
東京23区の人口ランキングを公開【最新版】
東京23区の人口はおよそ1千4百万人と言われていますが、23区にどのように分散されているのでしょうか。そしてどの区が最も人口が多く、どの区が最も人口が少ないのか興味をもったことはありませんか。今回は東京23区の人口ランキングを紹介します。
東京23区人口ランキングTOP15-11
15位:目黒区
目黒区は東京23区の南西部に位置し、主に住宅地として発展してきた経緯があります。目黒区の人口は287,139人で15位に位置しており、最も多い年代は30代後半から40代で、3人から4人1世帯の家族が多いことがわかります。人口の推移も減少を続けていたのが2000年代から再び右肩上がりになり、ピークだった1960年代の300,000人台も目前に迫っています。
14位:豊島区
立教大学、学習院大学、川村学園女子大学、東京音楽大学といった教育機関、高級住宅街である目白、「おばあちゃんの原宿」として知られる巣鴨、多くの著名人が眠る雑司ヶ谷霊園や慈眼寺、染井霊園などが存在します。昭和40年度(1965年)の国勢調査の結果、日本一の人口密度の地方自治体になっています。2005年の国勢調査では、東京都中野区に次いで国内第二位となりましたが、2010年の調査で再び人口密度日本一となっています。2018年には40年ぶりに人口29万人を突破しましたが、2025年以降は減少していくと予想されています。豊島区の出生率はかなり低く、人口増加はすべて地方からの転入によるものです。元から豊島区に住み続けている人の数は長らく自然減の状態にあり、今後地方からの流入が低調になるにつれ、人口は減少していくものと予想されています。
13位:中野区
中野区の人口は341,365人で東京23区で13位です。区内全域にわたり戸建住宅や集合住宅が密集して広がっており、低層建築物がほとんどを占めていますが、主要道路に面した地域には中層〜高層マンションが多くあり、人口の増加につながっています。いわゆる木賃ベルト地帯の一角であり、賃貸住宅の比率が高く、このあたりでは人口の流動性が高いとされています。家賃が安く、交通が便利なことから、20〜30歳代の若年層の居住がきわめて多く、18歳未満の子供の居住が少ないという特徴があります。
12位:新宿区
新宿区の人口は349,844人で東京23区内で12位につけています。その人口は1960年を栄に減り続け、2000年から再び増加傾向にあります。最も多い年齢層は20代~30代で、若者が多く住んでいることを表しています。若者が中心の理由は、学習院大学や慶応大学、上智大学、東京医科大学、日本大学、東京理科大学、早稲田大学など数多くの大学が点在している点にあります。新宿は学生が多く住む特別区として認知されていることがわかります。
11位:北区
東京23区の人口ランキグ第11位は354,158人の北区です。北区の人口は1960年代をピークに、1970年代から減少し始め、2000年代を境に再び緩やかに伸びてきています。北区は応じ地区、赤羽地区、滝野川地区に分類されています。国立スポーツ科学センターや国立西が丘サッカー場、ナショナルトレーニングセンターなどスポーツ施設が充実しており、また、日刊スポーツ新聞の印刷工場や、大日本印刷工場など紙や印刷、出版流通業関連施設が豊富に存在しています。
東京23区人口ランキングTOP10-6
10位:品川区
品川区の人口は409,591人で東京23区内で10位につけています。人口の推移は第二次世界大戦後の戦後の復興で1960年にピークを迎え、バブル崩壊とともに人口は減少を続け、2000年には350,000人を割り込みました。しかしそこから再び人口は増え続け、現在は40万人を超えています。HOME’Sリサーチが実施した東京23区生活実感ランキング2006では総合満足度1位を獲得し、23区内でも最も住みやすい街に輝いた実績をもつ特別区です。
9位:葛飾区
東京の東に位置し、千葉や埼玉と隣り合わせになっている葛飾区は、人口454,492人を有する東京23区第9位の特別区です。葛飾区の人口は1970年代をピークに若干減少していますが、近年、東京理科大学葛飾キャンパスとして誘致を行い、人口減少に歯止をかけることに成功しました。そのため緩やかに減少を続けていた人口は2010年代に入って回復の兆しをみせています。
面積 14.67km2
人口密度 19,573人/km2