人数：およそ288,000人

原田さんが最も多いのが東京都でおよそ26,800人、割合が最も高いのが愛知県北設楽郡設楽町で19.244%が原田さんです。語源は、「原」は野に対して平らな広いところ、「田」は田んぼで一般的に日本の代表的な地形を表しています。

人数：およそ291,000人

三浦さんが最も多いのが宮城県でおよそ28,300人、割合が最も高いのが宮城県本吉郡南三陸町で12.13%が三浦さんです。平安時代後期に、この地域で勢力を振るっていた武士が地名を苗字として名乗り始めたのが由来です。 当時の三浦半島は、相模国・三浦郡と呼ばれていました。 この「浦」という文字は、入り組んだ海岸のこと。 3つの「浦」に囲まれていることから、三浦と呼ばれるようになりました。

人数：およそ291,000人

中野さんが最も多いのが大阪府でおよそ33,200人、割合が最も高いのが岩手県九戸郡野田村で5.906%が中野さんです。語源は、上野・下野に対して中間の野、中心の野という意味から来ています。

人数：およそ293,000人

藤原さんが最も多いのが兵庫県でおよそ44,700人、割合が最も高いのが兵庫県神崎郡神河町で16.677%が藤原さんです。藤原の名は鎌足の生地・大和国高市郡藤原（のちの藤原京地帯、現 橿原市）にちなむ。 通説では、鎌足の子である不比等がその姓を引き継ぎ、以後不比等の流が藤原朝臣と認められたとされる。 他方、この時に与えられた藤原の姓は鎌足一代のものであり、後に改めて鎌足の遺族に藤原朝臣の姓が与えられたとする説もあります。

人数：およそ294,000人

岡本さんが最も多いのが大阪府でおよそ35,100人、割合が最も高いのが兵庫県神崎郡市川町で7.791%が岡本さんです。現愛知県である尾張の岡本氏は、織田、豊臣氏につかえ、諸侯に列せられ下野守となった。 日本全国に多数みられます。 語源は、岡のふもとです。

人数：およそ294,000人

金子さんが最も多いのが東京都でおよそ48,900人、割合が最も高いのが岩手県下閉伊郡普代村4.199%が金子さんです。金子氏は武蔵七党の一つ桓武平氏村山党の一族である。 武蔵国多摩郡村山を領した平頼任（たいらのよりとう）が村山党の祖となり、その孫の村山家範（むらやまいえのり）が入間郡金子に住み、金子を名乗ったのが始まり。です。

人数：およそ305,000人

藤井さんが最も多いのが大阪府でおよそ29,000人、割合が最も高いのが東京都利島村24.88%が藤井さんです。語源は、藤の木のもとに井戸がある所との意味や、藤にゆかりの地の意味がある。 藤居。 藤は、山野に自生する葛のこともあります。

人数：およそ305,000人

西村さんが最も多いのが大阪府でおよそ36,600人、割合が最も高いのが三重県度会郡大紀町で16.587%が西村さんです。西村姓の始まりは、清和源氏義家流新田氏族の新田能重が銃術修行のため鉄砲伝来の大隈国（現・鹿児島県）種子島（たねがしま）に渡り、西村（浦）に住んで家号にしたといわれています。

人数：およそ307,000人

太田さんが最も多いのが愛知県でおよそ33,200人、割合が最も高いのが岩手県下閉伊郡普代村で10.136%が太田さんです。語源は地名から来ており、大きな田などの意味。 古代の大田部の居住地ともされる。 家紋は桔梗、違い鷹などがあります。

人数：およそ309,000人

福田さんが最も多いのが東京都でおよそ32,100人、割合が最も高いのが栃木県日光市6.89%が福田さんです。福田という苗字は、もともとは開墾の難しい「深田」を良田にしたいという願いから「福」という文字を使った呼び方です。

人数：およそ320,000人

斉藤さんが最も多いのが東京都でおよそ37,000人、割合が最も高いのが長野県下水内郡栄村で17.201%が斉藤さんです。藤原氏の一族である藤原叙用（もちのぶ）が、伊勢神宮の近くにあった役所の｢斎宮寮（さいぐうりょう）｣の長官を務めていたことから、｢斎宮寮（さいぐうりょう）の藤原氏｣ということで｢斎藤｣を名乗ったことが始まりだとされています。

人数：およそ323,000人

坂本さんが最も多いのが東京都でおよそ34,500人、割合が最も高いのが東京都西多摩郡檜原村で15.306%が坂本さんです。語源は、坂の「ふもと」、坂の「上り口」とされ、全国に多い苗字のひとつです。

人数：およそ327,000人

青木さんが最も多いのが東京都でおよそ46,500人、割合が最も高いのが神奈川県足柄下郡真鶴町で23.391%が青木さんです。語源は、青い樹木。 緑樹が茂ることは家の繁栄にも例えられ、地名、姓氏ともに多い。 家紋は富士山、蝶、洲浜などがあります。

人数：およそ330,000人

遠藤さんが最も多いのが東京都でおよそ43,200人、割合が最も高いのが福島県双葉郡川内村で14.122%が遠藤さんです。京の都（現在の京都市）から遠い湖（浜名湖）という意味で、遠淡海（とほつあはうみ）。 それが転じて遠江（とおとうみ）。 つまりは浜松市を中心とする静岡県西部エリアのこと。 京の都から近い湖（琵琶湖）が近淡海（ちかつあはうみ）、転じて近江（おうみ）、つまりは今の滋賀県という分けです。

人数：およそ351,000人

村上さんが最も多いのが大阪府でおよそ29,600人、割合が最も高いのが愛媛県越智郡上島町で15.176%が村上さんです。村上帝の四親王の子孫村上天皇の皇子具平親王の子師房にはじまる源氏（村上源氏）という説、現長野県である信濃国更級郡村上郷発祥の族は、清和天皇の子孫で源姓を賜った氏（清和源氏）満快流、頼季流、頼清流という説があります。

人数：およそ366,000人

近藤さんが最も多いのが愛知県でおよそ78,800人、割合が最も高いのが高知県土佐郡大川村で、21.317%が近藤さんです。近藤は佐藤・斎藤と同じく名字に「藤」が付いていることから、出自は藤原氏といわれる。 藤原秀郷の後裔脩行が近江掾となり、やがて土着した。 そして、官名の「近」と藤原の「藤」とを結び付けて近藤太と称したのが近藤氏の始まりです。

人数：およそ368,000人

後藤さんが最も多いのが愛知県でおよそ40,900人、割合が最も高いのが長野県下伊那郡売木村で28.103%が後藤さんです。後藤さんの「後」は後裔（代々血でつながってきた血筋）という意味。 「藤」は藤原氏を指し、「藤原の末裔」を表している。 後藤さんは、藤原家の末裔と言われています。

人数：およそ370,000人

藤田さんが最も多いのが東京都でおよそ32,300人、割合では茨城県久慈郡大子町が夫も高く9.957%が藤田さんです。藤田氏は、小野篁（おののたかむら＝平安時代前期の公卿・文人）の裔（えい）である武蔵七党・猪俣党の出で、藤田政行が藤田郷に拠って藤田五郎と名乗り、その居城を花園城と命名したという。 藤田政行の子・藤田行康は、1184（元暦元）年の一の谷合戦で討死、孫の藤田能兼は1221（承久3）年の承久の乱で活躍しています。

人数：およそ374,000人

長谷川さんが最も多いのが東京都で、およそ44,700人、割合では福島県大沼郡金山町が最も高く14.987%が長谷川さんです。長谷川（はせがわ、はせかわ）氏は、日本の氏族。 大和国（現在の奈良県）を流れる長谷の泊瀬・初瀬川を由来とし、この地域を本拠地としていた一族。 雄略天皇の家臣たちが全国に派遣され、この本拠地の地名にちなんで各地で「長谷川」と名乗ったとされています。

人数：およそ376,000人

岡田さんが最も多いのが東京都でおよそ36,100人で、割合では京都府相楽郡和束町が最も高く8.312%が岡田さんです。語源は、岡（丘）にある田、台地の田で、全国に多い名前です。 家紋は片喰、桐、蛇の目などがあります。

人数：およそ378,000人

前田さんが最も多いのが大阪府でおよそ38,400人、割合では東京都新島村が半数以上の58.447%が前田さんです。語源は、ある特定の構築物などの前にある田をいうことが多い。 昔は寺社が中心で、その前の田は寺社領のため、収穫物は寺社のものとなった。 いわゆる寺田、神田をさす前田です。

人数：およそ393,000人

小川さんが最も多いのが東京都で、およそ50,900人、割合が最も高いのが千葉県山武郡芝山町で8.833%が小川さんです。尾張国知多郡小川（愛知県知多郡東浦町緒川小川一区）を発祥とする小川氏は清和源氏浦野氏族で、源満政の後裔である源（浦野）重遠の子・重房が小河三郎を称したのに始まるという。 この尾張源氏小河（小川）氏から徳川の大名・水野氏が出ている。 愛知県知多郡東浦町緒川には小川城跡もあります。

人数：およそ395,000人

石井さんが最も多いのが東京都でおよそ64,900人、最も割合が高いのが群馬県甘楽郡南牧村で16.992%が石井さんです。語源は、石の多い土地、石を二字に延ばして表現、「井」は井戸の意味もあるが、添え字の傾向が強い。 家紋は蝶、三つ引両、桐などがあります。

人数：およそ398,000人

中島さんが最も多いのが東京都でおよそ45,300人、割合的には長野県南佐久郡南相木村が最も高く、およそ半数の43.863%が中島さんです。関西では「中嶋」と書く「なかじま」も多く、九州では「なかしま」と濁らないこともあります。 中島氏の由来と家紋 中島は｢池・川などの中にある島｣を意味します。 川の中州にある集落に住んでいたとも考えられます。 また「シマ」は一定区域を表す村落をも意味します。