いている女子大生です。華やかな見た目をした長髪の美女で、人好きで好奇心旺盛な性格のもとに精力的に日々の取材活動に取り組んでいる。また、ピンク色のホンダのスーパーカブを愛車にしており、通勤や取材の際の足代わりとしてまめに乗り回しています。

天野陽菜の弟で、都内の学校に通っている小学生です。幼いながら端正な容姿と丁寧な処世術を身につけており、同年代の女子児童たちから高い人気を集めています。明るく社交的な振る舞いのもとに誰にでも分け隔てなく接する、爽やかで快活な性格の持ち主。彼の言動はその経歴も相まって歳不相応に大人びたものになっており、どこか達観したふうを思わせます。

東京で暮らし始めた主人公の森嶋帆高がある日偶然出会った、長い黒髪を二つ結びにした17歳の少女です。つやつやとした長い黒髪を二つ結びにしてふわりと垂らした、黒目がちな大きな瞳の少女で、陽射しのような明るい笑顔を絶やさない、にこにことした快活な性格の持ち主です。天野陽菜の声優を務めたのは、当時17歳の森七菜deshita.