ケーヨーは「ケーヨーデイツー」というホームセンターをチェーン展開している企業です。創業は1952年。1974年には千葉県木更津市にホームセンターの1号店をオープンし、その後は順調に店舗を展開しています。店舗コンセプトは「ふだんの暮らし総合店」。

DIY用品や園芸、家庭用品、インテリア、レジャー湯品、ペット用品など、暮らしに役立つ住関連商品を手広く扱っており、ホームセンターとしての品揃えとしては非常に充実しています。エクササイズ用品が充実しているのも特徴で、暮らしだけではなく、健康のサポートにも役立ってくれます。また、住まいるヘルパーという、お客様の暮らしに寄り添い、小さいことからちょっとした工事までお手伝いするサービスを提供し、地域の人々の暮らしの安心に貢献しているのもケーヨーの特徴です。

島忠は埼玉県さいたま市に本社を置き、家具やインテリアなどのファニチャー関係専門店と、日用品などを取り扱うホームセンターを運営している企業で、東京証券取引所1部に上場しています。店舗数は現在58店舗で、展開地域は首都圏と一部関西が中心。

住まいと暮らしのことなら何でも揃う総合センターとして、地域の住民に選ばれるお店を目指し、ホームセンターと家具店の融合によって、お客様の利便性をとことん追求しているのが島忠の特徴。地域に根ざした生活総合センターとして、ただのホームセンターを脱却した利便性を提供しています。家具の方の商品取扱も幅広く、リーズナブルから高級まで揃えているので、どんなライフスタイルにもしっかりと対応してくれますよ。

ジョイフル本田は株式会社ジョイフル本田が展開している大型ホームセンターです。本社は茨城県土浦市。店舗展開は茨城県を中心に、関東地方をメインとして展開されています。非常に大規模な店舗を展開していることが特徴で、郊外型のロードサイド店舗が多いのも特徴。1店舗あたりの商圏も非常に広め。ちなみに、各店舗の平均敷地面積は東京ドーム2～3個分と言われており、その広さに驚きます。

ジョイフル本田の店舗数は15店舗と、決して多くはありません。しかし、前述の広大な敷地面積を活かした幅広い品揃えによる売上が大きいので、ホームセンター業界で売上高トップ10入りを果たしている実力派。充実の品揃え、圧倒的な店舗の大きさは一見の価値があるホームセンターです。

株式会社LIXILビバは埼玉県さいたま市浦和区に本社を置き、ホームセンター「ビバホーム」などの運営を行っている企業です。もともと住宅建材メーカーとして有名なトステムの関連会社で、現在はトステムとINAXが経営統合することで、2012年に商号変更がされ、LIXLグループの子会社となりました。「ビバホーム」の第1号店は福島県で、運営店舗は関東を中心に大阪府、福岡県など、広い範囲に出店されています。

住宅建材メーカーというバックボーンを活かし、建築建材マーケットのパラダイムシフトを捉えた製品展開が最大の特徴であるビバホーム。ホームセンター事業としては、建築業界のプロから一般のお客様まで幅広いターゲットを想定し、あらゆる事態に対応できる品揃えを実現しています。

ナフコは福岡県北九州市に本社を置き、ホームセンター事業や家具販売を展開している企業です。ナフコの社名は「NAtional Furnishing Corporation」の頭文字から。もともとは家具店としてスタートし、ホームセンター「ホームプラザナフコ」と並行しながら家具高知店舗を展開。さらに家具店とホームセンターの両方の機能を持つコンビネーションストアも出店しています。

現在の店舗は九州から宮城県まで幅広く、全国で366店舗もの出店数を誇っています。ほぼ全てが直営店で、売上は生活用品、資材DIY、園芸、家具、ホームファッション用品が中心。特に資材とDIY、生活用品は増収を続けています。

コーナンはコーナン商事株式会社が展開しているホームセンター。「ホームセンターコーナン」「コーナンプロ」「コーナンホームストック」といった名称で近畿地方を中心に営業しています。ちなみに本社は大阪府堺市西区。

展開している地方は、宮城県、関東、中部、中国、四国、福岡県、長崎県と全国区で、2000年以降出店された店舗は自動車での来店を見越して、郊外型の大きな店舗になっています。また、2016年には日本国外初進出としてベトナムに出店。利便性を追求する姿勢を崩さず、一部店舗では、家電量販店ジョーシン、食品スーパーライフなどと1棟同居型といったタイプの出店も行っています。

株式会社カインズは埼玉県本庄市に本部を置くベイシアグループの一員で、ホームセンターカインズを展開しています。主に関東地方を中心に東日本、東海地方、近畿地方に出店。24都道府県に200店舗も展開しているため、知名度も売上も高く、ホームセンター業界でトップクラスの売上高を誇っています。

店舗業態としては、小型店であっても売り場面積が約2千平方メートル級、大型店に至っては1万平方メートルを越える大きさの店舗もあり、この大型店舗に関しては「カインズスーパホームセンター」と呼ばれ、通常のカインズとは区別化がされています。売上高校生比の約30％がプライベート商品なのも大きな特徴です。

株式会社コメリは新潟県新潟市南区に本社を置き、新潟県を中心にホームセンターを展開しています。「コメリパワー」や「コメリハードアンドグリーン」といった店舗を全国的に展開し、店舗数は1194店舗と非常に多いことが特徴。ホームセンター業界においてトップクラスの知名度を誇っています。

「コメリパワー」は約20.000平米の売り場面積を持つ大型店舗で、「毎日安いパワープライス」を掲げ、建築業や土木業、農業のプロ向けの資材などを展開しています。「コメリハードアンドグリーン」は「身近な暮らしのパートナー」として、DIYや農業用品を中、小型店舗で展開。コメリの主力店舗携帯なのでご存知の方も多いのではないでしょうか。