「月夜に照らされ」は、2017年にリリースされたアルバム「Count on me」の収録曲です。エレキギターの存在感を存分に感じることができるどこか切ないバラードです。

ちょっとダークでシリアスなサウンドメイクと、女性視線で書かれたヒリヒリとした切実さを感じさせる歌詞は、収録アルバム『WONDERLAND』においては異質ともいえますが、一方ではこうして新しい曲たちのなかに入ることによってNovelbrightというバンドの奥行きの深さを示す楽曲にもなっています。

「秋桜」は2017年にリリースされた人気の楽曲で、アップテンポの曲調で、自分の人生を秋桜に例えた歌詞が、どこか考えさせられる内容になっています。

「Sunny drop」（サニードロップ）は3作目のデジタル配信限定シングルとしてユニバーサルシグマより2020年8月17日に各音楽配信サービスにてリリースされました。2020年8月31日から地上波にて放映される「コカ・コーラ ゼロシュガー」CMに起用されて注目を集めました。

「あなたを求めただけなのに」は、2020年11月18日にリリースされたDigital Songで、テレビ東京系ドラマ「共演NG」の主題歌に起用されて話題となった人気のナンバーです。ミュージックビデオは、Novelbrightのパフォーマンスと男女のコンテンポラリーダンスで同曲の世界観を表現した作品となっています。

「The Last Hope」は、ミニアルバム「Chandelier」に収録されている一曲で、歌詞とメロディー共に、希望に満ち溢れた楽曲となっています。前奏からめちゃくちゃ格好良く、楽器隊が放つ力強いメロディーがクセになります。

「Prologue」は、“candle”と続くラスト曲“時を刻む詩”をつなぐ、聡次郎によるインストゥルメンタル曲です。風の音と足音、ピアノの調べが静かに連なり、最後には時計の針が時を刻む音（これが次の曲へのブリッジとなる）で終わりますが、Novelbrightというバンドがここまで歩いてきたということ、そのなかで手にした喜びと抱えてきた孤独、そしてこのまま進んでいくんだという決心、そのすべてをこの言葉のない曲は雄弁に物語っています。

「Believers」は、ストレートなロックサウンドがきらきらと光るメッセージソングで、エモーショナルな雄大のボーカルに寄り添うようにギターがメロディアスに鳴り、未来への希望をぐんぐん膨らませていくよう曲になっています。

「candle」は、収録アルバム「WONDERLAND」の中で唯一、雄大以外のメンバーが歌詞を書いた楽曲として話題になりました。「唇が触れあってこの手に抱かれ／愛されたフリしてあなたに溺れて」などアダルトな恋模様を妖艶に描いているのはギターの海斗で、スケール大きく展開するサウンドと、まるで演じるように情感をなぞっていく雄大の歌が、海斗の世界観をドラマティックな映画のように染め上げています。

「Count on me」は、愛するパートナーができると、自分が失敗ばかりして、その都度相手に迷惑かけてしまう、そんな時に迷惑をかけた分相手を幸せにするという相手への感謝の気持ちがストレートに伝わる楽曲です。また、2番目のサビが終わった後の間奏で、口笛世界チャンピオン経験がある雄大さんの口笛が吹かれる点も注目です。

「ENVY」は、2020年にリリースされたアルバム「WONDERLAND」に収録されている人気の楽曲で、ネット上に氾濫する情報を鵜呑みにしてすべてを知った気になり、安全圏から好き放題言っている人々に対する痛烈な批判を浴びせる歌詞が特徴です。デジタルでダンサブルなサウンドデザインも含めて皮肉の聴いた異色作となっています。