
人工透析の芸能人12選!衝撃の有名人ランキング【2025最新版】
「健康的で長寿の国」のイメージが強い日本ですが、実は、世界有数の人工透析大国であることをご存知でしょうか。今回は、人工透析を受けた芸能人&有名人を衝撃順にランキング、そして人工透析の原因、費用、食事などの基礎知識を紹介します。
糖尿病・高血圧・肥満の場合
糖尿病で治療中の方は、かかりつけ医の先生に定期的に採血をしてもらい、HbA1cを7未満に維持することを目標にする必要があります。糖尿病のコントロールが悪いと、尿にアルブミンというタンパクが検出されるようになり、アルブミン尿が認められるということは糸球体に障害が出てきたことを意味します。
糸球体の障害が進むとアルブミン尿がより悪化し、急速に腎機能障害が進行します。したがって、糖尿病の方は血糖のコントロールしHbA1cは7以下に維持し、アルブミン尿がでないように心がけましょう。
すでにアルブミン尿が出ている方やタンパク尿が出ている方は、血糖に加えて高血圧のコントロールがポイントになります。
塩分
食事の中で腎臓に負担をかける因子として最も注意したいのが、塩分とされています。塩分を10g摂取すると、1リットル以上の水分が血管内に引き寄せられます。
その結果、血液量が増加して血圧が上昇します。これを繰り返すことによって、血管内皮細胞が傷つけられ、血管の塊である糸球体にも同様のことが起きるため、腎機能に影響するわけです。
1日の塩分量を減らすだけで、日中の血圧も夜間の血圧も顕著に下がる研究結果が出ています。高血圧の方は1日6g以下が目標ですが、突然塩分制限してしまうと味が薄すぎて、長続きしません。
外食は塩分が多いので、外食する日は朝食・昼食にはお味噌汁や漬物は控えるなど、工夫をしてみるとよいでしょう。薄味になれていくと、食材の味がよくわかり、味覚が敏感になります。
内服薬やサプリメント
消炎鎮痛剤と造影剤は、腎臓に負担をかける薬剤として代表的です。普段の生活で何気なく摂取しているサプリメントや市販薬にも腎臓に悪影響をもたらすものが多くあります。
そんな中でも一番気を付けなければならないのが、消炎鎮痛剤です。消炎鎮痛剤とは頭痛や生理痛・関節痛・発熱などで内服する薬で、ロキソニン・バファリン・セデス・イブプロフェン・ナロンエースなどです。
これらの薬は腎臓の糸球体の血流を低下させ、腎機能を悪化させます。
人工透析にかかる費用
1ヶ月の透析治療の医療費は、患者一人につき外来血液透析では約40万円、腹膜透析(CAPD)では30~50万円程度が必要といわれています。このように透析治療の医療費は高額ですが、患者の経済的な負担が軽減されるように医療費の公的助成制度が確立しています。透析患者は、必要な手続きをすることでさまざまな制度を利用することができます。
医療保険の長期高額疾病(特定疾病)
高額療養費の特例として(一般の高額療養費とは異なる)により保険給付され、透析治療の自己負担は1か月1万円が上限となります。
(一定以上の所得のある人は2万円が上限になります。外来・入院・薬局等、それぞれでの負担となります。また、入院時の食事代は自己負担です。)
自立支援医療(更生・育成医療)
障害者・児の身体的障害を軽減させる目的で受ける医療費について、血液透析やCAPDを受けた場合の自己負担分を国制度で助成します。世帯の所得により自己負担があります。
助成を受けるには身体障害者手帳の交付を受け、治療を受ける医療機関が自立支援医療機関の指定を受けていることが必要になります。原則一割負担ですが、低所得者に関しては一定の軽減措置がされており、透析や移植など長期に治療が必要な疾病は、「重度かつ継続」という名称で、減額される経過措置がとられています。
重度心身障害者医療費助成制度
身体障害者手帳1,2級(一部の県では3級まで)の障害者が医療を受けた場合に、医療保険や自立支援医療などの自己負担分に対して、各都道府県や市区町村が独自の制度として助成を行っています。
入院時食事療養費(食事代)の自己負担分を助成する自治体もあります。65歳以上75歳未満で後期高齢者医療制度に加入していない患者に対して、助成に一部制限をつけたり、助成の対象としない自治体があります。
この制度は、都道府県または市区町村により、名称、所得制限の有無、助成対象、一部負担金が異なります。
人工透析患者の食事
水分の制限
腎不全になると尿が出なくなり、体の中に水分がたまります。水分を取りすぎると、むくみ・体重増加・呼吸困難・血圧上昇などの症状が現れ、高血圧・心不全・肺水腫などの原因になります。
食事中の水分は1日1000cc程度におさえ、飲み水は1日500~600ccを上限としましょう。
塩分を控える
塩分をとりすぎるとのどが渇き、水を飲んでしまうためにむくみがひどくなります。塩分の制限が水分の制限につながります。患者の状態によって1日の塩分量が決められるので、調味料や食品の塩分量を覚えて無理のない減塩食を心がけましょう。