
ジャンプ打ち切り漫画50選!衝撃順にランキング【2025最新版】
老若男女問わず多くの人たちを魅了し続ける漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」。今回は週刊少年ジャンプに掲載されながらも打ち切りとなってしまった作品の衝撃度ランキングをご紹介していま多くの人気作品がアニメ化やドラマ化などの脚光を浴びる中、様々な事情で打ち切りとなる作品も少なくありません。
※ジャンプファンへのアンケート調査の結果やネット上の意見を元にランキング付けをしています
「ぼっけさん」は西義之さんが2008年から連載を開始した和風テイストなファンタジーホラー漫画です。人前では一切口を開かず特殊な能力を持つ高校生が主人公。ぼっけさんとは江戸中期までの神の一族で、物語はこの「ぼっけさん」を巡って展開してきます。西義之さんが前に連載していた作品に似た雰囲気があったためか上手く読者を掴むことができず打ち切りとなってしまいました。
「PSYREN―サイレン―」は岩代俊明さんが2008年から連載を開始したサスペンスアクション漫画です。荒廃した未来の日本と現代の日本を行き来する謎のゲーム「PSYREN(サイレン)」に巻き込まれた主人公が世界を崩壊させた組織と戦うというストーリー。内容が非常に面白く看板になれる要素を持っていた作品でしたが終盤駆け足気味に駆け抜け、あっさりと幕切れになってしまいました。
「鏡の国の針栖川」は叶恭弘さんが2011年から2012年まで連載していたラブコメディ漫画です。子どもの頃に命を救ったヒロインと友人関係にある主人公の男子高校生が再びヒロインを事故から救ったことをきっかけに彼女が持つ鏡の中に入り込んでしまう、というストーリーでイラストの可愛さから一定のファンを獲得したものの、人気に繋がらずあえなく打ち切りとなりました。
418円
連載期間:2011年30号~2012年20号
巻数:全5巻(全39話)
「ST&RS―スターズ―」は原作竹内良輔さん、漫画ミヨカワ将さんというタッグで2011年から連載されたSF学園漫画です。宇宙好きの少年と幼馴染そして転校生という3人が宇宙人に会うという夢を叶えるため、宇宙飛行士を目指すという物語になっています。連載開始直後はジャンプとしては新しいアプローチだったこともあり、期待されたのですがその後の展開で読者が離れていったと言われています。
「歪のアマルガム」は石山諒さんが2016年から連載を開始したダークファンタジーやバトルアクション、ホラーなどの要素を含んだ漫画です。作者の石山諒さんの前作である「三ツ首コンドル」が非常に評判が良かったこともあり、前評判や連載開始直後の評判は良かったものの陰鬱とした雰囲気や主人公の性格などが支持されず評価を回復できないまま打ち切りとなりました。
「BLEACH」は久保帯人さんが2001年から連載を開始したファンタジー要素のあるバトル漫画でアニメやゲームなど様々なメディア展開を行った人気作品です。「ONEPIECE」「NARUTO」とともに2010年ころの「週刊少年ジャンプ」を支えた人気作品でしたがあまりにも急に終了が決定されたため打ち切りなのではないかと噂されました。「週刊少年ジャンプ」は、人気作品は作者の意向にかかわらず連載を続けさせると言われています。おそらく「BLEACH」もそのような要求の末にキャラを増やすなどの措置を取り連載を続けていたものの、結果として読者の飽きに繋がってしまったのではないでしょうか。
「アイアンナイト」は屋宜知宏さんが2014年から連載を開始したバトル漫画です。屋宜知宏さんの連載デビュー作で、いわゆる「デビルマン」のような印象の漫画になっています。王道な展開、熱いバトルなど少年漫画として一定の評価は得たものの、肝心のストーリー展開においてラスボスの不在などの設定不足により今ひとつ評価が上がらず打ち切りとなりました。
「カガミガミ」は2014年28号に掲載された「式神トワイライトデイズ」を原型として2015年に連載が開始されたファンタジー要素のある学園漫画です。安定した画力を持ち、一定のファンを獲得していたものの、アンケート結果に繋がらず打ち切りとなりました。ここぞという決め手が無かった点も人気に繋がらなかった要因と言われています。
「フープメン」は川口幸範さんが2009年に連載を開始した、バスケ漫画です。どこにでもいるような普通の高校生が成長していくというストーリーを丁寧に描いた作品として期待値が高かったものの、同時期に「黒子のバスケ」の連載が開始してしまったために、バスケという主軸が被っていたことから比較されるようになり、スロースターター漫画であった「フープメン」はその本領を発揮する前に終了してしまいました。
週刊少年ジャンプ打ち切り作品衝撃度ランキングTOP30~21
「クロス・マネジ」はKAITOさんが2012年に連載を開始したスポーツ、青春、恋をテーマにした作品です。ラクロスというスポーツを主軸に起き、人間関係などをもうひとつの軸として展開していましたがラクロスよりもラブコメ要素が強く、数回に及ぶテコ入れでハーレムものになったり、スポーツものになったり、お色気路線だったりとブレ、最終的に打ち切りになりました。
「デビリーマン」は福田健太郎さんが2015年に連載していたサスペンス漫画です。自分が持つ能力を人間に与える代わりに契約者の年収の50%を貰い受けるサラリーマン悪魔を描いた作品になっています。頭脳戦要素を含んだ展開、時折ほろりとさせるストーリーなど人気を獲得したものの、どうしても内容が大人向け的な部分があり、惜しくも打ち切りとなりました。最後が衝撃的だったと言われています。
「神撫手」は名画泥棒の主人公が能力を駆使して戦うバトルもので、主人公の手に能力者の証が浮かぶという設定から、同じくジャンプ作品である「タイムウォーカー零」と混同されてしまいがちな作品です。少女漫画のような繊細な絵柄は好評であったものの、作品自体は人気が振るわずあえなく打ち切りとなりました。
連載期間:2008年1号~2010年52号
巻数:全16巻(全145話)