
世界の火山噴火20選!危険度ランキング【2025最新版】
火山噴火が発生すると、大きな噴石・火砕・火山灰・火山ガスなどを伴い、生命に対する危険性が高まりますが、世界にはその危険な火山がいたるところに潜んでいます。今回は世界の火山噴火を危険度順にランキング形式で紹介します。
4位:阿蘇山

火山灰は北海道、韓国にまで達した
阿蘇山は、九州中央部、熊本県阿蘇地方に位置する火山で、カルデラを伴う大型の複成火山であり、危険な活火山です。2009年(平成21年)10月には、カルデラ内外の地域で、巨大噴火の歴史と生きた火口を体感できる「阿蘇ジオパーク」として日本ジオパーク、世界ジオパークに認定されています。阿蘇山では、約27万年前から9万年前までに巨大なカルデラ噴火が起きており、火災流は九州全土を襲ったとされ、現在の研究で火山灰は北海道、韓国にまで達したそうです。平均して6000年に一度噴火しており、最近では7300年発生していないため、いつ噴火してもおかしくない危険な火山と言われています。
3位:フレグレイ平野
2位:アポヤケ山
1位:硫黄島

上海や香港を含む中国沿岸部に大きな影響を与えるほどの大津波(高さ約25mと予想)を引き起こす
世界でもっとも危険な火山噴火は日本の硫黄島と言われています。小笠原諸島の南端にある島で、第二次世界大戦の【硫黄島の戦い】で世界的に有名になった島でもあります。硫黄島は、マグマの下にある大きなマグマ溜まりの影響で、4年に1mの割合で隆起が起こり続け、1945年(米軍が上陸した海岸当時)は海岸から17メートル上にあったのに対し、2015年度は約20メートル高くなっています。7300年前の薩摩硫黄島の鬼界カルデラ噴火では、火山灰が東北地方まで飛び散り甚大な被害を出しました。また、日本のみならず上海や香港を含む中国沿岸部に大きな影響を与えるほどの大津波(高さ約25mと予想)を引き起こすと推測されています。
まとめ
ここまで世界の火山噴火 危険度ランキングを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。1位は、日本の硫黄島でした。今後の火山活動に十分注意することが求められます。
標高: 2,596 m
最高峰: オリサバ山
所在地: メキシコ