世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部に所属する軍人で、“赤犬”の通称で知られ、“青雉”クザン、“黄猿”ボルサリーノと共に、当時の軍内最高戦力である“三大将”と並び称されていました。

全身を灼熱のマグマに変化させ、黒煙を噴き上げながらあらゆるものを焼き尽くしてしまう「マグマ人間」で、その熱量は巨人族の何倍もある山のような氷塊を僅か数秒で蒸発させ、跡形も無く消し去ってしまう程に凄まじく、攻撃はまさに火山の噴火や火砕流を思わせるほど大規模で威力も絶大です。

シャーロット・リンリンは、体格も子供の人数も規格外な、まさに「ビッグ・マム」で、四皇の紅一点である大海賊です。ビッグ・マム海賊団の船長にして万国(トットランド)女王で、部下も強者ぞろいで、新世界に名を轟かせる自身の子供達に加え、ジンベエ(タイヨウの海賊団)やカポネ・ベッジ(ファイアタンク海賊団)など多くの傘下を抱えています。

自他の魂(生命エネルギー、寿命)を操るソルソルの実の能力者で、自分の魂を具現化し黒いスライムのような存在として使役できる他、同意を得た相手や自身に臆した相手から寿命を奪う事ができ、奪った寿命は無機物に入れる事で人格を与える事が出来たり、動物に入れば擬人化を起こします。

マーシャル・D・ティーチは、黒ひげ海賊団船長で、“ヤミヤミの実”と“グラグラの実”の能力者、通称「黒ひげ」です。「ヤミヤミの実」を食べた闇人間で、闇の“引力”を駆使してあらゆる能力者の力を封じるという不可解な能力を有します。

マリンフォード頂上戦争では元船長のエドワード・ニューゲートを強襲、何らかの手段で彼の「グラグラの実」の能力を奪い、世界で唯一の2つの悪魔の実の能力者となりました。

ジュラキュール・ミホークは、元王下七武海の一人にして世界最強の剣士で、鷹のような鋭い目つきと、整った口ひげ、羽飾りのついた帽子など騎士風の風貌が特徴です。

名実共に、そして自他共に認める世界最強の剣士で、初登場の時点でクリークが所有する巨大ガレオン船を軽く真っ二つに両断して轟沈させてファンを驚かせました。また、自分に向かって飛んで来る銃弾を剣の切先だけで受け流すなど、“剛”だけでなく“柔”の剣も桁外れな実力を秘めています。

エドワード・ニューゲートは、白ひげ海賊団船長で、存命であった2年前まで四皇の一角に名を連ね、かつて“海賊王”ゴールド・ロジャーとも唯一互角に渡り合ったという伝説的な大海賊です。ロジャーの没後は「世界最強の男」、「世界最強の海賊」、「最も"ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）"に近い男」と怪物的な雷名を世界中に轟かせました。

超人系悪魔の実「グラグラの実」を食べた地震人間であり、拳の一振りで大地震＆大津波を引き起こすことができます。

シャンクスは、赤髪海賊団大頭で、海賊の最高峰四皇の1人である大海賊です。剣術を得意としており、武器である「グリフォン」と呼ばれる長剣を駆使、その腕前は、かつて世界最強の剣士として知られる王下七武海の一角“鷹の目のミホーク”と互角の戦いを繰り広げるほどとされています。頂上戦争を終結させるためにマリンフォードへ到着すると、赤犬の攻撃を刀一本で止めて見せました。

ゴール・D・ロジャーは、かつて、「この世の全てを手に入れた男」と呼ばれた伝説の海賊で、自らを船長とするロジャー海賊団を率いて、世界で初めてにして現在唯一の“偉大なる航路”一周を果たし、全ての海賊の頂点である“海賊王”と呼ばれるまでに至りました。

仲間のために一国の軍隊を潰したなど数々の伝説を残す人物で、世界で唯一偉大なる航路(グランドライン)を制覇した人物として伝説になっており、大海賊時代を作った人物とされています。

カイドウは、四皇の一人で、百獣海賊団の総督です。四皇の中でも特に凶悪な人物として知られ、「この世における最強生物」と称されるに相応しい猛者の中の猛者です。

巨大な竜の姿に変身し、口から発した「熱息(ボロブレス)」は、立派にそびえたつおでん城を一瞬で破壊し、さらに「雷鳴八卦(らいめいはっけ)」という一撃でルフィを沈めるなど、その強さは、最強キャラとして知られています。

ポートガス・D・エースは、白ひげ海賊団2番隊隊長で、「メラメラの実」の能力者であり、世間では“火拳（ひけん）のエース”の異名で知られる海賊です。

仲間殺しを犯したマーシャル・D・ティーチを追いますが、ティーチ率いる黒ひげ海賊団に敗れ、海軍にとらえられてしまいます。マリンフォード頂上戦争にて、ルフィたちによって救出されますが、赤犬サカズキの攻撃から義弟・ルフィを守る為、命を落とすというその勇姿に涙したファンも多く、亡くなった今でも復活が期待される人気キャラクターです。

チョッパーは、動物系(ゾオン)悪魔の実「ヒトヒトの実」を食べた「人間トナカイ」で、一味ではルフィに次いで二人目の能力者でもあります。リュックを背負って二足歩行するかわいいルックスから、一味のマスコット的な存在になっています。

『ONE PIECE』のキャラクターのなかでも見た目や性格などからとても人気の高く、時に可愛く時にかっこいい名言を多く残しています。

クロは、元クロネコ海賊団船長で、東の海でも有数の強豪として知られた海賊の一人です。腕っぷしでゴリ押すのではなく計略を練って事を進める頭脳派の海賊で、それ故「百計のクロ」の異名を持ちます。

海賊団の頭でありながら、海賊に嫌気がさし、平穏を求めて豪邸に潜り込み、長い年月をかけて信用を得て財産を奪い取るという知能犯ぶりは、海賊らしくない海賊として話題になりました。

ウソップは、モンキー・D・ルフィの3人目の仲間で、麦わらの一味の狙撃手です。赤髪海賊団の狙撃手・ヤソップの息子で、父のような「勇敢な海の戦士」になることを夢見ているが、嘘付きかつお調子者で、それでいて臆病な性格です。

しかし、ときには自分を信じる仲間や友人のために決起し、恐ろしい敵にも真っ向から啖呵を切って挑むなど、次第に勇敢さをみせるようになります。