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 四角な世の中の一角を削るのが芸術であると言う画工は、山里の温泉に行き、俳句やら漢詩を作っている。温泉宿の娘那美は、夫が勤めていた銀行が戦争の影響で破産したのを機に離婚して帰っている。ある日、那美のいとこの久一に召集令状が届く。画工は、出征見送りの供に加わる。ふもとの駅へ向かう川舟の中で、那美は、久一に「御前も死ぬがいい。生きて帰っちゃ外聞が悪い。」と声をかける。宿の老人は「死ぬばかりが国家のためではない.。わしもまだ二三年は生きるつもりじゃ。まだ逢える。」と久一に生きて帰ってきてくれと言う。駅に着くと、久一が乗り込んだ列車の窓から仕事を求めて満州へ行く那美の別れた夫の顔がぬっと出る。呆然と列車を見送る那美の顔。『草枕』には芸術論を展開する画工と日露戦争が落とす影に翻弄される山里の人々が対照的に描かれている。日露戦争の戦費調達のために発行された外債(英貨)の返済が完了したのは1986年(昭和61年)のことである。

4位:三四郎 (新潮文庫) (日本語) 文庫 – 1948/10/27

374円

「三四郎」は1908年に「朝日新聞」で連載され、翌年に春陽堂から刊行された前期三部作の第一作目です。九州の田舎から出てきた小川三四郎による都会の人たちとの交流や恋愛、経験を描いた作品で、当時の日本が批判される側面を持つ作品となっています。現代の人でも共感しやすい内容で、不朽の名作として根強い人気を誇っています。
東京に出て来た若者が経験するおしゃれで知的な恋愛。
バブル時代のトレンディドラマを先取りしたかのような小説です。
最後まで読んで、切なくなる一方でほっとするストーリー。
さすが漱石。

3位:吾輩は猫である (新潮文庫) (日本語) 文庫 – 2003/6

693円

「吾輩は猫である」は夏目漱石の代表作品として名前があがることの多い有名な長編小説です。1905年に「ホトトギス」で発表、好評により1906年まで継続したことからも分かるように、当時から高い人気を誇った作品となっています。中学の英語教師珍野苦沙弥の家で飼われている猫の「吾輩」の視点で人間模様を風刺的に描いた名作です。
大人になって読むと、色々と考えさせられます。世知辛いですね。
国語の教科書に載っていたのは覚えていますが、内容は覚えてなかったので、再び読めてよかったです。
また読みたくなるきっかけを作ってくれました。
「何か文学を読んでみたいなぁ」「でも、また少し読んだだけで投げ出してしまうんだろうな」と思っていたときに、この本が脳裏に浮かびました!

2位:こころ (新潮文庫) (日本語) 文庫 – 2004/3

407円

「こころ」も夏目漱石作品の中で高い人気と知名度を誇る作品。「先生と私」「両親と私」「先生と遺書」という三部構成が特徴で、先生が抱える苦悩を手紙で明かされるという斬新な手法が用いられています。読んでいくうちにある種の苦痛を感じることがありますが、これもまた名作であることの証明ではないでしょうか。
 ”私”にとって先生とは、世俗から離れた達観と深淵を湛えた、聖父に似たものだったのかもしれない。
 どんなに偉そうに見えても人はさまざまな経験が積み重なって、そこに嫉妬、強欲、地位などが絡んで複雑であり、それらが渦巻く心の理解など簡単に出来そうもない。
 先生は親友Kの自死に対して自責の念にかられていた。しかしKの手紙はそれには触れていないのだから、”先生”は無視しても良いはずである。それなのに罪を背負おうとする先生のこころは如何ばかりか。
 人は何のために勉強するのか、精神的に向上心のないものは馬鹿なのか。こういった問いは、徐々に心の内側に影となって広がる。学生の”私”には、この葛藤が気高く達観していると映ったのだろうか。なぜ題名が「こころ」なのか、最後まで読んでなんとなく判る気がした。    

1位:坊っちゃん (ポプラポケット文庫 (375-1)) (日本語) 単行本 – 2005/10/1

627円

「坊っちゃん」は夏目漱石作品の中でもっとも多くの人たちに愛され、親しまれた作品です。主人公が巻き起こす滑稽で痛快な物語は何度読んでも新鮮な気持ちで読むことができます。大衆的で読みやすいので初めて夏目漱石作品を読む方にもおすすめです。
坊ちゃんの周りの人間たちが 時に善人 時に悪人 千変万化するさまに そうだよねと いちいち納得の気持ちです。
50年振りくらいに読みましたが 新鮮な感動を覚えました。
人間関係は複雑だから面白いとも言えるし それ故に人生の悩みは尽きないともいえる。
人生の幸福も不幸も そのほとんどが周りの人々からもたらされることを思うと 対人関係は難しいものだと つくずく感じます。

まとめ

今回は夏目漱石作品の人気おすすめランキングをご紹介しました。教科書にも掲載され、非常に有名な作家である夏目漱石。過去に読んだ作品でも改めて読むと違う発見があることも多いのでこの機会に読んでみてはいかがでしょうか。

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