
日本の殺人事件の死者数ランキングTOP50【2025最新版】
治安がいいと言われる日本においても歴史に残るような大量殺人事件は多数発生しています。そこで今回は日本の殺人事件を死者数順にランキング形式で紹介します。

推理作家の松本清張によって小説化
1946年5月4日未明、栃木県中禅寺湖畔の上都賀郡日光町中宮祠の旅館から出火し周囲を含めて6棟が全焼。旅館の焼け跡から経営者のHと妻、Hの義父とHの三男、次女、三女の6人の焼死体が発見された。6人が寝床に入ったままの状態で死亡していたばかりか後頭部を切られた跡があるなど、他殺と思われる不審な点もあったにも関わらず、日光警察署は無理心中と結論づけて被疑者死亡として捜査を打ち切りました。
しかし、事件の真相は当日投宿していた在日朝鮮人のAとBが帳場に盗みに入ったところを家族に発見されたため、旅館の台所にあった包丁で一家6人を刺殺、現金400円と小切手480円と背広などを奪い放火して逃亡したというものでした。推理作家の松本清張は、『別冊週刊朝日』1958年4月号でこの事件を題材にした短編「日光中宮祠事件」を発表し、1959年12月8日に殿山泰司、冨田浩太郎主演でテレビドラマ化された有名な事件です。

日本にとどまらず、世界各国にも大きな衝撃
2008年6月8日午後0時30頃、千代田区外神田のJR秋葉原駅近くで事件発生。2tトラックが歩行者天国となっていた横断歩道に突っ込み、通行人を5人を撥ねた。さらにその後、車から降りた容疑者が持っていたダガーナイフで次々と通行人を殺傷。この事件により7人が死亡、10人が重軽傷を負う大惨事となりました。この戦後最大級の通り魔事件は、発生から逮捕による収束まで数分程度の短いものでしたが、日本にとどまらず、世界各国にも大きな衝撃を与えました。通行人による最新のカメラ付き携帯での写真や映像は、過去に類を見ない悲惨な映像を大量に残し、その後この事件を真似た事件が発生しています。
日付:1959年
死者:6人