
有名な出版社ランキングTOP100【2025最新版】
本にはビジネス書や小説、漫画、辞典、雑誌など様々なジャンルがありますが、それらを刊行する出版社で最も有名な出版社はどこか気になりませんか。そこで今回は出版社を有名順にランキング形式で紹介します。

25位:南江堂
設立日:1879年2月
代表者:代表取締役社長 小立鉦彦
本社所在地:東京都文京区本郷三丁目42番6号
資本金:2,500万円
従業員数:114名
主な出版物:
臨床雑誌外科(月刊)、胸部外科(月刊)、臨床雑誌整形外科(月刊)など
南江堂は、1879年(明治12年)に創業した医学系出版社で、現存する出版社としては5本の指に入る歴史の深さを誇ります。創業以来、「文化的意義の深い出版事業を通して、社会に貢献する」という理念のもと、医学・薬学・看護学・生物学・化学・栄養学の専門図書を刊行。 現在は年間約100点におよぶ新刊書籍のほか、月刊誌として臨床雑誌『内科』、臨床雑誌『外科』、臨床雑誌『整形外科』『胸部外科』、隔月刊誌として『がん看護』を発行しています。 また、医学の洋書・洋雑誌の輸入販売では、世界各国の出版社とネットワークを築いています。

22位:ポプラ社
資本金: 3050万円
設立: 1947年
代表者: 代表取締役 千葉均
本社所在地: 東京都千代田区麹町4-2-6; 住友不動産麹町ファーストビル8・9階
従業員数: 173名
主な出版物:
総合百科事典ポプラディア、ポプラ文庫、ポプラカラフル文庫など
元偕成社の、編集長の久保田忠夫、営業担当の田中治夫らが独立して創業、長きに渡り、山中峯太郎の〈名探偵ホームズ全集・全20巻・絶版〉、南洋一郎の〈怪盗ルパン全集・全30巻〉、江戸川乱歩の〈少年探偵江戸川乱歩全集・全46巻、後半20巻は乱歩の大人向け作品を乱歩の弟子が子供向けに書き直したもの〉、那須正幹の〈ズッコケ三人組〉シリーズや原ゆたかの〈かいけつゾロリ〉シリーズ、ポプラ社文庫などの児童書を専門に出版してきましたが、近年では成人を対象とした書籍にも幅を広げ、成功を収めています。

18位:日経BPマーケティング
本社所在地:東京都港区虎ノ門4丁目3番12号
設立:1969年4月5日
資本金:4億円
売上高:368億円
従業員数:765人
主な出版物:
日経文庫、日経プレミアシリーズ、日経ビジネス人文庫など
ビジネス情報誌「日経ビジネス」を始め、ビジネス・IT・医療・電子・機械・土木・建築・サービスなど、あらゆる分野の情報誌を、出版取次や書店を通さない読者直販誌で発行する他、「日経ビジネスアソシエ」「日経エンタテインメント!」など書店販売の雑誌や書籍の発行、総合ニュースサイト「nikkei BPnet」技術系総合情報サイト「日経 xTECH」「nikkei TRENDYnet」など、各種ウェブサイトの運営、「東京ゲームショウ(共催)」などの各種展示会の開催などを行っています。

13位:幻冬舎
創設者: 見城 徹
設立: 1993年
従業員数: 81名
本部所在地: 東京都
資本金: 1億円
主な出版物:
GINGER、GOETHE、13歳のハローワーク(村上龍)、弟(石原慎太郎)、1リットルの涙木藤亜也など
角川書店の編集者であった見城徹が、当時の社長・角川春樹のコカイン密輸事件をきっかけに退社し、仲間5人と1993年11月12日に設立した出版社です。1994年3月25日、初の単行本6点を出版。創業したばかりの出版社であるにも関わらず、五木寛之、北方謙三、篠山紀信、村上龍、山田詠美、吉本ばなな、という人気作家揃いの内容で話題に。事業は書籍・文庫が主体ですが、月刊誌・季刊誌も発売。系列子会社発行・幻冬舎発売の出版物も数多くあります。

12位:朝日新聞出版
設立日:2008年4月1日
本社所在地:東京都中央区築地五丁目3-2
資本金:8,000万円
売上高:110億円
従業員数:215名
主な出版物:
AERA、アサヒカメラ、ワールドサッカーキング、週刊朝日など
朝日新聞出版とは、2008年4月1日に、朝日新聞社出版本部を分社して設立された日本の出版社です。これまでの朝日新聞社が発行してきた雑誌・書籍、また2007年9月に廃業した旧朝日ソノラマの出版物を発行しています。「週刊朝日」は現在発行されている総合週刊誌の中では最も古く、1922年(大正11年)に創刊されました。「AERA」は、「ライバルは朝日新聞」というキャッチフレーズで1988年に創刊、ビジネスパーソン、とりわけ女性の支持を得ています。

11位:有斐閣
本社所在地: 東京都千代田区神田神保町二丁目17番地
設立: 1877年
売上高: 43億円
従業員数: 100
主な出版物:
法律学全集、注釈民法、ジュリスト、判例百選シリーズなど
現在では、社会科学(特に法学、経済学)と、人文科学の大学向け教科書や、各年度版の六法全書、人文社会系の一般教養書の出版を主な業務としています。マスコットキャラクターとして「ろけっとぽっぽー」(鳩)がおり、Twitterをはじめ、書店店頭のPOPなど、新刊アピールに活用されているほか、2019年3月刊行の『法学学習Q&A』『地域から考える環境と経済』に登場し、活躍の場を広げています。また、2017年には自社の社章をゆるキャラ化した「シッシー」と「ワッシー」も誕生。『判例の読み方』で展開される個性溢れる発言が人気を博し、同社グッズなどにも使われています。

10位:N H K出版
設立: 1931年6月1日
本社所在地:東京都渋谷区宇田川町41番1号
資本金:6480万円
売上高:135億8752万9000円
従業員数:217人
主な出版物:
きょうの料理、囲碁口座、基礎英語、大河ドラマガイドなど
NHK出版は、1931年(昭和6年)に設立された日本の出版社で、主にNHKラジオ第2放送で放送される教育番組用のテキストを出版しています。文芸書も、大河ドラマや連続テレビ小説など、ドラマのノベライズ小説を中心に、オリジナルの現代・時代小説を刊行しており、1995年には、梁石日『夜を賭けて』が第113回直木賞候補となったほか、近年では阿部智里『発現』、伊坂幸太郎『クジラアタマの王様』などを刊行しています。

5位:宝島社
本社所在地:東京都千代田区一番町25番地
従業員数: 212
設立: 1971年9月22日
資本金: 3億9千万円
代表者: 蓮見清一
主な出版物:
smart、GLOW、sweet、SPRiNGなど
1988年から別冊宝島として開始した「このミステリーがすごい!」が人気を呼び、現在はそれを含め「このアニメがすごい!」や「このマンガがすごい!」、「このライトノベルがすごい!」といった人気ムック、娯楽雑誌、ファッション雑誌などの発行を行っています。2002年からは公募新人賞である「このミステリーがすごい!大賞」を開始して文芸出版にも進出。同賞からは『四日間の奇蹟』や『チーム・バチスタの栄光』といったヒット作を送り出しています。

3位:小学館
売上高: 943億1600万円
本部所在地: 東京都 千代田区
創設者: 相賀武夫
設立: 1922年8月8日, 東京都
従業員数: 728
主な出版物:
「コロコロコミック」「少年サンデー」「週刊ポスト」「女性セブン」「CanCam」など
特に学年別学習雑誌は長らく小学館の顔的存在として刊行され続けてきましたが、「出版不況」や児童の減少と嗜好の多様化のあおりを受け、2000年代から2010年代にかけて相次いで休刊され、2017年以降、月1回発売されているのは『小学一年生』のみとなっています。1926年に娯楽誌出版部門を集英社として独立させたましたが、太平洋戦争後は娯楽図書出版に再進出し、総合出版社へ発展しました。
設立: 1946年11月3日
売上高: 145億
従業員数:308人
主な出版物:
PHP新書、PHP文庫、月刊PHP
PHP研究所は、パナソニックの創業者である松下幸之助によって創設され、出版を主体とした事業を展開しています。年間の出版点数は600点を越え、出版社別の年間発行点数ランキングでは常時トップ10入り。月刊誌から単行本、PHP文庫、PHP新書など数多くのラインアップを持ち、内容も多岐に渡っており、一般書では概して保守的な内容のものや精神論的なものが目立ちます。