人数：およそ415,000人

山下さんが最も多いのが大阪府でおよそ38,200人、割合でみれば愛知県知多郡南知多町が最も高く12.09%が山下さんです。語源は山のふもと。 居住者にとっては有利な条件であり、多くの氏を出しました。

人数：およそ424,000人

石川さんが最も多いのは東京都でおよそ57,000人、割合でいうと愛媛県四国中央市が最も高く8.265%が石川さんです。石川一族の大族のひとつ、陸奥国白河郡石川庄（福島県石川郡石川町）の三芦城（石川城）に拠った陸奥（むつ）石川氏だ。 はじめ摂津国に居住していた源頼光の弟・源頼親の孫にあたる石川有光（源有光）が当地に城を築いたとされています。

人数：およそ438,000人

阿部さんが最も多いのは宮城県でおよそ62,100人、宮城県牡鹿郡女川町では阿部さんが占める割合は全人口の47.766%と、約半数を占めています。語源は、神をもてなす饗えから来ているとされ、さらに、古代の膳（かしわで）に関係があるとされています。 アイヌ語で「あぺ」は火の神で日祭が語源ともされています。

人数：およそ444,000人

福島県田村郡三春町では橋本さんが占める割合は9.682%と最も高くなっています。橋本さんの由来は、神聖なる橋のたもとという意で、橋本＝橋元＝橋下といずれも同じ意味だ。 たとえば和歌山県橋本市は、応其上人が高野山に入って出家し、天正15年（1587年）、山麓を流れる紀ノ川に橋を架けたことに由来。 高野往還の宿所で橋のたもとの町に由来します。

人数：およそ446,000人

池田さんが最も多いのは東京都で、およそ48,800人、割合的には東京都三宅村が最も高く、6.548%が池田さんと言われています。池田姓は日本全国に分布する大姓で、各地の池田庄、池田郷に拠ってこの姓が生じたそうです。後世栄えたものは、祖が池田首であり、現大阪府である和泉国和泉郡池田郷発祥で、日本武尊の子孫です。

人数：およそ462,000人

森さんが最も多いのは愛知県で、およそ44,900人、割合としては徳島県名西郡神山町が最も高く、5.252%が森さんと言われています。森という苗字の由来は、清和天皇から7代目の子孫に当たる、源義隆が相模国の毛利庄（現在の神奈川県愛甲郡の辺り）に荘園を得て、この「毛利」が「森」と変形したものに由来します。 源義隆は「源」を名乗っているため、これをある日急に「森」と変えたわけではないそうです。

人数：およそ479,000人

山崎さんは、東京都に最も多く、およそ57,900人、割合的には埼玉県秩父郡東秩父村が最も高く、14.893%が山崎さんと言われています。語源は、山のはし、山の突端で、日本は山国のため地形や姓氏ともに多く、家紋は檜扇のうち四つ目、笹りんどう、九枚笹などとされています。

人数：およそ529,000人

清水さんは東京都に最も多くいて、およそ81,200人、割合的には東京都神津島村が最も高く、35.701%が清水さんだそうです。山梨県北杜市明野町浅尾、群馬県伊勢崎市境東新井では清水が湧いていた土地からと伝えられているそうです。

人数：およそ538,000人

斎藤さんは東京都に最も多く、およそ75,900人いると言われています。また、割合的には栃木県塩谷郡塩谷町が最も高く、17.584%が斎藤さんです。藤原氏の一族である藤原叙用（もちのぶ）が、伊勢神宮の近くにあった役所の｢斎宮寮（さいぐうりょう）｣の長官を務めていたことから、｢斎宮寮（さいぐうりょう）の藤原氏｣ということで｢斎藤｣を名乗ったことが始まりだと言われています。

人数：およそ541,000人

林さんが最も多いのは愛知県でおよそ55,000人で、割合的には群馬県利根郡みなかみ町が最も高く、8.126%が林さんと言われています。林とは文字通り木の茂っている所を指す言葉で、そのため、林姓も各地から発祥したと言われています。

人数：およそ571,000人

木村さんは東京都に最も多くておよそ62,700人、割合では宮城県牡鹿郡女川町が最も高く、28.93%の人が木村さんだと言われています。木村氏の血筋は出雲神話から始まる「神氏」（じんし）一族や、木の国・紀伊の古代大姓「紀」氏に因んだ木村氏とも言われています。木村さんのルーツとして重要なのは、近江国蒲生郡木村（滋賀県東近江市木村町）発祥の木村氏と言われています。

人数：およそ610,000人

井上さんが最も多いのが東京都でおよそ63,900人、割合的に高いのが福岡県朝倉郡東峰村で29.063%が井上さんと言われています。語源は、井戸の上手。 井戸の周辺。 古代は井戸は重要な生活の拠点であったため、これを管理する者が井氏、井上氏となったと言われています。

人数：およそ622,000人

松本さんが最も多いのが大阪府でおよそ60,300人、割合でいうと福島県双葉郡葛尾村が最も高く、45.691%が松本さんと言われています。語源は、「本」には「ふもと」と「源」の二つの意味があり、「松本」はめでたい松にあやかって付けたとされる。 松の木は古来、招福の木とされ多くのひとに好まれ、由来のひとつになっている。 全国に多いが熊本県、大阪府、兵庫県、東京都、神奈川県、北海道などは特に多いと言われています。

人数：およそ638,000人

山口さんが最も多いのが東京都でおよそ61,600人、割合でいうと長野県南佐久郡北相木村が最も高く、23.968%が山口さんです。山口県の語源・由来 山口の地名は、鎌倉中期より見られる。 地名は「山の入り口」の意味で、東鳳翩山（ひがしほうべざん）の入り口周辺地域が「山口」と呼ばれていたそうです。

人数 およそ665,000人

佐々木さんが最も多いのが北海道で、およそ74,100人、割合でいうと東京都青ヶ島村が最も高くて33.591%が佐々木さんと言われています。語源は、地名としては「小さい崎（ささき）」（突き出た小地形）を表している。 転じて御陵にもなったとされる。 岩手県、青森県、秋田県など東北地方に多い。 源頼朝が奥州藤原氏と戦った際、従軍したことにより東北地方に多い、という説もあります。

人数：およそ808,000人

山田さんが最も多いのは愛知県でおよそ92,300人、割合でいうと最も高いのが長野県下水内郡栄村で18.84%が山田さんです。中世以降、全国各地に約2000あるといわれる山田地名から姓がぞくぞくと発生したので、山田姓のルーツもそれに応じて多いと言われています。

人数：およそ823,000人

吉田さんが最も多いのは津京都でおよそ85,100人、割合でいうと福島県双葉郡葛尾村が最も高く、およそ12.024%が吉田さんです。語源は、もとは芦（あし）などの生えていた湿田から来ていたが、のちに豊饒田の意味を持たせ、「吉」の字を当てたとされる。 また、「あし」は「悪し」に通じるため、避けたと言われる。 とくに関西地方に多い。

人数：およそ882,000人

加藤さんが最も多いのが愛知県で、およそ176,000人と言われています。また、割合が最も高いのが愛知県瀬戸市で、人口の12.296%が加藤さんです。藤氏の「加」は加賀、「藤」は藤原からきたものといわれる。 加藤氏の初代と思われるのは源頼義に仕えた武士・藤原景道（かげみち／景通とも）で、加賀介（かがのすけ／長官＝守、次官＝介）となったことから加賀の藤原を略して「加藤」を称するようになったという。 ここに、藤原北家利仁（としひと）流加藤氏が誕生しました。

人数：およそ1,021,000人

小林さんが最も多いのが東京で、およそ150,000人、割合が最も高いのが東京都西多摩郡檜原村で、およそ34.237%の人が小林さんだそうです。小林氏の由来と家紋 「小林」は小さな林の意味、集落の近くには防風林や防砂林のような家を守る林があります。 それが地名となり名字の使われたと考えられます。 小林を「おばやし」と呼ぶ地域もあり、それも含めればかなりの地名数になると考えられています。

人数：およそ1,037,000人

中村さんが最も多いのが東京都で、およそ117,000人、割合が最も高いのが沖縄県島尻郡座間味村で、18.791%の人が中村さんといわれています。語源は、小さな村が大きくなると東出村（東村）、西出村（西村）のように分村ができ、このとき本村を中村ということから来ている。 地名も非常に多い。 近年、茨城の土浦の西根と言う場所に土地も学校も中村という所があります。

人数：およそ1,041,000人

山本さんが最も多いのが大阪府でおよそ109,000人、割合でいうと静岡県賀茂郡西伊豆町が最も高く、35.621%が山本さんのようです。山本という苗字は全国各地にある山本という地名に由来します。 山本とは「山のふもと」のことをいい、そういう場所に地名として命名されています。 そして山本地名に住み着いた家が、山本という苗字を名乗りました。 4位田中姓と並ぶ地名名字の代表です。

人数：およそ1,055,000人

渡辺さんが最も多いのは東京都で、およそ136,000人います。また、割合でいうと、山梨県南都留郡鳴沢村のおよそ40.136%が渡辺さんです。「わたなべ」という姓が誕生したのは飛鳥時代。 最初の「わたなべ」は「渡部」という漢字で、“船渡し”（人や物を船で運ぶ仕事）をしていた人たちが名乗った姓とされています。 当時、「部」という漢字は職業を表しており、“船渡し”という職業（部）は「渡部（わたしのべ）」と呼ばれていました。

人数：およそ1,065,000人

伊藤さんが最も多いのは愛知県でおよそ161,000人、割合でいうと愛知県北設楽郡東栄町が最も高く、54.88%が伊藤さんと言われています。伊藤姓は伊勢（いせ＝現在の三重県北中部）の藤原氏という意味で、その祖は佐藤氏と同じ藤原北家・藤原秀郷（ふじわらのひでさと）。 秀郷七代の子孫である尾藤基影（びとうもとかげ）が伊勢守となって、伊勢に来て伊藤氏を称したのが伊藤姓の始まりという。 「伊勢の伊藤は天下の伊藤、伊勢神宮のお膝元」という歌があるほどです。

人数：およそ1,326,000人

田中さんが最も多いのが東京都でおよそ158,000人、割合でいうと秋田県北秋田郡上小阿仁村が最も高く、10.34%が田中さんということです。田中とは一般的に「中央にある田地」のことをいい、そういう土地に地名として命名されました。 そして田中地名に住み着いた家が、田中という名字を名乗ったといわれています。 農耕国家であった我が国には無数ともいえるほどの田中の地名があり、それらの地からさまざまなルーツの田中氏が発祥しています。

人数：およそ1,399,000人

高橋さんが最も多いのは東京都で184,000人、割合でいうと岩手県和賀郡西和賀町の人口のおよそ47%もの人が高橋さんです。高橋という名字は全国各地にある「たかはし」という地名に由来します。 「たかはし」とは「高台の端」や「高い橋」などのことで、そういう場所に地名として命名されました。 そして「たかはし」地名に住み着いた家が、髙橋や高橋という名字を名乗ったといわれています。