
司馬遼太郎の作品おすすめランキング30選と口コミ~人気の書籍・小説を紹介【2025最新版】
歴史小説を多く執筆し、歴史の読み解き方の提唱を同時に行ってくれる司馬遼太郎作品。ドラマ化も多くされているのでご存知の方も多いことでしょう。今回は司馬遼太郎作品の人気おすすめランキングを口コミと共にご紹介し、さらに選び方のポイントを解説していきたいと思います。
スポンサードリンク幕末の御典医・松本良順と語学の天才伊之助の話です。
坂本竜馬とか新撰組なんかに比べると派手ではないし有名ではないかもしれませんが、
私の中では松本良順はもっと世の中に認められてもいいのではと思います、、、
きっとこの本を読んだ人もそう思うに違いありません!!
大河ドラマとかにして欲しいくらい。(でも地味かな!?)
良順の名があまり有名ではないのは、
やはり負けた幕府側の人間だったからでしょうか??
つくづく私たちが教えられる日本史ってどうなん??と考えてしまいます。
その点彼を取り上げた司馬遼太郎はすごい。
司馬遼太郎独特の歴史背景説明文も満載ですので、医学の歴史も一緒に学べます。
漢方医と蘭方医の対立などなど。
是非、医者という立場から見た幕末をご覧ください。
961円
天正十九年(1591年)から文禄三年(1594年)にかけて、京、大坂、堺を主な舞台として展開される忍者・歴史小説。
伊賀者のふたり、葛籠重蔵(つづら じゅうぞう)と風間五平(かざま ごへい)の、これまで抱いていた忍者のイメージとは大きく異なるキャラクターに、まず惹かれましたね。天下人・太閤秀吉を暗殺することに命を賭ける重蔵の、シニカルでストイックな人生哲学。一方、重蔵の好敵手たる風間のほうは、忍者を捨てて武士の世間に入り、栄達を掴もうとする。それぞれの気質こそ対照的なふたりですが、伝統的な忍者たちとは異なる考え方を持ち、行動していくところに、革命児・風雲児的な魅力がありました。
この異色の忍者と関わる女(くノ一)、小萩と木さるのキャラもそれぞれに印象的。殊に、仕事師としての怜悧な面と、重蔵に惚れた女の面という両面を持つ小萩に惹かれましたね。
タイトルにある「梟(ふくろう)」とは、忍者のこと。むらがる雀(すずめ)に見立てたさむらいに対して、ほかの者と群れない孤独な忍者をたとえて梟と言っています。文中、甲賀ノ摩利洞玄の言葉(p.310)
853円
司馬遼太郎戦国三部作に数えられる傑作。
歴史上最も稀な出世を成し遂げた豊臣秀吉の人生譚です。
裸一貫の浪人から関白にまで登りつめるプロセスは躍動感に溢れ、胸躍ります。
上下巻合せて1,000P程ありますが、間延びすることなく一気に読めました。
戦は開戦したその瞬間に勝負は決まっている、という秀吉の言葉がとても印象に残りました
670円
表題作を始め、幕末の「藩主」を描いた中編集である。短編集と呼ぶには、どの作品も内容が豊富で司馬ワールドが見事に
展開しており、私は敢えて中編集と呼ばせて貰う。明治維新という日本史における最大のイベントにおいて、大きな影響を
及ぼしえた4人の藩主、山内容堂、島津久光、伊達宗城、そして鍋島閑叟。だが、彼らは日本史において決して主役には
なれなかった。司馬は容堂を表現するに、「暴虎のごとく幕末の時勢の中で暴れまわったが、それは佐幕にも役立たず、
倒幕にも役立たなかった」と言い、佐賀の妖怪閑叟に至っては、「戦国の世に生まれていたらもう少し面白い世を送って
いたかもしれない」と言わせている。島津久光は、死ぬまで西郷と大久保に利用されたことを恨んでいたというし、そう
いう「気の毒な藩主たち」を司馬はその独特の史観で極めて魅力的な人間として描いて見せる。
この司馬史観に関して、巻末の解説で芳賀徹が素晴らしい短文を寄せてくれている。わずか数ページではあるがこれも
短い論文として十分読むに値するものになっている。私は司馬の愛読者と自負しているが、司馬作品の中でも私の中では極めて上位に位置付けたい中編集である。
659円
テレビドラマのような華やかな展開かと思っていた。しかし、それ以上に波乱に満ち、とてもドラマでは表現できないような人生だったと知った。さすが、司馬大先生の著作。たいへんよい一冊でした。
767円
数奇な時代に生きた、大村益次郎の日本における役割、重要性を再認識させて名著である。
司馬遼太郎作品おすすめランキングTOP20~16
741円
『直ぐに手に入るものは、直ぐに無くなる』との思いから、空海が唐にて
たった二年で得たものの大きさに疑問を感じて、この本を読んだ。
著者の洞察にて、より深く当時の時代背景や時の権力者、関連する人々の
思惑を理解することができた。
2,400円
数ある司馬遼太郎作品の中で、私が一番好きな本です。
最初に読んだのは、25年以上前になります。
当然文庫本の時代です。
その時から10回近く読んでいますが
老眼が進み(笑)、単行本では読みづらくなってきましたので
Kindle版のこちらを購入しました。
スマホでいつでも読めるのがいいですね!
『おもしろき こともなき世を おもしろく』
680円
徹底してオリジナリティーを排除することで、天下を維持した家康の生き方が
その後の日本人の気質の醸成になった。
模倣に徹することができることが才能
関ヶ原等の描写はほぼないが、非常に興味深く読めました
907円
…ほとんどに云える事ですが、血沸き肉踊ります。
作品としてはレヴューの数が物語るように、地味なのかも知れません。
主人公がこの国の司法制度を築いた最初の官僚(…と云っても言い過ぎではないでしょう)の話ですから。
ですが、あなどるなかれ!
かつてはこの国の官僚もこれ程までに『男』であったか!と感動できます。
己の仕事に己の信念を貫き、それが己の地位保身の為ではないが故に斃れて行く。
これは史実を元にしたフィクション(小説)である、と判ってはいてもやはり感動します。
江藤の姿をこの小説で思い描いた後、現代の政治家や官僚を眺めると…なんともトホホとなります。
1,200円
司馬遼太郎の代表作の多くは、激動の時代を生きた「漢」たちの生き様を描いている。だから、たとえその主人公が非業の死を遂げた、あるいは歴史上の敗者となったとしても、ファンはその生き様にある種の爽快さを感じずにはいられない。
しかし、本作品にはそのような読後の爽快感はない。妻の菜々の目線で描かれる前半部分は、英雄と呼ばれるに相応しい長宗我部元親の活躍がメインで読んでいて面白い。しかし、菜々の登場が少なくなる後半部分は、天下取りの夢が破れた挫折から立ち直れず、挙げ句に最愛の息子も死なせてしまった男としての元親がメインなので、読んでいて辛くなる。そして、元親には、他の大名のように、秀吉死後を見据えて動くだけの時局を見る目もしたたかさもなかった。宮仕えの悲哀故に最愛の息子を失った後の元親の人生をほとんど描かなかったのは、「太閤記」と同様に主人公の末路を描くのが忍びなかったからだろう。
結局、元親は戦国武将として華々しく生きることも死ぬこともできなかった。いわば、普通の男である。後半の「宮仕え」の身に堕ちた元親の苦悩は、日々その悲哀を味わう現代サラリーマンのそれと極めて近い。だから、司馬遼太郎の代表作の主人公である坂本龍馬や土方歳三といった人物に対して抱く憧れではなく、元親にはむしろ共感を抱くのである。ただし、それが故に読後感は限りなく苦い…。
司馬遼太郎作品おすすめランキングTOP15~11
810円
司馬遼太郎さんの作品はスケールが大きく、どの書を読んでも引き込まれてしまします。
この本も上・中・下の3巻、一気に読み上げてしましました。
歴史小説ですが、リーダーの方にはぜひ読んでいただきたい書だと思います。
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