
日本が関与した戦争40選・有名ランキング【2025最新版】
これまで日本を舞台にした戦争をはじめ、海外に侵攻するなど日本が関与した戦争も複数あります。そこで今回は、日本が関与した戦争を有名順にランキング形式で紹介します。
17位:仏印進駐
16位:インドネシア独立戦争
15位:オーシャン・シールド作戦
14位:マスタードム作戦

インドシナ戦争
1945年から1946年にかけて行われたベトナムでの戦闘は、イギリス側の作戦名マスタードム作戦、あるいは北ベトナム側の呼称南部抗戦として知られています。第二次世界大戦後、日本の降伏を受けてインドシナ半島には政治的空白が生じていました。英印軍とフランス軍によるタスクフォースおよび現地に残留していた旧日本陸軍南方軍所属将兵は、インドシナ半島の支配を巡って共産主義勢力ベトミンと対峙しました。およそ45年間も続くことになるインドシナ戦争は、20世紀末を通じて世界的な注目を集めます。主にフランスによって戦われた1945年から1954年までの戦争、アメリカ合衆国の介入(ベトナム戦争)を経て1973年まで行われた戦争、1978年に行われたベトナムのカンボジア侵攻(カンボジア・ベトナム戦争)に端を発する戦争はそれぞれ第一次、第二次、第三次インドシナ戦争と呼ばれました。
13位:下関戦争
12位:島原の乱
11位:満州事変
10位:シベリア出兵

「革命軍によって囚われたチェコ軍団を救出する」を名目にシベリアに共同出兵
シベリア出兵とは、1918年から1922年までの間に、第一次世界大戦の連合国(イギリス・日本・フランス・イタリア・アメリカ・カナダ・中華民国)が「革命軍によって囚われたチェコ軍団を救出する」を名目にシベリアに共同出兵した、ロシア革命に対する干渉戦争の一つです。共産主義の封じ込めという目的のほかに帝政時代の外債と、露亜銀行などのさまざまな外資を保全する狙いもありました。日本は8月12日のウラジオストク上陸以来、増兵を繰り返して協定兵力を大きく超える兵力7万3,000人を派兵。ハバロフスクや東シベリア一帯を占領したが、日本の反ボルシェヴィキ政権樹立工作は酷寒とパルチザンの抵抗にあって不成功に終わりました。
義和団の乱は、1900年(1899年)に起こった、清朝末期の動乱です。「扶清滅洋」を叫ぶ宗教的秘密結社義和拳教による排外主義の運動が展開されましたが、1900年(光緒26年)に清国の西太后がこの叛乱を支持して6月21日に欧米列国に宣戦布告したため国家間戦争となりました。しかし、宣戦布告後2か月も経たないうちに、北京の公使館員や居留民保護のため8ヶ国連合軍が北京に進出し、大日本帝国が中でも最大の兵力8000人を投入しました。