
新聞社の人気ランキングTOP5や平均年収【2025最新版】
ネットでニュースが見れる現代ですが、各新聞社のコラムなど、新聞ならではの良さもあり、インターネットだけではなく、新聞も売れ続けています。今回はどの新聞社が最も人気があるのか、発行部数をランキング形式で紹介&平均年収なども公開します。
人気新聞社の発行部数ランキングTOP5-1
5位:産経新聞
歴史

産経新聞の始まりは他の新聞社と比べても比較的新しく、1933年(昭和8年)です。創立当初は日本工業新聞の名前で創刊され、1942年(昭和17年)に産業経済新聞と改められました。そして1955年(昭和30年)に現代のサンケイスポーツである日刊サンケイ・スポーツが創刊され、1958年(昭和33年)に新聞の名称が現在の産経新聞に統一されました。また、1967年(昭和42年)になると、フジテレビジョンやニッポン放送、文化放送と共にフジサンケイグループを結成し、1968年(昭和43年)に仕事帰りのサラリーマン向けの夕刊フジ、1969年(昭和44年)には競馬ファン向けに競馬エイトを創刊します。シンボルとなる「目玉マーク」は1985年(昭和60年)に制定され、見る人に「あたたかさ」、「親しみやすさ」を感じさせるような意味が込められています。
特徴
論調

産経新聞は、アメリカ合衆国との集団的自衛権の必要性を主張しており、安倍内閣について、「右傾化」との指摘は誤りであるとするスタンスをとる、どちらかというと自民党に寄った論調が目立ちます。旧民主党に対しては2015年の政治資金収支報告がなされた際にも連日民主党議員の支出を批判する記事を掲載し、またゆるキャラグランプリ2015で民主党のゆるキャラ民主くんが142位で惨敗したとの記事を写真付きで掲載しています。社説「主張」・「正論」欄では親米保守・反共主義に肯定的な主張を多く掲載し、共産主義を批判しています。2013年には『はだしのゲン』を「ジャンプで打ち切りになり共産党系・日教組系と連載誌を転々とし始めた頃から、日本軍のありもしない蛮行や昭和天皇への呪詛がてんこ盛りになった」と論じています。また2006年には他の全国紙が批判的な論調をとる中、当時の内閣総理大臣小泉純一郎による靖国神社参拝を支持しています。
平均年収
4位:日本経済新聞
歴史

日本経済新聞は1876年(明治9年)に中外物価新報として創刊され、1889年(明治22年)に中外商業新報に社名変更、1924年(大正13年)に夕刊の発行が始まり、1942年(昭和17年)に日刊工業、経済時事両紙との合併によって日本産業経済に改名、1946年(昭和21年)に社名が現在の日本経済新聞社となりました。1963年(昭和38年)に創刊された英文日経は1991年(平成3年)の社名変更を経て、1999年(平成11年)に電子新聞も創刊されました。2001年(平成13年)になると、日経流通新聞が日経MJへとリニューアルし、2010年(平成22年)には日本経済新聞の電子版が創刊されるなど、時代の流れに合わせて複合メディアを展開しています。
事業者 株式会社産業経済新聞社
本社
〒100-8077 東京都千代田区大手町1丁目7-2
東京サンケイビル
〒556-8660 大阪府大阪市浪速区湊町2丁目1-57
難波サンケイビル
〒810-0004 福岡県福岡市中央区渡辺通5丁目23-8
サンライトビル
代表者 熊坂隆光
創刊 1942年(昭和17年)11月1日
朝刊 1,502,020部
夕刊 382,805部
売上高 1191億円
従業員 約2000人