第26代国王/初代大韓帝国皇帝
称号：徳寿宮李太王
身位：太王
敬称：殿下
出生：1852年9月8日
　　　李氏朝鮮、漢城府、雲峴宮
死去：1919年1月21日（66歳没）

高宗は、朝鮮王朝の国王。大院君の次男。王妃の閔氏一派、日本の干渉など苦しむ。1897年、大韓皇帝となるも1905年、日本の保護国となったことで主権を奪われ、1907年、ハーグ万国平和会議に密使を送って訴えた。この密使事件の責任を朝鮮統監の伊藤博文に追求され、退位します。1919年死去すると、日本の王公族徳寿宮李太王㷩として1919年（大正8年）3月3日に国葬が執り行われ、ますが、日本による毒殺説が流布され、朝鮮で三・一独立運動が起こりました。

王朝：李朝
在位期間：1907年7月20日 - 1910年8月29日
姓・諱：李坧
生年：同治13年2月8日
　　　（1874年3月25日）
没年：大正15年（1926年）4月24日

純宗 李坧氏は、大韓帝国第2代皇帝で、最後の大韓帝国皇帝として知られています。大正15年（1926年）4月25日、52歳で薨去すると、朝鮮王朝の伝統を取り入れなかった李太王の国葬が「失敗」と認識されていたため、朝鮮王朝の伝統に則って国葬が執り行われることとなりました。国葬の予行演習の際には見物人だけでも13万人に及ぶほど注目されましたが、一部の過激派がビラを配り「大韓独立万歳」を叫ぶ騒ぎが起こり、150名が逮捕されるなど波紋を広げました。

続柄：伏見宮邦家親王の第8王子
称号：元帥陸軍大将大勲位功二級小松宮彰仁親王殿下
身位：親王
敬称：殿下
出生：1846年2月11日
　　　京都
死去：1903年2月18日（57歳没）
埋葬：1903年2月26日
　　　豊島岡墓地

小松宮彰仁親王は伏見宮邦家親王の第8子として1846年2月11日に生まれ、明治元年6月に会津征討越後口総督、明治7年2月から7月まで佐賀征討総督などに任じられました。。社会事業では、日本赤十字社、大日本水産会、大日本山林会、大日本武徳会、高野山興隆会などの各種団体の総裁を務め、皇族の公務の原型を作る一翼を担いました。1903年2月18日に死去、同年2月26日に国葬が営まれました。

生年月日：1837年3月13日
　　　　（天保8年2月7日）
出生地：山城国京都
　　　（現：京都府京都市）
没年月日：1891年2月18日（53歳没）
前職：公卿
所属政党：無所属

幕末には尊王攘夷・討幕派の中心的な人物であり、明治維新後は元勲の一人として右大臣、太政大臣、内大臣、貴族院議員などを歴任した。内閣発足以後の内閣総理大臣も兼任しています。明治24年（1891年）2月18日、インフルエンザ罹患により53歳で薨去。薨去の直前である2月17日には明治天皇が親しく見舞いに訪れ、正一位に叙せられました。天皇は三日間の廃朝を宣言し、2月25日に国葬が行われることになり、当日の天候は晴天で、気温も暖かった。明治天皇は以降このような日のことを『三条日和』と呼んでいたとそうです。また国葬以外に各地で自発的に追悼行事も行われました。

第123代天皇
誕生：1879年（明治12年）8月31日
出生地：東京府赤坂区（現・東京都港区元赤坂）
　　　　青山御所
崩御：1926年（大正15年）12月25日
　　　午前1時25分（宝算47）
大喪儀：1927年（昭和2年）2月8日
　　　　於新宿御苑
陵所：多摩陵（東京都八王子市長房町）

在位中は,第一次世界大戦、中国に対しての二十一ヵ条の要求,ロシア革命後のシベリア出兵、国内では護憲運動、天皇機関説論争、関東大震災などがおきました。 幼少から健康がすぐれず、大正10年11月皇太子裕仁(ひろひと)(のちの昭和天皇)を摂政としました。 皇室としてはじめて一夫一妻制を確立した人物です。1926年（大正15年）12月25日に47歳で崩御すると、1927年（昭和2年）1月29日に「大正天皇（たいしょうてんのう）」と追号され、大喪が2月7日から8日にかけて新宿御苑を中心に行われました。皇居から新宿御苑の式場までの葬列は計6千人、全長6キロメートルという壮大なもので、沿道には150万乃至300万人の市民が集まったといわれ、葬列はラジオで実況放送されました。

続柄：伏見宮邦家親王第16王子
身位：親王
敬称：殿下
出生：1865年11月10日
　　（慶応元年9月22日）
　　　山城国京都
　　　江戸幕府政権下（幕末期）
死去：1945年5月20日（79歳没）

後継のいなくなった閑院宮の後を継ぎ第6代当主となる。1900年以後から第二次世界大戦終了直前まで皇族軍人として活躍。親王宣下による親王では最後の生存者であり、また大日本帝国憲法下最後の国葬を行った閑院宮載仁親王は、1945年（昭和20年）5月20日、宮別邸にて79歳で薨去（こうきょ）。1945年（昭和20年）6月18日に大日本帝国憲法下では最後の国葬が執り行われました。

第123代天皇后
誕生：1884年6月25日
　　　東京府神田区神田錦町
　　　（現：東京都千代田区神田錦町）
　　　九条殿
崩御：1951年5月17日（66歳没）
大喪儀：1951年（昭和26年）6月22日
陵所：東京都南多摩郡横山村
　　（現：東京都八王子市長房町）
　　　多摩東陵

昭和天皇の母である貞明皇后は、ハンセン病の予防など救らい事業や福祉事業、蚕糸業（絹糸）奨励などに尽力しました。1951年（昭和26年）5月17日、狭心症により大宮御所で崩御すると、「大喪の儀（国葬）」は6月22日に行われました。日本国憲法と現行の皇室典範に基づき葬られた最初の皇后で、戦後の新皇室典範では皇族の葬儀の規定が設けられていないこと、また当時は連合国軍最高司令官総司令部（GHQ/SCAP）による占領下であることから国葬とすることがはばかられる状況にあったことから、国葬の有無を明確にしないまま「事実上の国葬」として扱われ、一連の大喪儀の儀式が行われました。

生誕：文化14年10月24日（1817年12月2日）
死没：明治20年（1887年）12月6日（70歳没）
改名：通称：普之進（幼名）→又次郎→山城→周防→和泉→三郎
実名（諱）：忠教→久光
官位：従四位下・左近衛権少将、大隅守、従四位上・左近衛権中将、従三位・参議、従二位、麝香間祗候、内閣顧問、左大臣、正二位、公爵、従一位