幼少期に天皇に即位し、20歳の若さで崩御された第80代天皇の高倉天皇。大河ドラマ「平清盛」に登場しており、イケメン俳優の千葉雄大さんが演じました。

昔の時代は国内で争いが頻繁に繰り返されていたため、時代によっては天皇の入れ替わりが激しい時期もありました。しかし、第85代天皇はたった2ヶ月ほどしか在位しておらず、17歳の若さで崩御。あまりに儚すぎた人生に、昔の話とはいえ複雑な気持ちになってしまいます。

第97代天皇の後村上天皇は、南朝第2代天皇としても知られています。大阪、奈良、京都などに皇居があり、陵は大阪府河内長野市に治定されているそうです。

亀山天皇は、正元元年から文永11年1月26日まで第90代天皇として在位。大河ドラマ「北条時宗」に登場しており、俳優の松田洋治さんが亀山天皇を演じました。

建暦2年2月18日に生まれ、1221年7月29日から第86代天皇となった後堀河天皇。病弱な体質だったため、23歳の若さで崩御されました。

後冷泉天皇の第1皇子である白河天皇は、14年に渡り在位した第72代天皇。皇族でありながら奔放な性格で、女子関係が激しいうえ、男性とも関係を持っていたという噂もあるようです。

後鳥羽天皇の第3皇子として生まれ、第84代天皇を務めた順徳天皇。北条義時に佐渡島へ流され、1242年10月7日に崩御したと言い伝えられています。

後陽成天皇は、豊臣秀吉や徳川家康が目立っていた動乱の世に第107代天皇を務めた人物。この時代はドラマ化のテーマになりやすく、「葵 徳川三代」「功名が辻」など2作の大河ドラマに登場しています。

現代を生きる日本国民からもイケメンと評される天皇、明治天皇の父親としても知られている孝明天皇。やはりイケメンの父はイケメンだったようで、孝明天皇も凛々しい顔立ちであることが肖像画で判明しています。

後水尾天皇の第4皇子である後光明天皇は、小学生ほどの年齢で即位するも22歳もの若さで崩御されました。前年から急に体調を崩すようになったとのことで、幕府側が毒殺したとの説も流れたそうです。

後冷泉天皇は、現代社会的に成人を迎えた頃に即位した第70代天皇。後朱雀天皇の第1皇子として誕生しており、在位中だった1068年5月22日に崩御されました。

平清盛の娘である徳子と高倉天皇の間に生まれた第81代天皇の安徳天皇。生まれてすぐに即位したものの、源義経が指揮を執った壇ノ浦の戦いに巻き込まれ、祖母と共に6歳の若さで崩御されました。

安徳天皇が最強と言われているのは、その後のある伝説が大きく影響している模様。実は壇ノ浦の戦いで生き延びており、日本各地で安徳天皇に関する伝説が残されているのです。青森県では生存していたとの伝説、近畿地方には逃げ延びたものの翌年に崩御したとの伝説があり、これらを深く調べると日本の歴史をさらに知りたくなるはずです。