
民放テレビ局の人気ランキングTOP5や平均年収【2025最新版】
民放テレビ局には日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京がありますが、いったいどのテレビ局が最も人気があるのか。今回は視聴率を基準に、ランキング形式でまとめてみました。各民放局の歴史や特徴、平均年収も同時にご紹介します。
特徴
歴代最高視聴率番組
2位:テレビ朝日
歴史

テレビ朝日は1959年「株式会社日本教育テレビ(NET)」としてスタート以来、視聴者の皆様に夢や希望を提供するテレビ局として歩んできています。1977年4月1日、全国朝日放送株式会社に社名変更して略称を「テレビ朝日」となり、2003年の六本木ヒルズ新社屋移転を「第3番目の開局」と位置付け、社名を株式会社テレビ朝日に変更、企業ロゴも欧文主体のものに改め、同時に、地域子会社の有限会社エーサットサンインを吸収し支局運営を直営へ戻すなど改革に取り組みました。2005年、年間視聴率ならびに年度視聴率でプライムタイムの視聴率が開局以来初の2位となった。これまでは「万年4位」と呼ばれるほど長期にわたって視聴率が低迷していた。ただし全日視聴率では、NETテレビ時代の1969年から1971年まで、NHKに次ぎ在京局2位(在京民放首位)になった実勢があります。
特徴
歴代最高視聴率番組
平均年収
1位:日本テレビ
歴史

元々は一社で日本全国にテレビネットワークを形成することを計画して設立された会社で、開局当初、テレビ受像機のない家庭が殆どであったため、広告媒体としての民放テレビをアピールすべく、首都圏の主要箇所に街頭テレビを設置。テレビ普及に役立てた。また、麹町局舎横のテレビ塔を展望目的に一般へ公開。東京タワーができるまでは観光名所となっていました。日本テレビが打ち出したのがとにかく視聴者が興味を持つ内容を番組制作や内容に盛り込むことで、高い視聴率を確保しようというものでした。また、視聴率を強調することも含めた形で始められた番宣バラエティ『TVおじゃマンボウ』を開始することで、視聴者へのPRを行い、それまで視聴率トップを走っていたフジテレビを捉え、昨年まで5年連続となる年間視聴率三冠王を獲得しています。
特徴

日本テレビは日本のテレビ業界において、新しい放送媒体・放送形式を積極的に早く導入し、導入するや否やその媒体を用いた放送を定着させてきた事で有名です。放送免許取得や民間資本による開局・本放送開始はもちろんのこと、コマーシャルの放送、カラー放送、音声多重放送(世界初)、ワイドクリアビジョン放送、洋画の日本語吹き替え放送、L字型画面、データ放送、ワンセグ放送独自番組放送(非サイマル放送)、3D立体映像での生放送、ネット動画配信サービス、放送中のドラマ全話無料配信も日本の民間放送では日本テレビが初めてです。スポーツ中継についても、プロ野球中継におけるバックスクリーン横「センターカメラ」の導入、王貞治のための「ホームランカメラ」の導入、「審判カメラ」の導入、完全3D映像による中継の実現、サッカー中継におけるゴール内部への小型カメラの設置など、他局に先駆けて新たな中継技術を開発しています。また、第3回世界陸上では世界で初めて写真判定を中継に取り入れたことでも有名です。
1963年にはゴールデンタイムの年間視聴率で第1位となり、1981年までの19年間でトップを維持してきた人気テレビ局です。この19年連続年間視聴率1冠以上獲得の記録は在京キー局では現在も破られていません。この頃のTBSは「8時だョ!全員集合」「クイズダービー」「ザ・ベストテン」といった高視聴率番組を何本も制作し、「水戸黄門」は1年間クールの放送で常時30%以上の視聴率を記録していたこともあり「キー局の雄」や「民放の雄」などと称され、日本の民間放送界をリードする存在でした。1978年には民放史上初の年間視聴率三冠王(ゴールデン・プライム・全日でトップ)を達成した局としてしられています。