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冴えた空気割って三日月輝き出す季節を感じる頃、決まって読み返したくなる一冊。
亡くなるまで終始コミカルにシニカルに世界を笑い飛ばしてみせたエンターテイメント職人
中島らもの真骨頂ここに在り!!電算写植機軋ませながら、今日も机に向かう俺。

13位:中島らもの置き土産 明るい悩み相談室

中島らもの置き土産 明るい悩み相談室

748円

中島らもが、朝日新聞紙上で10年以上続けた人生相談のベストセレクション版。代表作でありながら、没後、入手困難となっていた「Q&A」を中心に編み直した一冊です。

投稿された「お悩み」に対する、独自の発想と文体を駆使して綴られた「回答」ーーそこには、悩むことがアホらしくなる「らも節」の魅力が凝縮されています。
こんな人がご近所にいたら、人生がどんなにたのしくなるんだろう、と
思わずにいられません。

摩訶不思議な、どうでもいいような疑問にも悩みにも
見事な解答ぶり、ただただ脱帽です。
少し落ち込んだ時、元気をなくしそうになったときには
お薦めです。ちょっと、くすっ!と笑えて元気が出てきます。

12位:白いメリーさん

白いメリーさん

440円

まっ白な帽子に白いスーツ、白いストッキングに白いハイヒール。髪もまっ白という「白いメリーさん」。誰を殺してもいいという年に一度の「日の出通り商店街 いきいきデー」――など、怖すぎて、おもしろすぎる9編を集めた珠玉の短編集です。

ナニワの奇才・中島らものユニークな世界に思わず引き込まれる最高におもしろい一冊です。
ただ一言、面白い!
中島らもさんの本を初めて読んだのですが、これは短編で読みやすく、またそれぞれが面白い!
読んでいてどんどん引き込まれる1冊でした。

11位:僕に踏まれた町と僕が踏まれた町

僕に踏まれた町と僕が踏まれた町

638円

超有名進学校「灘校」に八番で入学。ギターを弾いたり、漫画を描いたり、学業以外に打ち込みすぎて成績は面白いくらいに下降線を辿っていく。

超受験校のすみっこで底抜けの明るさと底無しの泥沼の間をさまよった「落ちこぼれ」の日々。60年代後半から70年の時代のフレイバーと神戸の街が交錯して中島らもの青春がモラトリアムの闇に浮かぶ、おかしくも哀しく、忌まわしくも愛しい至福のエッセイがここにあります。
国際線の中で読んだ。
何度も腹を抱えて笑った。
時折、なぜか切なくてなつかしい気持ちになった。
自分も同じ時代を生きた。
軽妙だが味わい深い作者の力量に感服した。

中島らものおすすめ本ランキングTOP10-6

10位:心が雨漏りする日には

心が雨漏りする日には

211円

若い頃からの睡眠薬の過剰摂取に始まり、アル中、ドラッグなどの経験や、メンタル的な病を抱えての生活など、通常であればそのまま身を持ち崩してもおかしくないのに踏みとどまって、こうした精神的に病んでいる自分を客観的な視点で語る人気作品です。

自ら体験した精神的病いの苦しみと、その一方でのドラッグの気持ちよさを並列させつつ、現実生活で苦しみを抱えながらも、それらを神の視点のように客観的に語っている点で、他のメンタル系体験記とは一線を画しています。
らもさんのソーウツエッセイ。自分もソーウツなので、らもさんの躁エピソードが「躁だよね!」と大共感の嵐。ご自身の奇行を笑いのネタに昇華するユーモアのセンスがハンパねえ。まさに「こころだって、からだです。」

9位:ガダラの豚 3

ガダラの豚 3

556円

トリックや奇術のコメンテーターとして活動する民族学者の大生部教授とその家族が、番組の企画でケニアの「呪術師の村 クミナタトゥ」へ調査に出向く。

そこで強力な呪いにかけられてしまう。次々と番組関係者が不慮の死を遂げる中、大生部は家族を守る為に奔走する。大生部は家族そして自分の身を守れるのか?呪術師、詐欺師が入り乱れ、痛快無比の大活躍を描いた日本推理作家協会賞受賞作品です。
どの登場人物も全て魅力的で、どんどん話に引き込まれました。あっという間に読んでしまった。ストーリーの展開が気になって先に進みたい気持ちと、まだまだ読んでいたい気持ちが出てくる面白い小説でした。人間の判断がいかに曖昧なものか、生きる強さとはどういうことなのか、気づかされる事も多かったです。

8位:ガダラの豚 1

ガダラの豚 1

539円

アフリカにおける呪術医の研究でみごとな業績を示す民族学学者・大生部多一郎はテレビの人気タレント教授。彼の著書「呪術パワー・念で殺す」は超能力ブームにのってベストセラーになりました。8年前に調査地の東アフリカで長女の志織が気球から落ちて死んで以来、大生部はアル中に。妻の逸美は神経を病み、奇跡が売りの新興宗教にのめり込みます。

大生部は奇術師のミラクルと共に逸美の奪還を企てます。超能力・占い・宗教と、現代の闇を抉る、まじりけなしの大エンターテイメント作品です。
あっという間に読み終えました。
最初の一章は読みにくく感じましたがそれからは3部まで一気に!!
少し時間をおいてもう一度読み返してみたい作品でした。

7位:バンド・オブ・ザ・ナイト

バンド・オブ・ザ・ナイト

1,998円

「悪夢を見るなら今のうちだよ」と誰かがおれの耳元でささやいた――。「悪魔の館」と呼ばれる家に入り浸るジャンキーたち。アルコールをはじめ、睡眠薬、咳止めシロップなどの中毒者たちが引きおこす悲喜劇を濃密に描いた衝撃作です。

そして、今夜も言葉のイメージが怒濤のように、混濁した脳裡に押し寄せてきます。中島らもが今、小説というジャンルに風穴をあける衝撃の一作です。
らもさんの自伝的な小説なのでしょうか?私はこの作品が大変好きです。
社会から見たらだめな人達ばっかりなのかも知れないけど、これまでに読んだどの小説より人間関係に愛情を感じました。嘘がないと思いました。著者のらもさんの愛情深さを感じます。
メチャクチャで荒廃した生活なのに、皆すごく人間らしい。生きている感じがする。
何かを得るには何かを捨てねばならない、と言いますが、この人たちはお金や安定を捨てて代わりに何を得ていたんだろう。私は、その得たものを一緒に見てみたいと思ってしまいました。

6位:せんべろ探偵が行く

せんべろ探偵が行く

638円

“せんべろ”とは、千円でべろべろに酔っぱらえる店のことで、酒をこよなく愛するらも団長を先頭に、酒さえあればご満悦の中年探偵団が居酒屋巡礼の旅に出ました。

せんべろの聖地・大阪は新世界から始まり、東京、金沢、博多など、安くて気取らず、美味いアテを揃えた店を探して日本全国を駆けめぐります。文庫化に際し、中島らもゆかりの“せんべろ名店”で開催された爆笑座談会を収録した一冊です。
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