
日本人の死因ランキング20選・女性男性別【2025最新版】
日本全国で年間に死亡数する人数はおよそ50万人とされていますが、その死因が気になる方も多いはずです。今回は日本人に多い死因は何なのか、女性・男性別の死因ランキングを紹介していきます。
4位:肺炎
3位:脳血管疾患
2位:心疾患

恐ろしい心疾患
全身に血液を送り出している心臓は、生命活動を営むうえで最も重要な臓器であり、心臓の停止は「死」を意味します。心疾患が恐ろしい最大の理由は、その点にあるといえるでしょう。心疾患による死亡率は「がん」に次いで死因第2位を占めています。心疾患のなかでも、虚血性心疾患には高血圧、脂質異常、喫煙、高血糖が4大危険因子として知られています。また、「メタボリックシンドローム」といって、内臓脂肪の蓄積(内臓脂肪型肥満)に加えて、高血圧、高血糖、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態では、それぞれが軽症であっても、複数あわせもつことで動脈硬化を悪化させ、心筋梗塞などの虚血性心疾患の発症リスクを高めることもわかっています。
1位:がん

死亡率 31.9%
男性の死因第1位はがんです。がんの中でも肺がんは23.9%を占めており堂々の第1位となっています。肺は呼吸をするための器官で、呼吸によって吸い込んだ空気から酸素を体内に取り込み、体内から二酸化炭素を取り出して口から吐き出す役割をしています。口から入った空気は、気管を通り、左右の肺に分かれたあとでさらに枝分かれし(気管支)、最後には酸素と二酸化炭素の交換を行う肺胞にたどり着きます。肺胞はいほうは小さな袋のようなものですが、肺はこれらの袋が無数に集まって、やわらかいスポンジのような構造になっています。肺胞の数は、成人で2億~7億個といわれています。肺胞のまわりを毛細血管が取り巻き、二酸化炭素と酸素のガス交換が行われています。肺がんは、肺の気管、気管支、肺胞の一部の細胞がなんらかの原因でがん化したものです。進行するにつれてまわりの組織を破壊しながら増殖し、血液やリンパの流れにのって広がっていきます。
まとめ
ここまで日本人の死因をランキング形式で紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。日本人の死因ランキング1位はがんでした。がんにならないためにも不摂生をなくした生活を心がけましょう。
男性の死亡率 3.7%
女性の死亡率 11.6%
生物学的・医学的には加齢による老化に伴って個体を形成する細胞や組織の能力が低下することで、恒常性の維持が困難になることが原因であるとされています。