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13位:ハング (中公文庫) 文庫 – 2012/9/21

755円

数々の警察小説を執筆してきた誉田哲也さんの作品の中でも最もハードな警察小説と言われているのが「ハング」です。難解な事件、そして組織の圧力に翻弄されながらそれでも立ち向かう姿が描かれており、スピード感のある展開が魅力の作品になっています。ハラハラする物語が好きな方はもちろん、刑事ドラマが好きな方にはとくに楽しんで読める作品と言えるでしょう。
本を読み始めたらそのタイトルなんか忘れていました。刑事ものの謎解き小説かなと思っているうちに、色々な謎がでてきて、「なんで?」という人物が登場し、やがて悲惨な展開となって行きます。
少なくとも「堀田班」メンバーの氏名はメモをして読み進んだほうがいいでしょう。会話で名前で呼び合うことが多く、混同してしまいます。遥ちゃんとの関係も書き加えてください。
多くの人が死んでいく小説で、終章でもまた一人の死が報じられますが、それが私を「やってくれたんだ」と納得させられるものであったのは確かです。
レビューを書くにあたって本書のタイトルに納得した次第です。

12位:増山超能力師事務所 (文春文庫) 文庫 – 2016/5/10

704円

「増山超能力師事務所」はココリコの田中直樹さんでドラマ化、映画化もされた人気作品です。超能力が事業認定された日本で日暮里駅から徒歩10分程度のレトロな雑居ビルに事務所を構える「増山超能力師事務所」を舞台に、様々な超能力を持つメンバーが能力を駆使して人を助ける作品になっています。コミカルテイストでありながらホロリとする場面もあり、エンターテイメント性の高い物語です。
単行本の帯にある通り増山超能力師事務所の6人のキャラとそれぞれの物語。そして、元部下で現在は独立して総勢16名の最大手の超能力師事務所を経営する河原崎晃の物語など、読み応え満載であっという間に読み切ってしまいました。
道尾秀介作品の真備霊現象研究所の得体のしれないあり方から、社会に認知さてた超能力という時代設定も現実味があってとても面白い。
所長増山のポリシー「解決すべきは所詮人間同士の問題。超能力なんてそんなに便利なものじゃない」という主題のもとに7つのチャプターから構成されているが、チャプターごとに考えさせられてしまう。
誉田ワールドに、また新たなシリーズが加わった。

11位:世界でいちばん長い写真 (光文社文庫) 文庫 – 2012/11/13

607円

青春のキラキラ感を堪能したい方におすすめの作品が「世界でいちばん長い写真」です。中学3年生という思春期の只中にある少年の不器用さをつぶさに表現した名作で、思わず感情移入してしまう作品になっています。自分の中学生時代と思い返したり、甘酸っぱい気持ちになれる作品で、誉田哲也さんのファンの中でも評価の高い一作です。

刑事ものを得意とする誉田氏の作品とは思えないほど、違った方向の作品でした。
タイトルに惹かれ購入しましたが、どういう写真かが解ってもぐいぐい作品に引き込まれ、一気に読破してしまいました。
中学生の主人公を取り巻く人々の描写も素晴らしく、余韻が残りました。また読み返してみたい作品です。

誉田哲也作品の人気おすすめランキングTOP10~6

10位:インビジブルレイン (光文社文庫) 文庫 – 2012/7/12

817円

「インビジブルレイン」は大人気姫川玲子シリーズの1作です。チンピラの惨殺事件を操作する姫川班にある日「犯人は柳井健斗」というタレコミが入ります。しかし上層部からは捜査線上に柳井の名前が浮かんでも追求してはならないというお達しがきます。警察組織の壁に立ち向かう姫川玲子の活躍から目が離せない物語です。
ドラマではシリーズが『ストロベリーナイト 』の括りで一話づつになっていたけど
小説を映画にしてしまうと、どうしても脚本家や監督の物語の抜き出しで良し悪しが決まってしまう。
映画では結局玲子と牧田、菊田の関係の抜き出しが多かったが、小説では事件からの心情や関係の深まり、それぞれの想いが1つづつ読み取れて好き。
刑事の姫川玲子を望む人は期待外れだろうが、生身の人間であり女性である彼女の当たり前の展開に新しさを感じる。

9位:ヒトリシズカ (双葉文庫) 文庫 – 2012/4/12

681円

「ヒトリシズカ」は6つの短編形式で構成されている作品でストーリーごとに主人公が変わる物語ながら最後に1つに繋がっていく、という形式を採用しています。謎の女性が章を重ねるごとに浮き彫りになっていく様子は見事と言うよりなく、読破後にもう一度読みたくなるような魅力あふれる作品に仕上がっています。ホラーテイストな推理小説が好みの方におすすめです。
同タイトルのWOWOWのテレビドラマを先に観て,少しだけ説明不足を感じたため,その原作である本書を読みました。ドラマに対して同じように感じた人には,お勧めできます。また,本書を読むことで改めて,テレビドラマが基本的には原作に忠実に作られていたと言うことを再確認できました。

著者である誉田哲也氏の「ストロベリーナイト」シリーズとは一見,趣を異にする作品ですが,ヒロイン(本作のヒロインはダークヒロイン)の背負っているものに寄り添う視線には通じるものを感じます。とらえどころの無い,しかし不思議な魅力をそなえた小説です。ある種のファンタジーと言っても良いかも知れません。

8位:ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係 (中公文庫) 文庫 – 2008/12/1

734円

「ジウ」は「ストロベリーナイト」と同じく女性を主人公とした警察小説で大人気のシリーズです。正反対な性格である二人の女性主人公が巨悪に挑んでいくストーリーで、スピーディな展開、スリリングなアクションなど見所豊富な作品になっています。警察ものが好きな方であれば必ずお気に入りになる作品ではないでしょうか。
私は始めこの作品の世界観が大きな規模そうだし、男性はこういう内容が好きかもしれないけれど、女性にとったら、ちょっとなぁ、と思いながら、とりあえずジウ2までしか購入しませんでした。主人公は、2人とも女性ですが、正反対のキャラです。この著者の本を読むといつも、女性なのかなぁ?と思ってしまうほど、女性の気持ちが丁寧に描写されています。ただ、読み始めは、なんとなくの刑事もので、面白いけど。と思ってましたが、話の展開が国家規模になっていきます。また、ハッて気づいたらすでにジウ2に突入していてあわてて、3を購入しました!めくるめく展開の早さと、なんか非現実な突拍子もない話が、目の前で起こっているようなぐらい引き込まれました。多くの伏線に、驚くほど引っかかり、また男性刑事の事を、私も彼女と同じくらい好きになるという、この著者の作品はたくさん、読んでいますが、これほど、記憶に残る作品はこれが初めてです。

7位:歌舞伎町ゲノム 単行本 – 2019/1/18

1,760円

「歌舞伎町ゲノム」は人気シリーズ、歌舞伎町シリーズの1作です。「新世界秩序」が再び動き出すストーリーで、謎が少しずつ解明されていく内容になっています。また、短編集という構造になっているので読みやすく、さくっと読破できるのも大きな魅力です。「歌舞伎町セブン」に新たなメンバーも加わるので、歌舞伎町シリーズを読んだことがある方もぜひチェックしてみてくださいね。
五話からなる短編集
一話目の兼任御法度を読んで、不覚にも涙がこぼれそうになった
読むのがもったいなくて二話目のページをなかなかめくれない
やっぱり誉田作品はハードボイルド系が良い

6位:シンメトリー (光文社文庫) 文庫 – 2011/2/9

649円

「シンメトリー」は「ストロベリーナイト」の主人公姫川玲子のスピンオフ短編集です。シリーズで見せる姫川玲子とは一味違う表情を見せてくれる作品なので姫川玲子のファンであればぜひとも抑えておいてほしい作品になっています。また、姫川玲子シリーズの世界観をより深く掘り下げたい方にも読んで欲しい1冊です。
引き込まれるように、一気に読んでしまいました。次の作品もと立て続けにすべて読み終わってしまった次第です。
病みつきになりますね。

誉田哲也作品の人気おすすめランキングTOP5~1

5位:レイジ (文春文庫) 文庫 – 2014/3/7

660円

「レイジ」は元々プロのミュージシャンを目指していた誉田哲也さんの音楽への熱意を感じることができる、音楽を通した青春小説です。2人で始めて組んだバンドが成功を収めたものの、音楽性の違いから道を分かつ主人公2人。それでも互いに成長し合っていく姿は胸に強く訴えるものがあります。音楽が好きな方であればより一層ジーンとくるのではないでしょうか。ほろ苦く切ない青春ロック小説です。
1970年前後に生まれた人は、時代背景が自分と重なって楽しく読めると思います。
私はすごく楽しかった。
アイドル、洋楽、楽器、録音機材、出てくる名前が全部映像と音楽で脳内再生されました。
礼二くんがバイトしてポータワンを買ったのは、もしかしたら、私が営業実習で2ヶ月過ごした御茶ノ水の楽器屋さんかもしれない、なんて妄想に浸ってみたり。ポータワンは確か12万くらいだったかな? 1万前後のMTRもあったから、礼二くんの本気度が感じられたり。
目黒のライブハウスも行ったことあった。さらっと書かれた単語の一つ一つに記憶が刺激されて、それは楽しい時間でした。
音楽が好きな人は、より楽しく読めると思います。
疾風ガールのシリーズよりも、こちらの方が音楽に浸れて好きです。

4位:ブルーマーダー (光文社文庫) 文庫 – 2015/6/11

814円

「ブルーマーダー」は大人気姫川玲子シリーズ6作目の小説です。シリーズの続編ではありますがこの作品から読み始めても十分楽しめます。刺激的な描写の多い作品なので、暴力的なものが苦手な方にはおすすめできませんが、ハードボイルドな作品を好む方であればスリルを楽しみながら読めるのではないでしょうか。内容はダークながらもすっきりとまとまっており、姫川玲子シリーズの中でも評価の高い作品になっています。
姫川玲子を知っていればこそのストーリー展開は軽妙な程の心地良いテンポで進み、実に面白いと感じさせて貰った。

3位:ソウルケイジ (光文社文庫) 文庫 – 2009/10/8

755円

「ソウルケイジ」は姫川玲子シリーズの第2弾となる作品で、姫川玲子の女性らしい一面を見ることのできるストーリーが人気になっています。多摩川土手に放置された車両から血まみれの左手首が発見、近くの工務店のガレージは血の海となっており、発見された手首は工務店の主人のものと判明したため死体なき殺人事件として捜査が開始されます。遺体はどこに消えたのか、なぜ手首だけ残されていたのか、など深まる謎から目が離せない名作です。
前作、「ストロベリーナイト」からの姫川玲子シリーズといっていい作品だが、別にこちらを先に読んでも何の問題もない。ま、こちらを先に読んでもストロベリーナイト (光文社文庫)を、速効買いに走るだろうけどね。

内容としては、正直ストロベリーナイツより、僕は読みやすかった。前作の相当キツイ部分(私ちょっとホラーめいた部分や軽とめいたところは苦手なんだな、どんな作品でも)は色を潜め、かなり人間模様、いやもっと深いドラマ性、何気なく日常を暮らしている人に潜む、秘められた歴史のようなものが中心の本作品の方が、僕は好きだ。
作者の作風に時にみられる、かたくなで、ぎすぎすしすぎじゃないのかと言う不器用な部分にも、若干のコミカルさ、人間味がうかがえ、本当にこの作品は良くできたものだと思う。

自作が楽しみであり、今後の姫川を囲む刑事たちのドラマの展開が本当に見逃せないと思う。

2位:武士道シックスティーン (文春文庫) 文庫 – 2010/2/10

814円

こちらも映像化されている作品で誉田哲也さんの青春小説の中でも人気の高い作品です。剣道一筋で攻撃的かつ高飛車な香織と日本舞踊から剣道へと転身したマイペースで温厚な早苗という2人の女の子を主人公に、竹刀を通して成長し、知らない世界を知っていく様が描かれています。剣道のルールなども細かく描かれているので剣道をよく知らないという方でもしっかり楽しむことができますよ。
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