
完全試合の達成者ランキング39選!日本・メジャー別【2025最新版】
野球において、1試合で1人のランナーも出さず、打者27人を完璧におさえた試合を完全試合と呼びます。投手にとってこれ以上のない偉業です。今回は完全試合を成し遂げた投手をランキング形式(日本プロ野球・海外メジャーリーグ別)で紹介していきます。

サイ・ヤングは長身から放たれる速球とドロップを駆使し、入団2年目の1891年から1909年まで19年連続で10勝以上を達成、そのうち20勝以上を15回、30勝以上5回記録し、歴代最多の通算511勝を挙げた大投手です。その活躍からメジャーリーグシーズンにおいて最も活躍し、その名にふさわしい選手に贈られるサイ・ヤング賞の由来にもなっています。ニックネームの「サイ」とは、「サイクロン」を略したもので、サイ・ヤングの速球がサイクロンのようにうなりをあげていたことからつけられました。1904年5月5日のフィラデルフィア・アスレチックス戦で、アメリカンリーグ最初の完全試合を達成し、観客がフィールドへなだれ込み、ヤングを肩車にして担ぎ上げたことは有名です。1937年にアメリカ野球殿堂入りした偉大な大投手です。
まとめ
ここまで完全試合達成者ランキングを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。メジャーリーグでは歴代最多のサイ・ヤングがアメリカン・リーグで初めて完全試合を達成し、現在までその偉業は語り継がれています。日本では外木場義郎が、完全試合を含め3回のノーヒッターとして知られています。
ジェームズ・ポール・デヴィッド「ジム」バニングは、1950年、デトロイト・タイガースと契約し、メジャー生活を開始します。1957年には20勝8敗で最多勝のタイトルを獲得し、1958年7月20日のボストン・レッドソックス戦でノーヒットノーランを達成して注目を浴びると、1964年6月21日のニューヨーク・メッツ戦では史上7人目、ナショナルリーグでは初の完全試合を達成します。両リーグでノーヒットノーランを達成したのはサイ・ヤングに次いで史上2人目の快挙です。また、両リーグで1000奪三振を達成したのはバニングが初めてで、1996年にベテランズ委員会推薦で野球殿堂入りを果たした大投手です。