
東京23区の平均年収・金持ちランキング最新版【2025最新版】
政治・経済などあらゆる分野で日本の中心都市とされる東京。そんな東京都にも様々な方が住んでおり、金持ちが多いことでも知られています。今回は東京23区内でどのエリアに最も金持ちが住んでいるのかを平均年収順にランキング形式で紹介します。
8位の新宿区の平均所得は543万5251円です。都庁を中心とした副都心高層ビルや日本一の繁華街として有名な歌舞伎町がある新宿区は、昼間も夜間も常に人口が集中しており、別名「眠らない街」とも呼ばれています。23区内でも、知名度では渋谷と肩を並べるメジャーなエリアと言えるでしょう。そして世界ナンバーワンのターミナルステーションを持ち、日本で一番人が集まる場所です。平均所得に関しては543万円で8位につけていますが、格差は激しく、300万円未満が33%を占めており、700万円から1000万円以上が24%で補っている状況です。
7位:世田谷区
7位は世田谷区で平均所得は554万1141円となっています。高級住宅街のイメージが強い世田谷にしてはちょっと少ない気がしますが、エリアによって大きな違いがあるためです。最も高所得が住む成城に限って言えば、平均年収は860万円とされています。これだけを見れば渋谷区の平均所得を上回りますが、それだけバラつきがあることがわかります。
6位:文京区
6位の文京区の平均所得は612万4298円です。特に本駒込周辺は高所得者が住んでいる傾向があります。江戸時代から数多くの武家屋敷が置かれていたことから、現在でも大邸宅が建ち並び、今でも高級マンションが立つなど人気のあるエリアが文京区・本駒込です。地域内にお寺や神社が多く現存するのも特徴と言えます。また、三菱財閥創設者の「岩崎弥太郎」が購入した六義園もこのエリアを代表するものになっています。小石川後楽園とともに、江戸の二大庭園に数えられる六義園内の「しだれ桜」は有名で、この他にも「出汐湊」や「つつじ茶屋」、「渡月」といった繊細で温和な日本庭園があることでも有名です。
東京23区の金持ちランキングTOP5-1
5位:目黒区
5位の目黒区の平均年収は615万2461円です。目黒区も1億円以上の戸建てが多い区で、自由が丘以外には中目黒、上目黒、下目黒、平町、柿の木坂、青葉台、五本木に素敵な家が多いという声が多く立ち並んでいます。都心に近い住宅地として発展してきた目黒区は、区内には中目黒や自由が丘といった人気の駅が多く、そのためオシャレでハイセンスな街という印象が強いくあります。渋谷や代官山、恵比寿にもアクセスがいいこともあって、特に女性から人気が高くなっています。
4位:中央区
4位の中央区の平均所得は647万1460円です。そんな中央区と言えばやはり日本一地価が高い銀座という一大商業地区があるのが強みで、それだけでなく金融取引の中心地として知られる兜町があるのも中央区です。銀座エリアは老舗のデパートを始め高級ブランドのショップが多く立ち並び、もはや説明不要のショッピングエリアで、休日の昼間ともなれば買い物客や観光客でにぎわう観光スポットです。近年注目すべきは、ウォーターフロントのタワーマンション地区で、隅田川や東京湾に面した地域に超高層マンションが立ち並ぶようになり、中央区の住民は増え続けています。
3位:渋谷区
第3位は渋谷区で、平均所得は851万2261円です。渋谷区の高級住宅街として有有名な松濤は、旧東京都知事公邸や美術館にコンサートホール、そして大金持ちと有名人の大邸宅が建ち並ぶことから、「日本のビバリーヒルズ」とも呼ばれています。このあたりに多くのお金持ちが住んでいるとされています。松濤の左にはセンター街が隣接しており、その隣が道玄坂、南には円山町に神泉町と、渋谷のど真ん中に位置していることがわかります。
2位:千代田区
2位の千代田区の平均所得は999万1758円で、1位の港区と100万円以上の差があります。永田町に国会議事堂、そして霞が関に官公庁があり、政治の中枢を担う地区として有名で、他にも皇居があり、大手町や丸の内といったビジネス街があるため、まさに日本の中心地といえます。住居があるのはわずかな地域に限られており、さらにその一部が番町地域になっています。ここはいわゆる昔ながらのお屋敷の高級住宅街で、ビジネスの中心地でもあるため地価も当然高めです。そういう地域に住める人がそれなりにいるわけですから、当然区の平均所得も高いわけで、実際、政界の大物が豪邸を構えている地域としても有名です。
1位:港区
東京でリッチな人が住むエリアと聞いて、真っ先に思い浮かべるのが港区ですが、実際、統計的にも港区の住民は他と比べて高所得であることがわかります。港区の平均所得はなんと1126万4535円で、東京23区内、日本全国で断トツのトップです。確かに港区には、麻布に代表されるような高級住宅地があり、赤坂や六本木には高層賃貸マンションが数多く建設されており、さらに大使館が多く、外国人の入居を想定した広いスペースの物件もあり、これが相場を引き上げていると考えられています。港区の住民はなぜこれほど金持ちなのかというと、ビジネスで成功した人が、港区のブランド・イメージや高級マンションに魅力を感じて転居してくるのケースが後を絶たず、お金持ちの人が集まってくることが、最大の理由とされています。
まとめ
ここまで東京23区の金持ちランキングを紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか。最も金持ちが多く住むのは高級住宅街が多数点在する港区でした。港区の平均所得は1千万円をこえており、もちろん日本一の街ということになります。
面積 58.05km2
総人口 936,828人
人口密度 16,138人/km2
1R 平均家賃相場 80,300円