
ジャンプ打ち切り漫画50選!衝撃順にランキング【2025最新版】
老若男女問わず多くの人たちを魅了し続ける漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」。今回は週刊少年ジャンプに掲載されながらも打ち切りとなってしまった作品の衝撃度ランキングをご紹介していま多くの人気作品がアニメ化やドラマ化などの脚光を浴びる中、様々な事情で打ち切りとなる作品も少なくありません。
※ジャンプファンへのアンケート調査の結果やネット上の意見を元にランキング付けをしています
週刊少年ジャンプ打ち切り作品衝撃度ランキングTOP50~41
「ROBOT×LASERBEAM」は「黒子のバスケ」で知られる藤巻忠俊さんが2017年に連載を開始した作品です。ゴルフをテーマとした作品で「黒子のバスケ」をイメージさせるようなキャラクターなどが話題になり、単行本売り上げも70万部を超えるなど比較的好調ながら掲載順位が常に低調で、アンケート至上主義の「週刊少年ジャンプ」にそぐわず打ち切りとなったようです。「黒子のバスケ」という大ヒット作品を生み出した作者であっても安泰と行かないという過酷さが読者に衝撃を与えました。
「デモンズプラン」は選ばれし者の願いをなんでも叶えてくれる「悪魔の設計図(デモンズプラン)」を巡るダークファンタジー要素の強いバトルアクション物語です。2016年51号から連載が開始され、1話目は完成度が高いとネットでも高い評価を得たものの、その勢いが2話以降に繋がらず徐々に評価を下げ、ついには短期打ち切り突き抜け終了となってしまいました。
「オレゴラッソ」は馬上鷹将さんが2016年52号から連載を開始したサッカーをテーマとした漫画です。テコンドーのジュニアチャンピオンだった主人公がひょんなことからサッカー部に入部する内容で、型破りな選手の様子を描いた作品。連載初期から高い評価を得た作品で、その後も一定の評価を得たままテンポ良く展開を進めていたものの読者が定着する前に新連載6本のための枠を開けるための大量打ち切りの犠牲となってしまいました。
「BLUE DRAGON ラルΩグラド」は原作鷹野常雄さん、作画小畑健さんによる、マイクロソフトから発売されたゲームソフト「ブルードラゴン」の漫画化作品です。ゲームのコミック化ではありますが、主人公が青い竜のカゲを使うという点以外は世界観が大きく異なっています。「ヒカルの碁」や「DEATH NOTE」などヒット作の作画を担当した小畑健さんが作画を担当していることもあり、注目度が高い作品ではあったものの、最初から最強かつワガママな主人公が共感を呼ばず、思いのほか早く終了してしまいました。
「少年疾駆」は附田祐斗さんが2010年25号から連載を開始したサッカー漫画です。もともと「週刊少年ジャンプ」においてサッカー漫画は鬼門と言われています。「キャプテン翼」という世界的大ヒット作品はありますが、それが偉大すぎるがゆえか後続のサッカー漫画はどうにも振るいません。「少年疾駆」もスポーツを描くには画力が足りないなど厳しい言葉により、15話で打ち切りとなりました。作者の附田祐斗さんは現在「食戟のソーマ」の原作を担当し、大ヒットを記録しています。
「Ultra Battle Satellite」は打見佑祐さんが2015年に連載を開始したバトルアクション漫画です。2014年に「あばれ猿」というタイトルで読み切りを掲載後に連載作品としてスタートしました。春の4大新連載の中では下馬評の高い作品でしたが連載開始後は評価を軌道に乗せることができず、4大新連載の中で2番目に終了してしまいました。しかし、打ち切りを惜しむ声が多く寄せられ、「ジャンプ+」にて補完読み切りとして完結編が掲載されました。
「幕張」は木多康昭さんが1996年から1997年まで連載していたギャグ漫画です。「バスケ部に入りたいがジャンプにはスラムダンクがあるし、セクシーコマンドー部には入りたくない」という理由で幕張高校の野球部に入部したものの、作中で野球に関わる話はないという野球部の青春ギャグ漫画で、他の漫画のネタや下ネタが多いことが特徴。最終話では物語を締めくくるどころか「やってられっか!!」と叫び幕を閉じました。現在は講談社に移り「喧嘩稼業」という作品がヒットを記録しました。
「ラブラッシュ!」は山本亮平さんが2016年に連載していた漫画です。「男の中の男遺伝子」という特殊な遺伝子のせいで異性を惹きつけてしまう少年の受難を描いた作品で可愛らしいイラストが特徴。ヒロインも非常に可愛く、ラブコメとして安定した人気を誇っていましたが「これぞ!」という決め手がなく、突出した人気を獲得することができず残念ながら打ち切りとなってしまいました。
「ジュウドウズ」は「ジャンプLIVE」に読み切り版が掲載された後、2014年から「週刊少年ジャンプ」にて連載が開始されたギャグ要素のあるバトルアクション漫画です。柔道バトルロイヤルという設定でバトルシーンが多く、格闘系の漫画を好む方に高い支持を得ていたものの柔道というテーマゆえか終始地味という印象が強く、これといった悪い点はないものの打ち切り2015年8号にて打ち切りになりました。
「ZOMBIE POWDER」は西部劇風の世界を舞台に、死者を蘇らせ、生者を不死身にするという「ゾンビパウダー」を求める冒険を描いた漫画です。お洒落な世界観、可愛いキャラ、カッコいい名言、熱いストーリーなど「BLEACH」に繋がるような要素が多く、たくさんのファンを獲得しましたが2000年11号にて打ち切り。打ち切りの理由については様々な憶測が飛び交っていますがいずれも確証にはいたりません。
週刊少年ジャンプ打ち切り作品衝撃度ランキングTOP40~31
「Mr.FULLSWING(ミスターフルスイング)」は鈴木信也さんが2001年から連載を開始した野球ギャグマンガです。序盤から中盤にかけてはギャグついでに野球をしていると言われるほどギャグのシェアが高かったものの、終盤にかけては野球を軸に展開されています。連載当初から順位が振るわなかったものの、話の展開次第では結果が伸びることもあったのですが頑張っても結果が出なくなった頃打ち切りを告げられたと作者である鈴木信也さんが仰っています。
連載期間:2017年16号~2018年30号
巻数:全7巻(全62話)