
司馬遼太郎の作品おすすめランキング30選と口コミ~人気の書籍・小説を紹介【2025最新版】
歴史小説を多く執筆し、歴史の読み解き方の提唱を同時に行ってくれる司馬遼太郎作品。ドラマ化も多くされているのでご存知の方も多いことでしょう。今回は司馬遼太郎作品の人気おすすめランキングを口コミと共にご紹介し、さらに選び方のポイントを解説していきたいと思います。
551円
司馬遼太郎と14代沈壽官との絶妙の語らい、両者の人柄がしのばれる。14代沈壽官さんは薩摩で最も薩摩人らしい人でした。日本人でも彼ほど妙円寺前りの全曲歌える人はいないし、また本当のさつま弁をしゃべれる人もいません。島津の殿が武士待遇で屋敷を与え、保護し、理不尽にも連れてこられたことを跳ね返し、日本に陶芸を教えてくれたことに感謝しします。
713円
ご存知の通り、数多い司馬遼太郎氏の小説の中でも、最も長い小説で、大河ドラマにもなった長編です
で、本書の内容は、明治維新後
というよりは、明治維新の最大の功労者であり、維新後も、陸軍大将・参議・近衛都督という三役を兼務し、最高の権力を誇ったというべき西郷隆盛が主人公です
で、その西郷隆盛ですが、数多くの血を流し、維新を成し遂げたにも関わらず、政府高官についた維新の功労者の放蕩ぶりを見るにつけ、「維新とは正しかったのか」という疑問を呈するに至ります
果たして、維新とは「革命」であったのか、単なる「権力交代」であったのか、もう数度目になりますが、再度、著者とともに、隆盛の生き方をベースに維新後の歩みをたどりたいと思います
現「大河ドラマ」の西郷どんをご覧になってる方には、その後、日本がどうなっていくのかを知る意味でも、必読の1冊だと思います
810円
封建制度の崩壊を見通しつつも、長岡藩藩士としての生き方を貫いた河井継之助の生き様を描いた小説。
「死の覚悟を常に持った上で生きる意義のみを考えていく」という河井継之助の徹底された考え方・生き様が、上・中・下巻を通じて描かれている。そして、この徹底された生き様が、読んでいてある種の爽快感を与えてくれる。
各巻で書かれた河井継之助の考え方・言葉が非常に示唆に富み、その多くが現代の我々にも大いに勉強になると思う。自己啓発本とは一種異なった刺激を得られる本で、バイブル的な存在になること、間違いなし!
810円
一番手にしか居場所がないことを如実に表したのが関ヶ原であったと思いまが、一番手になれない者は、現実として一番手の者の下に付くしかない。
関ヶ原では家康か三成の二者択一をせざる得ないわけで、そこに苦渋の選択が生まれたことでしょう。何せ、この二人の男に自家の運命を左右されることになるんですから。
ですから、現代でも、男の世界ではこの関ヶ原は単なる物語ですますわけにはいかない、だからと言って、家族や親、恋人を失望させるようなやみくもは許されない、人生、どう見切っていくかですね。関ヶ原は今日の物語だと思うのです。
司馬遼太郎作品おすすめランキングTOP10~6
691円
ある方に勧められて読んでみましたが、大変面白く一気に読み上げました。こういう人物に焦点を当てて書き込んだのはさすが「司馬先生」です。大河ドラマにして欲しいですが、歴史上では取り上げられていない人物ですから難しいでしょうね。でも、この本で取り上げられておりますから良しとしますか。歴史好きの方にはお勧めです!
702円
読む前は、長いし、大変そうだと思ったが、そんなことはなく、
スラスラよめた。
しかし、安倍首相がいう欧米列強に追いつき追い越せという
スローガンは、このころが始まりで、つまるところ軍隊を強固にして、軍事力で対等になることが、主眼であることがこの作品から読み取れた。
そうなると、憲法9条の改正なんか危ないもののような感じだ。
なにか、時代を逆行するみたい。
648円
才色兼備な細君のことを「山内一豊の妻」とはよくいわれているが、その由縁はこういうことだったのかと今更ながら感心しました。それにしても司馬さんの歴史モノがすごいのは、これが本当の歴史の事実であったんだろうと錯覚してしまうところでしょう。他の作家の歴史モノで司馬さんの書いた内容と違うものを見ると、みなうそっぽく感じるのは私だけではないはずです。
810円
斎藤道三という織田信長の義理の父の話。
道三は”権力のある者に於いては無能である事こそ悪である。”という考えの持ち主。
様々な知略を駆使しながら一塊の商人から美濃国の主になるその過程は爽快でした。
950円
週刊文春に本書を原作とした劇画が連載中(題名同じ。作画は森秀樹)ということもあって今回再読。初めて読んだのは思い出せないくらい昔のことだが今読んでも面白かった。昭和37年作品。半世紀以上の歳月を経て読み継がれる新選組ものの古典であり定番。全15篇の短篇集。一篇ごとに各一人の隊士に焦点をあてることによって隊士一人一人の個性を浮き彫りにするだけでなく、新選組という組織の人間模様をはっきりと読者にわかるかたちで示している点はさすが司馬遼太郎。監察山崎蒸(すすむ)という新選組のなかでは地味な人物が複数篇に登場し脇役として重要な役割を担っている(『池田屋異聞』では主人公)。山崎は生家が大阪の鍼医者。近藤の側近として今でいう対外諜報活動や隊士の身辺調査のような仕事をしていた。大阪の薬屋に生まれた司馬は、関東の荒くれものぞろいの新選組隊士の中で山崎の存在にかなり親近感を感じたのかもしれないな、などと思いながら今回読んだ。全15篇。一篇30分くらいで読める。順不同どこから読んでも面白い。ただあくまで小説なので史実と思い込まないように。まそれくらいのリアリティーがあるということですが。
司馬遼太郎作品おすすめランキングTOP5~1
767円
戦国期もの3作、幕末もの5作、計7作の短編集。
司馬先生の凄さは、幕末という時代をあらゆる視点から
見る事が出来るという点ではなかろうか、とこの一冊を読んで改めて思わざるを得ない。
表題にもなっている「人斬り以蔵」。
幕末における彼の唯一の存在理由は、人を斬る事だった。
稼業として殺人を繰り返す以蔵の生涯を描いた作品。
「人斬り」という言葉の持つ、暗く凄惨なイメージは彼の為にあり、また彼から生まれ出たものかもしれない。
756円
まだまだ司馬文学は読んでおりませんが、私が今まで読んだ中で一番と言って良いほど感動しました
この話の内容はざっと言ってしまえば高田屋嘉兵衛の一生なのですけど、どんどんクライマックスになるにつれ彼の人生は粋だなぁと感じました
これは読んで良かったなぁと思いました
ぜひぜひ一読されてみることオススメします
562円