
平成の有名な事件ランキングTOP20【2025最新版】
およそ60年という長い昭和の時代に比べて、平成はその半分の30年と短い時代でしたが、振り返るとそこには様々な有名な重大事件が発生しました。そこで今回は、平成の有名な事件ランキングTOP20を紹介します。
4位:秋葉原無差別殺傷事件

自暴自棄になり無差別テロを犯す
2008年6月8日、東京都千代田区外神田四丁目の神田明神通りと中央通りが交わる交差点で、元自動車工場派遣社員の加藤智大の運転する2トントラックが西側の神田明神下交差点方面から東に向かい、中央通りとの交差点の赤信号を無視して突入、青信号を横断中の歩行者5人を撥ね飛ばします。トラックを運転していた加藤はそのまま車を降り、道路に倒れこむ被害者の救護にかけつけた通行人・警察官ら17人を所持していたダガーで立て続けに殺傷、7人が死亡、10人が重軽傷を負いました。その後、マツダ本社工場連続殺傷事件、宇都宮市連続爆発事件の容疑者は、本事件のやり方を参考にしたと供述しているようです。
3位:世田谷一家殺害事件

ミステリー殺人事件
2000年(平成12年)12月30日23時ごろから翌31日の未明にかけて、東京都世田谷区上祖師谷3丁目の会社員宅で、父親(当時44歳)・母親(当時41歳)・長女(当時8歳)・長男(当時6歳)の4人が殺害されました。隣に住む母親の実母が31日の午前10時40分すぎに発見し、事件が発覚しました。この事件は、20世紀最後の日に発覚した、大晦日に差しかかろうとする年の瀬の犯行だったこと、犯人の指紋・血痕など個人を特定可能なものや靴の跡(足跡)のほか数多くの遺留品を残している点、子どもまでもめった刺しにする残忍な犯行、さらに殺害後に長時間現場に留まった可能性が指摘され[注 1]、パソコンを触ったりアイスクリームを食べたりするなどの犯人の異常な行動、これらの多くの事柄が明らかになっていながら、犯人の特定に至っていないことでも注目される未解決事件です。
2位:東日本大震災

第二次世界大戦後最悪の自然災害
東日本大震災は、2011年(平成23年)3月11日(金)14時46分に、日本の三陸沖の太平洋を震源として発生した超巨大地震です。地震の規模はマグニチュード (Mw) 9.0から9.1で、日本の観測史上最大規模だった。また宮城県栗原市で最大震度7が観測された。気象庁により震度7が記録されたのは、1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)、2004年の新潟県中越地震以来、観測史上3回目です。本震の地震動とそれに伴う津波、およびその後の余震は東北から関東にかけての東日本一帯に甚大な被害をもたらした。死者・行方不明者数は約1万8千人で、災害関連死を含めると計約2万2千人となっており、日本における第二次世界大戦後最悪の自然災害と言われています。
1位:オウム真理教事件

教団と敵対する人物の殺害や無差別テロを実行
オウム真理教の教祖である麻原彰晃(本名・松本智津夫)が、宗教を隠れ蓑に日本を乗っ取って、自らその王として君臨するという野望を抱き、それを現実化せんとする過程で、世界各国での軍事訓練や軍事ヘリの調達、自動小銃の密造や化学兵器の生産を行い武装化し、教団と敵対する人物の殺害や無差別テロを実行した一連の事件をさします。29人が死亡し(殺人26名、逮捕監禁致死1名、殺人未遂2名)負傷者は6000人を超えました。教団内でも判明しているだけでも5名が殺害され、死者・行方不明者は30名を超えます。社会に与えた影響などから、平成26年に警視庁の行ったアンケートで「警視庁140年の十大事件」一位とされている有名な事件です。
まとめ
ここまで平成の有名な事件ランキングTOP20を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。1位のオウム真理教事件は、日本乗っ取りを企んだ過去に例のない凶悪犯罪でした。このような事件が二度と起こらないことを願うばかりです。
日付
1997年2月10日(第一の事件)
1997年3月16日(第二の事件)
1997年5月24日(第三の事件)
場所 兵庫県神戸市須磨区
内容 少年による連続殺傷事件
死亡者 2名
負傷者 3名
犯人 当時14歳の中学生