服にもサイズがあるように、ハンガーにもサイズがありますので、掛けたい衣類に合わせてサイズを選びましょう。男性や女性、大人や子供、ジャケットやワイシャツといったように、とても豊富な種類がありますが、掛けたい衣類よりも少し小さめのハンガーを選ぶことがポイントです。また、ジャケットなどの厚みのある衣類には、3～5mmほどの厚みのあるハンガーを選ぶことで衣類への負担を少なくし、安定した掛け心地を得ることができます。

ワイシャツやブラウスなどはフェルトやラバーの付いたタイプを選ぶことで、ズレ落ちてしまう心配がなく、スーツを掛けたい場合には厚みがあり、人の形に似せたカーブラインがあるハンガーを選ぶことによって型崩れを防ぎます。
また、スカーフやネクタイ用のハンガーはたくさん吊るして収納することができ、たたみジワや絡まり、縮まりを防ぐことができます。
このように、ハンガーは衣類の種類によって様々な工夫がされていますので、掛けたい衣類に合わせて種類を選びましょう。

洗濯物を干す際には、衣類用ハンガーだけでなく、靴下や下着などを干すのに便利なピンチハンガーも必要ですね。ピンチハンガーは、ピンチの数が少ないミニサイズから、たくさんピンチがついている大きいサイズまで様々ですので、家族構成や洗濯物の量などを考慮し選んでみましょう。

ハンガーに使われている素材は、耐久性や価格も様々です。
その中でも価格が安く、軽くて扱いやすいハンガーはプラスチック製です。水分にも強いので、洗濯物を乾かすハンガーとしておすすめなタイプといえるでしょう。しかし、日光などの熱には弱く、耐久性はありません。
耐久性を重視したいのであればステンレス製がおすすめで、こちらはサビにも強く劣化しにくいのが特徴です。また、スチール製もビニールコーティングがしてあり、ステンレス製よりは耐久性に欠けますが、コストもかからず、カラーも豊富なのでハンガー選びの幅が広がりますよ。