支那（シナ）は、中国をさす言葉で、外国人が中国を呼ぶ用語として、それなりの歴史的根拠をもっていますが、問題は、それが、戦前・戦中、日本の中国侵略と結びついて、中国にたいする侮蔑（ぶべつ）語として使用されたことであり、中国国民はこの呼称を拒否しています。

三国人は、言い換えると中国人、韓国人のことで、第二次大戦中から終戦後にかけ、日米両国に対し中国韓国を第三者として「三国」と呼称したことから差別用語とされています。

中世日本の代表的な被差別民の一種で、平安時代の『左経記』長和5年（1016年）正月2日の記述から、当時、死んだ牛の皮革を剥ぐ「河原人」がいたことが知られています。

「えた」とは、日本において中世以前から見られる身分制度の身分のひとつで、特に江戸期、非人とともに被差別階級とされました。これは最も衝撃的な放送禁止用語とされ、生放送で仮に使われた日には間違いなく大問題になります。