趙国将軍で、秦国が韓国へ侵攻している隙を突いて大軍を率いて秦国の馬央へ侵攻します。趙荘は軍師として参軍するが、大軍を指揮出来ない総大将で三大天・龐煖に代わって大将代理を務めました。

黒桜は桓騎軍の副官の一人で、桓騎軍唯一の女性幹部で、五千人将です。黒羊丘の戦いでは、一瞬にして弓矢で4名位を討ち、かなり上級の弓使いとして知られています。

カタリはメラ族の族長で、大切な食料を焼かれた壁にも敬意を払い、憤慨する他の山の民とは異なる人格者である事が分かります。メラ族の戦士から「カタリハ強クテ優シイ”太陽”ダッタ」と言われるなど、その人望は人並み外れていたことがわかります。

初期の飛信隊メンバーで、信には「剣術バカ」と呼ばれるほどの達人です。経験の多さから人を見ると強さを察する特殊な能力を持ち、初見で信を認めています。

田里弥（でんりみ）は塩系の容姿に細長い目、細長い顎髭が特徴のキャラクターであり、鄴攻略編で王翦軍の第三将として登場します。武勇よりも知略を駆使した将軍であり、臨機応変な戦い方を得意としています。その頭脳の高さから田里弥（でんりみ）は王翦軍の中で｢最賢｣と評されています。

玉鳳隊所属の千人将で元は王翦の側近で、王賁が四千人将の時に父である王翦の軍から派遣されてきましたが、その理由や目的は語っておらず玉鳳隊のメンバーからは信用されていませんでした。しかし、実力は確かで王賁が魏火龍・紫伯と対峙し、手薄になった部隊へ急襲をかけられそうになった際にすかさず援護に向かうなど玉鳳隊に貢献しています。

本能型の猛将であり知略にも優れている尭雲（ぎょううん）は、趙国において旧三大天の一人として活躍していた藺相如（りんしょうじょ）の武を担当する部下として常に側で仕えていました。先見の明を持っていた藺相如を尊敬して慕っていた尭雲でしたが、上司であり人格者でもあった藺相如は全盛期に突然病気で倒れそのまま死亡してしまいます。

中国戦国時代末期の秦の臣で、蒙武の息子で兄に蒙恬がおり、蒙驁将軍は祖父にあたります。昌平君のもとで軍師の教練を積んでおり、若年ながらその観察眼は卓越しています。

我呂は飛信隊の古参メンバーではなく、元麃公兵として、麃公の死後に飛信隊に加入、飛信隊に加入後は「飛麃」という名の乱戦特化兵の中核を担います。ニヒルな性格で、素直な性格の多い飛信隊の中では珍しいキャラクターです。

紫伯はかなりの強さを持っている槍使いとしてキングダムの作中に登場しており、圧倒的な槍捌きを見せつけていました。六大将軍や三大天と渡り合ったかなり凄い将軍たち7名である魏火龍七師という魏国の大将軍に名を連ねています。

魏火龍七師であり中華最強の槍術の持ち主であった紫伯(しはく)の血の繋がらない妹であった紫季歌。父の怒りを買い、紫伯との引き離すため魏火龍の猛将であった太呂慈(たいろじ)の妻となることを強要されます。太呂慈に過去の紫詠(しえい 当時の紫伯の名)との関係をいとわない代わりに自分への愛を誓うことを迫られるが、自分が愛す人は紫詠ただ一人と譲らず斬り殺されてしまいます。

紀彗（きすい）は、キングダムの中でも壮絶な過去を持つキャラクターとして人気を集めています。離眼城という城の城主で、民から高い信頼を集める城主であり自身も「知勇兼備の名将」「隠れた名将」と趙内でも目されている存在になっています。その壮絶な過去から離眼兵は紀彗の元で趙内でも1,2を争う練度の高さを誇る事も紀彗の強さに繋がっており、黒羊丘では総大将を務めた慶舎からの招集により防衛に加わる事になりました。

城取り名人「白老」の名で列国に知れ渡っている秦国の大将軍で、信も「ガキの頃から名を聞いていた蒙驁大将軍」と言うなど、その名は知れ渡っていました。蒙武の父で、蒙恬・蒙毅の祖父にあたる人物です。

田有は、後に飛信隊怪力三人衆のひとりとなる怪力の持ち主で、戦になると先頭に立ち、飛信隊の拡大とともに田有も出世していきます。ひょうこう将軍から酒の一気飲みに誘われ、挑む姿に「わしに劣らぬ色男」と称されます。

城戸村に住んでいた信と漂の同郷で、お調子者だが臆病な性格で、出っ歯が特徴です。信とは最初から仲が良かったわけでも無く、初対面の時には弟共々一撃でのされていますが、魏国の滎陽攻めの時に尾到とともに徴兵され、そこで信と再会を果たし、信と尾平、羌瘣とともに澤圭の伍で戦いました。

昭王の時代より戦歴を重ねてきた、秦国でも最長の戦歴を持つ将軍で、頑固な性格で、秦の武人であることを誇りに思っています。合従軍との戦いでは国門・函谷関の守備を担い、「この先100年も、秦の敵は唯一人としてここを通れぬ」と秦国を守り切る自信を見せました。

王翦軍の第四将である倉央の配下の将軍で、強烈な武力を持っている人気女性キャラクターです。使用する武器は双剣です。しかし、李牧軍にはその勢いを止められてしまいます。

介億はキングダム屈指の智将で、秦国の軍事責任者の右腕として活躍してきた実力者です。またインパクトの強い容姿が特徴のキャラクターとしても知られています。

知・技の優れた将来を期待される若手千人将。下僕出身という過去を持ちます。各地の士族を渡り歩き、子のいない士族の養子となり千人将に登り詰めました。同じ境遇の信の活躍を我が事のように誇りに思っていた人物です。

楚の大将軍で、弟に媧偃がいます。汗明に匹敵するほどの高身長を誇る女傑で、合従軍では楚の第二軍を率いていました。蹴っただけで男の首をへし折るほどの身体能力を持つ一方、戦術においては「戦の天才」と評されており、戦いに手段を選ばない狡猾さも併せ持ち、誇りを重んじる楚国では異色の存在です。

麃公軍所属の千人将で、自他共に厳しい性格をしている、信の初陣の時の上官です。壁に将としての目的は「戦争に勝つ」ことであり「配下の歩兵を死なせない」ことではないと言う一方、信に勇猛と無謀は違うと諭すなど確固たる持論を持つことから部下からも信頼されています。

楚国の千人将で、臨武君の妻である白翠は姉にあたります。楚の若手で、期待の武人で「中華十弓」の一人です。同じく千人将の項翼の相棒であり、抑え役でもあります。

秦国の元左丞相で、呂氏を蹴落とし大臣の頂点を狙う野心家であり、王位を奪った後の国政委任を約束してくれた成キョウと共にクーデターを起こした人物です。その後、山の民の協力を得て王都を奪還に来た政一派との戦闘により、命を落とします。

中国戦国時代の趙の将軍で、自らを武神と称する大柄な男で、普段は人里離れた山奥で腕を磨き続けています。長いざんばら髪と、過去王騎に敗れたときに付けられた顔の傷が特徴の求道者です。