一般的には「武勇に長けるが智謀に乏しい猪武者」というイメージが強く、乱暴者としての逸話があります。

関ヶ原の戦いでは第一の武功を賞され、関ヶ原ではたびたびそれをなげうつことも辞さない言動をしていました。賤ヶ岳一番槍の武功が光る武将です。

太田資清（道真）の子で、家宰職を継いで享徳の乱、長尾景春の乱で活躍しました。江戸城を築城したことで、武将としても学者としても一流という定評がありました。謀殺されてこの世を去った悲劇の武将でもあります。

大坂夏の陣で徳川家康の本陣まで攻め込んだ勇敢な活躍が、「日本一の兵（ひのもといちのつわもの）」と評されました。

そこから軍記物、講談、草双紙（絵本）などが創作され、明治-大正期に立川文庫の講談文庫本が幅広く読まれ、真田十勇士を従えて宿敵である家康に果敢に挑む英雄的武将というイメージで、最強武将となりました。

一般には島 左近（しま さこん）の名で広く知られています。実名は勝猛（かつたけ）などの俗称があり、自筆文書でも「清興」の花押を使用しているため、正確には清興であると考えられています。三成の秀吉への想いに命を捧げた文武両道の得がたき将でした。

戦国時代から江戸時代前期にかけての武将で、米沢藩（主君 上杉景勝）の家老です。兜は「錆地塗六十二間筋兜」 立物は「愛字に端雲の立物」でした。主君景勝を支え、上杉家を守り続けた名将です。

外征に実績を残し、武田氏・今川氏との間に甲相駿三国同盟を結んで関東を支配し、上杉謙信を退け、後世につながる民政制度を充実させました。

政治的手腕も発揮した武将です。後北条氏当主として、30年以上にわたって後北条氏を率いました。

黒田 如水（くろだ じょすい）として広く知られています。軍事的才能に優れ、豊臣秀吉の側近として仕えて調略や他大名との交渉など、幅広い活躍をしました。秀吉の参謀と評され、後世「両兵衛」「二兵衛」と並び称された最強の武将です。

織田信長に見出されて重臣に取り立てられますが、本能寺の変を起こして主君を自害させたことが有名です。直後に、中国大返しにより戻った羽柴秀吉に山崎の戦いで敗れてしまいます。

光秀の本姓は源氏、清和源氏の家系で、美濃源氏土岐氏支流である明智氏の出身です。

上杉謙信に仕えた猛将でら初期の筆頭家臣でした。甲斐の虎、武田信玄を第４回川中島の戦いで先鋒を務め、戦国最強武田信玄本隊を壊滅的に追い詰めました。柿崎景家の名を出すだけで敵が逃げ出すほど恐れられていたそうです。

幼少の頃から織田信長に目をかけられ、信長自身の娘を娶らせる約束をするほど優秀な子供時代だったそうです。織田信長の家来として、数々の武功を上げています。秀吉の小田原攻めで夜襲をかけられた際は、逆に相手を単身背後から槍でなぎ倒したそうです。

伊達政宗の剣術の師であり、軍師でもあったそうですを知勇両方を兼ね備えた武将で、伊達政宗が奥州で覇を唱えることが出来たのも、片倉景綱がいたからです。豊臣秀吉から大名の誘いがあっても断り、忠義に厚い人でもあったそうです。

戦国時代から安土桃山時代にかけての武将です。毛利元就の次男で、母は吉川国経の娘・妙玖です。同母の兄弟に兄の毛利隆元、弟は小早川隆景です。