
世界の地震16選!規模や被害ランキング【2025最新版】
日本に甚大な被害をもたらした東日本大震災から早くも10年以上の時が経ちましたが、この地震を超える世界の地震とはどのような規模や被害だったのでしょうか。今回は、世界で起きた地震をランキング形式で紹介します。
8位:アリューシャン地震(アメリカ・アラスカ)
7位:2010年チリ地震(チリ)

ビオビオ州南部のティルア沿岸では津波の高さが30メートル以上を記録
2010年チリ地震は、チリ中部沿岸で2010年2月27日に発生した大地震です。地震の規模は、USGS(アメリカ地質調査所)によれば、モーメントマグニチュード8.8で、1900年以降、チリでは1960年5月のチリ地震に次ぐ規模、世界でも発生当時では5番目の規模の地震となりました。この地震による被害は、死者802人、さらにCNNによるとサンティアゴで大規模な停電が発生。チリ・ペルーなどでは津波警報が発表された。チリ・カトリック大学とユネスコの合同現地調査によれば、ビオビオ州南部のティルア沿岸では津波の高さが30メートル以上に達していた事が明らかになっています。
6位:エクアドル・コロンビア地震(エクアドル)
5位:カムチャッカ地震(ロシア)
4位:東北地方太平洋沖地震(日本)

日本における第二次世界大戦後最悪の自然災害
東北地方太平洋沖地震は、2011年3月11日に日本の三陸沖の太平洋を震源として発生した超巨大地震です。気象庁によると、地震の規模は Mw 9.0で、国内観測史上最大規模となりました。また宮城・栗原市で最大震度7が観測された。震度7が記録されたのは、1995年阪神大震災・2004年新潟中越地震以来、観測史上3回目で、本震とそれに伴う大津波、その後の余震は東北から関東にかけての東日本一帯に甚大な被害をもたらしました。18,423人の死者・行方不明者を出し、災害関連死を含めると計約2万2千人となっており、日本における第二次世界大戦後最悪の自然災害と言われています。
3位:スマトラ島沖地震(インドネシア)

別名『インド洋大津波』
2004年スマトラ島沖地震は、2004年12月26日、インドネシア西部、スマトラ島北西沖のインド洋で発生したマグニチュード9.1の地震です。この地震におけるマグニチュード9.1は、1900年以降でチリ地震、アラスカ地震に次いで3番目に大きい規模で、これはモーメントマグニチュードの指標であり、ハイチ地震(Mw7.0)の約1,400倍、2003年十勝沖地震(Mw8.0)の約40倍、東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)の約1.4倍に相当するエネルギーといわれています。また、インド洋に面した各国の沿岸部で大津波による甚大な人的被害・物的被害が大きかったことから、別名として『インド洋大津波』と呼ばれることもあります。
発生日:1965年2月4日
規模:モーメントマグニチュード8.7
津波:10.7m
地震の種類:海溝型地震
被害額:1万ドル
被害地域:アメリカ合衆国アラスカ州