
マクロスシリーズ歴代人気作品ランキング16選【2025最新版】
21世紀の銀河系宇宙を舞台としたSF・ロボットアニメのマクロスシリーズ。今回はそんなマクロスシリーズの作品を歴代人気順にランキング形式で紹介します。
9位:マクロス ダイナマイト7
8位:マクロスプラス

敵としての「歌」が描かれた異色作
本作は『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の監督を務めた河森正治を中心に、マクロスの後継作としてテレビアニメ『マクロス7』と並行して企画・制作された作品で、「第三次世界大戦を舞台に、最後の有人戦闘機で一騎討ちを果たす2人のパイロット」という原案を、マクロス世界に移して作品化したものです。本作は作品世界の時系列上第1作『超時空要塞マクロス』を直近とする続編シリーズ作品であり、「マクロスシティ」「私の彼はパイロット」「VF-1Jバルキリー」「ロイ・フォッカー勲章」などといった第1作由来の様々な事象が登場し、直接の続編であることが強調されています。
その一方、他のシリーズ作品が女性2名と男性1名で主要キャラクターの三角関係を描いているのに対し、本作は逆に男性2名と女性1名のそれを描いており、『SFアニメがおもしろい 機動戦士ガンダムから新世紀エヴァンゲリオンまで』における解説では、「チャゲアスやドリカムが主題歌を歌うトレンディドラマのよう」なロボットアニメと評されています。また、やはりシリーズの他作品では「歌」という文化が戦争や暴力に打ち勝つ万能の力として描かれているのに対し、本作では敵としての「歌」が描かれており、この点も異色といえます。
原作 河森正治
監督 アミノテツロー
シリーズ構成 河森正治
脚本 富田祐弘
キャラクターデザイン 新羽こういちろう
メカニックデザイン 河森正治
アニメーション制作 葦プロダクション
製作 ビックウエスト、バンダイビジュアル
毎日放送、小学館
発表期間 1997年12月18日 - 1998年7月25日
話数 全4話