ガレラス山は、コロンビアのパスト近郊に位置する火山で、100万年以上前から活火山であったと考えられてます。最近5,000 年以内に、最低6回の規模の大きな噴火を繰り返しており、1993年の噴火では9名の死者を出しています。2006年7月12日の噴火では、8kmに渡って火山灰を降らせ、政府は近郊の住民8,500名以上の避難を命令を出しています。

標高 2,460 m
所在地 インドネシア北スマトラ州カロ県
位置 北緯3度10分12秒 東経98度23分31秒座標: 北緯3度10分12秒 東経98度23分31秒
種類 成層火山
最新噴火 2018年

シナブン山は、インドネシア北スマトラ州カロ県のブラスタギ近郊にある標高2,460mの活火山で、世界最大のカルデラ湖であるトバ湖の北40kmにあり、安山岩・デイサイトを噴出しました。2014年2月1日には火砕流によって住民16名が犠牲となり、2016年にも死者が出ています。

最新の噴火： 2021年
標高： 3,470 m
山脈： ヴィルンガ山地
最新噴火： 2021年5月22日
種類： 成層火山

ニーラゴンゴ山は、アフリカ中部、コンゴ民主共和国東境部にある活火山で、1977年1月10日に噴火を起こし、大量の溶岩が麓の集落を飲み込んで約70人が死亡、また、2007年には観光に来ていた香港の女性一名が火口に転落して死亡しています。最近では、2021年5月22日に大規模な噴火を起こし、溶岩はゴマの空港に到達、約40万人が避難するなど、危険な火山として知られています。

標高 1,731 m
所在地 インドネシア 東ジャワ州
位置 南緯7度55分48秒 東経112度18分29秒座標: 南緯7度55分48秒 東経112度18分29秒
種類 成層火山
最新噴火 2014年（継続中）

ケルート山は、インドネシアのジャワ島の東ジャワ州にある火山で、環太平洋火山帯にある多くのインドネシアの火山やその他の火山のように、 ケルート山はその歴史を通して大規模な爆発的噴火をしたことで知られています。西暦1000年以降に30回以上の噴火が起き、15,000人以上の死者をだしているといわれています。

標高 2,463 m
所在地 フィリピンの旗 フィリピン
ビコル地方アルバイ州
位置 北緯13度15分24秒 東経123度41分06秒座標: 北緯13度15分24秒 東経123度41分06秒
種類 成層火山

マヨン山はフィリピン共和国のルソン島南部、ビコル地方アルバイ州にある火山で、地元では富士山よりも美しいといわれており、かつて日系人移民からは「ルソン富士」と呼ばれていました。マヨン山は17世紀から21世紀初頭までの400年に50回も噴火しており、危険な火山として知られています。ハザードマップが作成され、火砕流などの恐れのある場所は土地の利用規制が行われていますが、現地は貧しく、危険地帯として指定された場所で耕作せざるを得ない危険な状況が続いています。

山の種類 複合火山
火山弧/帯 マコロド断裂帯
最新の噴火 2020年1月12日

タール火山は、フィリピンのルソン島にある複合火山で、フィリピンの首都マニラ市の南方約60kmのバタンガス州に位置しています。史上34回の噴火歴があり、フィリピンで2番目に活発な火山です。この火山のすぐ近くには首都マニラをふくむ人口密集地域があることから、非常に恐れられている火山とされています。

標高： 4,040 m
最新の噴火： 2012年2月3日
初登頂： 1840年
最新噴火： 2012年

カメルーン山は、カメルーンの活火山で、最近では2012年2月3日に噴火しています。アフリカ大陸で最も大きい火山の1つで、記録に残っている最古の火山活動は、紀元前5世紀に起こったものでカルタゴの海洋探検家ハンノが観測しています。1922年の南西面での噴火においては、発生した溶岩流が大西洋にまで達しています。カメルーン共和国最大の都市でリトラル州の州都である人口約250万人のドゥアラと、人口は約12万人のカメルーンの南西州の州都ブエアに甚大な被害をもたらすと言われています。

標高： 3,031 m
最新の噴火： 2019年6月13日
最新噴火： 2018年
種類： 成層火山

アグン山とは、バリ島の北東部に位置する成層火山で、標高は3,014mで同島で最も高く、国内に14座ある3000ｍ級の火山のうち11位の高山です。1963年から1964年にかけて20世紀で世界最大規模の噴火の一つを起し、千名を越える死者を出しました。噴火した場合、最も高く影響をうけるのはバリと言われています。