
日本の廃墟ランキング有名100選【2025最新版】
かつては多くの人が利用して栄えたホテルや学校など様々な施設や生活が営まれていた集落など、現在はノスタルジックな雰囲気を醸し出す廃墟は無数に点在しています。今回は、日本の廃墟を有名順にランキング形式で紹介します。

8位:上北山村立東ノ川小中学校
所在地 奈良県吉野郡上北山村西原498-1
上北山村立東ノ川小中学校(かみきたやまそんりつ ひがしのかわしょうちゅうがっこう)は奈良県上北山村西原(東ノ川)にあった小中学校で、1964年、従来の校地が熊野川電源開発計画による坂本ダムの竣工に伴い水没するため、ダム建設補償により移転し、当時としては画期的な鉄筋コンクリート構造の二階建て校舎が建てられました。
しかし、集落群のダム湖への水没や、海外からの輸入材解禁などによる林業衰退によって急激な人口流出が発生したことで、児童・生徒がゼロの事態が続き、5年後の1969年(昭和44年)には休校となりました。東の川簡易郵便局への道中にあるため、郵趣家、郵便局巡り愛好者や、酷道愛好者、廃村愛好者などにとって有名なスポットとなりました。

3位:ガリバー王国
所在地 山梨県西八代郡上九一色村富士ケ嶺2-4
ガリバー王国は、かつて山梨県西八代郡上九一色村(現在の南都留郡富士河口湖町)に存在したアミューズメントエコロジーテーマパークで、1997年(平成9年)7月26日に開園しました。開園当初からオウム真理教のサティアンがあった富士ケ嶺地区に立地したことで風評懸念があることに加え、公共交通機関でのアクセスに難があったこと、テーマの指向性は違っていたものの近隣の富士急ハイランドと競合状態を作り出したことにより来園者が伸び悩み、1999年10月28日限りで閉鎖。跡地は廃墟となり、2005年3月4日に発売されたオリジナルビデオ『ほんとにあった! 呪いのビデオ 15』の第10話「ニューロシス」では、閉鎖後の当園がロケ地として使用されました。
所在地 東京都港区白金台4-6-1
国立公衆衛生院は建築家内田祥三により設計され、1938年(昭和13年)に竣工された建物で、白金台の高台に位置し、建物の高さと併せ、広範囲から視認することができました。昭和57年、日本建築学会によって、典型的な近代建築として選定され、保存に努めるよう要請されています。