
世界の地震16選!規模や被害ランキング【2025最新版】
日本に甚大な被害をもたらした東日本大震災から早くも10年以上の時が経ちましたが、この地震を超える世界の地震とはどのような規模や被害だったのでしょうか。今回は、世界で起きた地震をランキング形式で紹介します。
世界で起きた地震 規模や被害ランキングTOP16
16位:南スマトラ地震(インドネシア)
15位:バンダ海地震(インドネシア)

バンダ海プレートの地震の中では最も規模が大きかった地震
バンダ海は、太平洋西部にある海で、バンダ海プレートが存在しています。このバンダ海プレートは、スラウェシ島の一部、セラム島全域、バンダ諸島が含まれ、東の方角から時計回りに、西部ニューギニア島のバーズヘッドプレート、オーストラリアプレート、ティモールプレート、スンダプレート、モルッカ海衝突帯(モルッカ海プレート)と接しています。西側は収束型境界で、主に西スラウェシ島の山脈の形成に寄与したと考えられており、また、東側のセラム島および南側のティモールプレートとの境界上に沈み込み帯が存在しています。小規模な地溝もスラウェシの中央に存在し、地震活動も活発で、多くの火山や巨大地震も発生しており、1938年のバンダ海地震はマグニチュード8.5で、最も規模が大きかった地震でした。
14位:カムチャッカ地震(ロシア)
13位:バエナル地震(チリ・アルゼンチン)
12位:択捉島沖地震
11位:スマトラ島北部地震(インドネシア)

多くの建物が倒壊
スマトラ島北部地震は、2005年3月28日にスマトラ島沖で発生した地震です。2004年12月26日のスマトラ島沖地震の発生によりプレートにかかっていた圧力が開放され、代わりにプレートの他の部分へ圧力がかかったために、もともとあった断層に歪(ひず)みが溜まり起こった、云わばスマトラ島沖地震が引き金になった地震ではないかと見られています。同国スマトラ島の西150kmほどに位置するニアス島は震源から数10kmと近かったため、多くの建物が倒壊し、同島東岸の都市では、建物の大半が倒壊し、多数の火災が発生、さらに、世界中で揺れを観測し、東南アジア西部では大きな揺れだったことから、インドネシア以外の地域では、津波から逃れようと多くの人々が道にあふれ出し、交通事故が多数起こったそうです。
発生日:2007年9月12日
震央: インドネシア スマトラ島ブンクル南西沖130km
震源の深さ:34 km
規模:モーメントマグニチュード8.5
震源の深さ:34 km
規模:モーメントマグニチュード8.5
津波:インドネシア・ブンクル州北部 5m以上
地震の種類:海溝型地震
死傷者数:死者17人以上
被害地域:インドネシア スマトラ島周辺