
日本の殺人事件の死者数ランキングTOP50【2025最新版】
治安がいいと言われる日本においても歴史に残るような大量殺人事件は多数発生しています。そこで今回は日本の殺人事件を死者数順にランキング形式で紹介します。

実母が虐待死を受けたと逆恨み
和歌山一家8人殺害事件は、第二次世界大戦終結直後に発生した大量殺人事件で、犯人は死刑が確定しましたが恩赦で減刑され、後に出獄しています。容疑者は中国戦線や北海道を転戦していましたが、その間に和歌山県和歌山市で暮らしていた実母が1940年に死去。実母はAより15歳年長の兄一家と暮らしていましたが、実母の死因は兄嫁から虐待される「姑いじめ」による虐待死と疑い、復讐に及びました。
1946年1月29日深夜、手斧とノミを用意し、兄(当時42歳)と兄嫁(当時41歳)の夫婦を殺害した後、兄夫婦の子供については「両親がいなくなって不憫」という考えから、16歳と13歳と7歳と3歳の男児および14歳と10歳の女児の計6人の子供を殺害しました。
北海道音江村一家8人殺害事件は、1948年3月31日、北海道空知郡音江村(現:深川市音江町)で発生した大量殺人事件です。農家の男性(当時39歳)が自宅から数 km離れた場所に住む一家8人(夫婦と子供6人)を斧で撲殺したとして、強盗殺人罪に問われました。しかし証拠不十分のため、被告人の男性は1949年(昭和24年)6月22日に旭川地裁で無罪判決を言い渡され、事件は迷宮入りしてしまいました。