
都道府県のGDP・経済ランキングTOP47!日本全国版【最新版】
今回は都道府県別のGDP・経済ランキングを紹介していきます。GDPはストックに対するフローをあらわす指標であり、経済を総合的に把握する統計である国民経済計算の中の一指標で、この伸び率が経済成長率に値するとされています。
23位:滋賀県

県内総生産(GDP)6,164(10億円)
平成27年 6,164(10億円)
平成26年 5,881(10億円)
滋賀県は、日本有数の消費地である京都・大阪を支える農業県として大きな存在感を放っています。滋賀県で生産された米は「江州米」または「近江米」として知られ、日本茶発祥の地とされ、江戸時代には政所茶が宇治茶と並ぶブランド茶として名を馳せ、現在も甲賀市土山町(県内最大の栽培面積・生産量)と信楽町朝宮(日本五大銘茶)を中心に栽培が行われています。現在は西日本有数の工業県であり、2010年の工業生産出荷額は6兆5,741億円に達しています。主要な工業生産品には近世からの伝統産業である日野・甲賀地方の医薬品があり、2011年の医薬品生産額は2,506億円で、全国11位でシェア率3.6%となっています。
22位:岐阜県
21位:岡山県
都道府県GDP・経済ランキングTOP20-11
20位:福島県

県内総生産(GDP)7,824(10億円)
平成27年 7,824(10億円)
平成26年 7,761(10億円)
第一次産業では水稲、福島市や伊達エリアのモモに代表される果物などの農産物、いわき市のカツオ、郡山市の養殖鯉(出荷量日本1位)などの水産物が主要産物です。第二次産業では東京首都圏に隣接する至便性のため首都圏より県内に進出する企業も多く製造品出荷額では宮城県を抑え東北地方1位を誇ります。電子機器関連の工場の立地が多く、福島市周辺では電子機器、会津若松周辺では半導体、郡山周辺ではプリント基板関連、電子部品、いわき市周辺では電子機器、化学製品、自動車エンジン工場などの立地があります。最近では田村市において自動車電装部品関連企業の誘致にも成功しています。第三次産業では県内における最大の都市圏は、中通り中部の郡山を中心とする郡山都市圏であり、周辺地域とともに県内最大の郡山経済圏を形成し、郡山市は東北地方第2位の商業年間商品販売額を誇り商都と呼ばれています。
19位:三重県
18位:長野県
17位:群馬県
16位:新潟県
15位:栃木県

県内総生産(GDP)9,016(10億円)
平成27年 9,016(10億円)
平成26年 8,530(10億円)
主要産業は、宇都宮市のほか上三川町、小山市、大田原市、真岡市、栃木市、足利市、鹿沼市、矢板市などに代表される内陸型近代工業で、これらは北関東工業地域の一部を形成しています。ほか、農業も盛んであり、県北から流出する河川の豊かな水を利用した産業地帯で、米作が盛んなほか飲料工業も発達しています。那須塩原市や大田原市、宇都宮市は国内有数の米産地となっているほか、那須塩原市では酪農も盛んであり、国内生乳生産量は北海道に次いで2位となっています。観光産業も盛んで、日光市や那須塩原市、足利市の歴史・自然遺産、温泉が人気です。
平成27年 5,870(10億円)
平成26年 6,057(10億円)
山口県の平成27年の県内総生産は5兆8,700億円で、前年から比べると約3.1%減少しています。県内総生産に占める割合は第3次産業が62.8%と最も大きく、次いで第2次産業36.5%、第1次産業0.7%の順になっています。山陽地方に当たる瀬戸内海側は、重化学コンビナートを中心とした工業と、高速道路網などを生かした流通業などが発展しており、瀬戸内工業地域の一角を成し、一方で、山陰地方に当たる日本海側は、農業・漁業などの第一次産業と観光業などのサービス産業が中心になっています。