
完全試合の達成者ランキング39選!日本・メジャー別【2025最新版】
野球において、1試合で1人のランナーも出さず、打者27人を完璧におさえた試合を完全試合と呼びます。投手にとってこれ以上のない偉業です。今回は完全試合を成し遂げた投手をランキング形式(日本プロ野球・海外メジャーリーグ別)で紹介していきます。

ハリー・リロイ・ハラデイ3世は、2000年代のMLBを代表する先発投手の一人で、2019年にアメリカ野球殿堂入りを果たしている大投手です。2010年5月29日のマーリンズ戦でメジャーリーグ史上20人目の完全試合を達成しました。この年サイ・ヤング賞を受賞し、史上5人目の両リーグでの受賞を成し遂げ、さらにこの年のポストシーズンでノーヒットノーランを果たし、史上5人目の年間2回のノーヒッターとなります。ゴロで打たせて取るグラウンドボールピッチャーであるため球数が少なく、結果として長いイニングを投げることが可能で、シーズン230投球回突破は6度記録し、2009年(リーグ2位)以外はリーグ最多となっています。

11位:ランディ・ジョンソン
国籍 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州コントラコスタ郡ウォールナットクリーク
生年月日 1963年9月10日
身長/体重 208.3 cm/102.1 kg
プロ入り 1985年 MLBドラフト2巡目
球歴:
リバモア高等学校(英語版)
南カリフォルニア大学
モントリオール・エクスポズ (1988 - 1989)
シアトル・マリナーズ (1989 - 1998)
ヒューストン・アストロズ (1998)
アリゾナ・ダイヤモンドバックス (1999 - 2004)
ニューヨーク・ヤンキース (2005 - 2006)
アリゾナ・ダイヤモンドバックス (2007 - 2008)
サンフランシスコ・ジャイアンツ (2009)

ランドール・デビッド・ジョンソンは、左腕歴代最多となるサイ・ヤング賞5度受賞、歴代2位の通算4875奪三振を記録した、メジャーリーグを代表する投手の1人です。メジャーリーグでも稀な2m08cmの長身から、最速102mph(約164km/h)のフォーシームと2種類のスライダー、スプリッター、ツーシームを投げ分け、身長の分だけ腕も長く、しかもサイドスローに近いスリー・クォーターであることに加えて、横に変化する高速スライダーを投げるため、左打者にとっては背中越しにボールが現れる上に至近距離まで球筋が見極められず、非常に打ちづらい事で知られています。2004年5月18日のブレーブス戦で13三振を奪い、史上17人目の完全試合を達成し、両リーグでのノーヒッターは史上5人目の快挙となりました。
海外の完全試合達成者ランキングTOP10-6

8位:デビッド・ウェルズ
国籍 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州トーランス
生年月日 1963年5月20日
身長/体重 190.5 cm/112.5 kg
球歴:
ポイントローマ高校
トロント・ブルージェイズ (1987 - 1992)
デトロイト・タイガース (1993 - 1995)
シンシナティ・レッズ (1995)
ボルチモア・オリオールズ (1996)
ニューヨーク・ヤンキース (1997 - 1998)
トロント・ブルージェイズ (1999 - 2000)
シカゴ・ホワイトソックス (2001)
ニューヨーク・ヤンキース (2002 - 2003)
サンディエゴ・パドレス (2004)
ボストン・レッドソックス (2005 - 2006)
サンディエゴ・パドレス (2006 - 2007)
ロサンゼルス・ドジャース (2007)
国籍 アメリカ合衆国
出身地 アラバマ州ドーサン
生年月日 1984年10月1日
身長/体重 190.5 cm/104.3 kg
球歴:
ヒューストン高等学校
サンフランシスコ・ジャイアンツ (2005 - 2017)