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たかじんが好きな自分としては猛烈に腹が立った。
しかし落ち着いてくると
売れっ子作家にしてはあまりに不自然だ。

S氏がここまで語らなければ何も見えてこなかった。
不審な点はこんなに発見されなかった。
注目されなければ誰も追及できなかった。

自分の名前で本を出せば多くの人が手にする。
そして不信感が生まれる。
出版停止命令で公的な捜査が動き出す。
作家生命までもをかけてここまでしたのなら。
先を見通しての出版とすれば★5を付ける。

14位:フォルトゥナの瞳 (新潮文庫) 文庫 – 2015/11/28

767円

「フォルトゥナの瞳」は他人の死の運命が見える能力を手に入れた男が愛する女性を守ることができるのか、という内容の本で、生死を賭けた衝撃のラストが感動すると話題の小説です。美しく儚く悲しい物語として高い評価を受けており、人間的な美学について考えさせられる内容になっています。映画も制作されているので併せてチェックするとより深く理解できるかもしれません。
映画も評判良かったと思いますが、原作も良かったです。映画の俳優さんの顔や演技をいろいろ想像して読むことができました。

13位:錨を上げよ(上) (100周年書き下ろし) 単行本 – 2010/11/30

2,052円

「錨を上げよ」は作田又三という破天荒な男を主人公にした物語で、戦争が終わってちょうど10年目、空襲の跡も未だ残る下町で生まれ海図なく嵐の海に挑む姿を描いた感動超大作となっています。主人公の共感しにくい破天荒な振る舞いに違和感を覚えながらも読み進めた読者は下巻でのストーリーの回収方法にきっと驚くことでしょう。誰がなんと言おうと名作としての風格漂う作品です。
昭和三十年代の大阪が生き生きと描かれており、主人公である「作田又三」が著者の百田尚樹氏とダブルと思われる箇所も随所に鏤められている気がする。 社会背景など読者の実体験と重ね合わせて読み進むうちに、まるで本と”会話”をしているような感覚にさえなる。
主人公の「又三」が破天荒な振る舞いと、一人称で「ぼく」として描かれているのも興味がふかい。
多くの男性読者が大なり小なり「又三」と重なり合う経験は、まさに百田ワールドの面目躍如と感じました。
再読(読み返し)も楽しみな一編です。

12位:夏の騎士 単行本 – 2019/7/18

1,512円

「夏の騎士」は少年時代をテーマに記した長編小説で、百田尚樹さん版「スタンド・バイ・ミー」と名高い名作です。仲の良い友人2人と騎士団を結成し、謎をめぐる冒険、友情、小さな恋を稀代のストーリーテラーが美しく、力強く描いています。「少年時代」と聞いて思い浮かべる予想を裏切る展開は必見です。勇気について考えさせられる内容になっているのも、この作品の大きな特徴になっています。
これは、誰にとってもかけがえのない少年時代をテーマとした作品である。
さて、少年時代をテーマとしたものなら、例えば歌なら陽水だろうが拓郎だろうが「帰り来ぬ夏の日々」を歌いあげて切ないに決まっている。しかし、百田さんの描く少年時代の日々、そしてその後は、私の予想とは一味違った!

帰国子女の美少女への憧れ、秘密基地、未だ犯人が分からない殺人事件、一人のレディに愛と忠誠を誓う「騎士団」の結成、と始まれば「過ぎゆく夏の日々への郷愁満載」とその気に浸りつつ読み進んだ私。
これは「スタンドバイミー」を思わせるストーリーと思いきや、百田さんは人を驚かせる事が楽しいという作者なのだろう・・・。勿論、本書は友情物語には違いないのだが、その予定調和をラストでまんまと覆し、読者を一級のエンターテインメントの百田ワールドへと導くのであった!
そして、読者に「勇気」について考えさせる作品だと思う。

余談・本書にも初恋が描かれているのだが、それはそれ、少年の日の初恋の美しさ、崇拝者に囲まれた女性の実態を知った少年の悲しみ、そのような文学に接したい方々は、ツルゲーネフの「初恋」でもお読みください。

11位:幻庵 上 単行本 – 2016/12/31

1,728円

「幻庵」は幕末前夜、破天荒な夢をもった風雲児が、囲碁界最高家に「名人碁所」をめぐり、盤上で時には盤外で命懸けの激しい勝負を繰り広げる本格歴史小説です。「古今無双の最強の名人になる」と努力を積みあげていく主人公の姿に感銘を受ける作品となっており、囲碁を嗜む方であればより一層楽しめる小説になっています。もちろん囲碁を知らない方でも十分楽しめるのは言わずもがなです。
囲碁好きなら絶対楽しめると思います。
読んでいると碁に命を懸ける人たちの思いが伝わってくるような、とてもいい物語です。
私はこの本をきっかけに古碁の棋譜並べをするようになり、今ではAIに碁まで並べて勉強するようになりました。

百田尚樹作品人気おすすめランキングTOP10~6

10位:カエルの楽園 単行本 – 2016/2/26

1,880円

百田尚樹さん曰く「私の最高傑作」と断言する作品が「カエルの楽園」です。安住の地を求めて旅に出たアマガエルのソクラテスとロベルトが、豊かな国「ナパージュ」にたどり着くも、平和を揺るがすような事件に出くわして―、という内容で、概要だけ聞くと童話のような印象を受けるかもしれません。しかし、この作品は非常に深い。平和とは、大衆社会とは、今の政治とは。分かりやすく噛み砕いて問題を提起しており、日本の抱えている問題を指摘する作品となっています。
世の中には情報が溢れ過ぎているし、
政治家は分かりにくい単語で喋るので何が言いたいのかさっぱり分からない事もあり、
政治に関心があっても理解出来ない部分が多くありました。
この本では、今の政治を物語りとして噛み砕いて、
再編集してあるので、良く理解出来ました。
色々な人に手に取ってもらい、
改めて今の政治の在り方を考えてみてほしいです。

9位:風の中のマリア (講談社文庫) 文庫 – 2011/7/15

605円

「風の中のマリア」は昆虫の世界を舞台に描かれた作品です。オススズメバチの生態学的要素を踏まえ、生態における本能を主人公のマリアの感情として表現することで分かりやすく生態をとらえることができます。ストーリーは敢えて淡々を進ませることで多くの意味を含ませており、非常に面白く読める反面、内包する意味について考えさせられる作品となっています。
スズメバチの生態を詳細に叙述的に記載した内容だと思います。先に家内が読みましたが、昆虫には興味がないのかつまらないと言っていました。私は先入観なしに読んだつもりでしたが、太平洋戦争時の我が国の状況をスズメバチを通して小説にしている感じがしました。優秀なマリア=優秀な兵士とゼロ戦、女王バチ=天皇陛下 という感じで受け止めてしまいました。我が国と子孫を守るために、いつも死ぬ覚悟で全力を尽くしていた兵士。そのような気持ちで、我々の先祖は亡くなっていったのかなあと感じながら読み終えました。「永遠のゼロ」の印象がだぶってしまいました。私は戦争礼賛者ではありません。戦争は絶対避けるように国と国民を守る指導者が必要と思っています。この小説を読んで、太平洋戦争を感じたのは私だけなのでしょうか?

8位:ボックス!(上) (講談社文庫) 文庫 – 2013/4/12

799円

「ボックス!」は高校のボクシング部を舞台とした青春小説です。天才と努力家の2人がボクシングを通し、得がたい青春の日々と周囲の人間関係を描いています。ドラマを観ているような感覚で読み進めることのできる作品で、程よいスパイスの効いた熱血青春物語になっています。エンターテイメント性の高い作品を好まれる方におすすめです。
たった今上下巻を読み終えました。
作者の意図なのかは分かりませんが、この前に読み終えた「影法師」と同じ目に会ってしまいました。 
瞼が腫れ上がっています。
カエルや「0」で止まっている方がいたら、是非こちらもおすすめします。

7位:夢を売る男 (幻冬舎文庫) 文庫 – 2015/4/3

702円

「夢を売る男」は輝かしい自分史を残したいと考える団塊世代の男、スティーブ・ジョブズに憧れるフリーター、自慢の教育論を発表したい主婦など、本の出版を夢見る彼らの「現代では、夢を見るのは金がいる」と持ちかける敏腕編集長によるビジネスの中身を描いた作品です。現代人を風刺したような内容で、いびつな欲望をえぐり出すような笑いと涙の傑作長編になっています。
売れない出版界の実情を面白可笑しく、まあちょっとバカにしたような本。
でもそこは百田尚樹、最後は出版人に対して希望を持って熱いメッセージを込める。
小説は売れてなんぼ、読者に気に入られ満足させられるかが命。
純文学と称して売れない自己満足小説はめった切り。
ベストセラー作家であり、言いたいことは何でも発言する男だからこそ書けた小説。
出版業界の現実がよくわかるという意味でも為にもなりました。

6位:幸福な生活 (祥伝社文庫) 文庫 – 2013/12/12

700円

「幸福な生活」はとりあえず百田尚樹さんの作品を読んでみたい、という方におすすめの、短い話を18篇収録した短編集です。1つ1つの作品が非常に短く、カテゴリーも様々なので概要をお伝えするのは難しいものの、全ての作品が「幸福な生活」を主題としながらもどこかシニカルに展開していく内容となっています。サスペンスからホラー、コメディなどあらゆる内容が網羅されているのでショートショートではありますが、読み応えは十分ある1冊でしょう。
百田さんのシリーズやっぱ面白いです。
短編が詰まった小説で結末が衝撃的で好きでした。また、同じような作品読みたいです。

百田尚樹作品人気おすすめランキングTOP5~1

5位:日本国紀 単行本 – 2018/11/12

1,944円

歴史資料をひも解き、日本がどのように成り立ち、そしてどのような経緯を持って現代に至っているのかを百田尚樹さんらしい推論や意見を交えて書いているのが「日本国紀」です。日本人として生きているとあまり考えることがない、日本人とは何者か、日本はどんな国なのかを考えさせられる1冊になっています。今改めて日本を知りたい方にはぜひ読んで欲しい書籍です。
とてもわかりやすく歴史に興味のない人にも日本の成り立ちを理解できるおすすめの本です。

4位:影法師 (講談社文庫) 文庫 – 2012/6/15

713円

「影法師」は江戸時代を舞台に、その時を生きる武士を描いた作品です。友はなぜ不遇の死を遂げたのか。絆や友情を交え、謎を解き明かそうとする主人公が行き着いた真相に生き様を知る、感動の傑作です。精細な筆で書かれる深い美意識の話で、テーマの真髄としては「栄泉の0」に通じる部分もあるかもしれません。
百田尚樹さんが描く小説のファンになり、本書も吸い込まれるように完読しました。
勘一が父が亡くなったのを機に、下土ながら武士としての生き様を見せ、親友 彦四郎との交えたストーリーには感銘を受けました。
特に、隣家の娘を守るために命を張った勘一や、またや恋をする勘一、仕事を全うする勘一、新田作りに命を懸けた勘一、そして驚愕の終章。
期待越えの作品でした。
また読み返すと思います笑
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