富山県の魅力は何といっても富山湾からとれた新鮮な海の幸、そして北アルプスから収穫された山の幸です。そんな富山県は住みたい街がたくさんあることでも知られていて、東洋経済新報社が毎年発表している「住みやすさランキング」でも2017年度にはなんと富山県の都市が50位までに7つもの街がランクインしてるほどです。富山市は富山県で唯一の都会で、農業や水産業が中心になっています。

群馬県は関東地方の北西に位置する内陸県で、関東と信越地方を結ぶ要衝として栄えた県として知られています。場所によっては東京の都心部へ電車1本で行くことができるアクセスに優れたベッドタウンとして人気の地域もあります。最も人気があるのが高崎市で、県庁所在地である前橋市よりも多くの住民がおり、埼玉県に近いことも人気の理由です。さらに高崎市は少子化で人口減少が進む地方都市の中では珍しく人口が上昇している点で、その理由に子育て環境作りに力を入れていることがうかがえます。

山口県は瀬戸内海と日本海に面しており、地域によって気候などの面でもさまざまな違いがあります。また、県の中心部にある山口市は南北に長いこともあり、その中間的な特性をもっている都市とされています。海流や海風の影響もあり、県内の大半の地域が温暖で、とても住みやすいとされています。また、これまで風水害や大きな地震による被害もほとんどないことから安全面でも人気です。

歴史的建造物が多く存在する人気の広島県ですが、そんな中でも人気の街が広島市中区です。広島駅や市内中心部へのアクセスが良く、通勤通学にとても便利です。また、広島市西区は白島駅にも中心部にも近く、学生にも人気の街とされています。そして女性や家族連れにおすすめな街が広島市南区で、住宅が多く、イオンモールなどのデパートや商業施設が充実している点が魅了になっています。

住みたい県として人気がある岡山県の中でも特に人気があるのが桃太郎で有名な岡山市です。岡山市の総人口は約70万人とされており、中国地方と四国地方のなかで広島市に次いで増加率が高いことで知られています。春と秋は降水量も少なく過ごしやすい日が続きます。また、冬は積雪が概ね少なめなので、通勤通学などに支障が出ることはほとんどありません。また、岡山駅には山陽新幹線が止まるのをはじめ、山陽本線、赤穂線、宇野線、本四備讃線、津山線、吉備線といった複数の路線が発着する巨大なターミナルとなっており、交通アクセスも優れています。

京都は二条城や金閣寺、清水寺など日本の伝統文化を色濃く残す街として人気です。特に桂駅周辺は観光地嵐山があり、常に周辺はにぎわっており利便性の高い街として知られています。そして二条城駅周辺の街は、京都駅にも近く、世界遺産元離宮二条城があり、繁華街へも徒歩圏内という点が魅力です。落ち着いた雰囲気の街で住みたいという人には北山駅周辺が人気で、京都駅まで徒歩15分という点が魅力で、落ち着いた雰囲気のある街として知られています。

茨城県は太平洋と関東平野を活かしたアクティビティや、新鮮な農林水産物が自慢です。茨城県には約190kmの長い海岸線に18か所もの海水浴場があり、泳ぐだけではなく、釣りや波の良さが定評でスポットも多いサーフィンなど、様々な海の楽しみを体験することができます。また海面漁獲量はなんと全国第3位で、その中でもマイワシやサバの漁獲量は日本一を誇ります。都心へのアクセスも良い茨城県は住みやすい県とされています。

東北6県の中心地としての役割を担う宮城県は、ほどよく栄え、ほどよく自然が残っている点が暮らすには「ちょうどいい県」とされています。宮城県の特徴として縦に長く、仙台市は真ん中に位置しているため、県内のどこからでもアクセスしやすいところが魅力となっています。また、海や山など自然が残り、季節を問わずに楽しめるレジャースポットが点在しているので、アウトドア派や家族連れにはとてもおすすめです。

長野県は本州内陸部の中心地方に位置しており、県の人口は約207万人とされています。特に人気があるのが長野市で、長野県北部に位置する街で、中核市にも指定されています。寺院や城跡などといった歴史的な観光スポットが市内には点在しており、美しい自然が多いのも魅力です。また、松本市は昔ながらの街並みが懐かしく、上田市は真田幸村の上田城で有名で、人気の観光スポットとされています。

日本海に面する新潟県は水産業や農業が盛んで、お米や日本酒などの名産品として知られています。新潟県の気候は県内全域が日本海側気候に属しており、日本でも有数の豪雪地帯として知られています。冬には人の身長を超える雪が積もることも珍しくありません。しかし日本海の対馬海流（暖流）のおかげで冬でも気温が下がりにくく、緯度の割には朝晩の冷え込みが少ないのが特徴です。エリアによってはスーパーや飲食店、量販店などが充実しているところもあり、子育て支援にも積極的な住みやすい県とされています。

長崎県は九州の西側に位置し、日本で一番多くの島嶼を持ちます。都市の利便性や豊かな自然、歴史ある街並みはっ魅力的で季節の寒暖差もあまりないことから住みたい都道府県ランキングにも度々顔を出しています。そして長崎県には豊富な種類のグルメがあることでも有名で、食にうるさい人にも満足できる街が多数あります。特に長崎市は交通の便もよく、異国文化が魅力的で人気があります。

自動車産業で他の地域より突出し、名古屋城などの歴史的建造物が多いことでも知られる愛知県は、住みたい都道府県18位につけています。とくに名古屋市千種区、中区、中村区は住みたい街として人気があります。どの地区も名古屋駅へのアクセスが良く、千種区な落ち着いた住宅街としても人気で名古屋大学など教育機関も多く住みやすい街として人気があります。また、中区は名古屋城があり、さらにビジネス街や繁華街があるにぎやかな街として人気です。

大阪府は関西の中心都市として様々な産業や繁華街などが展開するにぎやかな都市として知られています。そんな中で特に住みたい街として人気があるのが豊中市です。豊中市は千里ニュータウンの開発後、急速に発展を遂げた街で、各駅ごとに活気あふれた下町のような商店街が残る大阪らしい雰囲気が感じられる点が特徴です。路線は3路線が通る、交通機関が整備されており便利です。そして吹田市は大阪・梅田まで15分以内で行けるところが多く、アクセス面でも優れ、繁華街・オフィス街・住宅街のバランスが良いエリアで、プライベート・ビジネスともに満喫できる人気の街です。

鹿児島県は住みたい都道府県16位の件で、特に出水市と鹿児島市は人気があるとされています。鹿児島県の北部にある出水市は、温暖な気候に恵まれたところにあり、日本一を誇る観光スポットが市内に点在しています。自然の豊かさも魅力で、子育て支援や施設が整っている点も出水市の特色です。また、医療機関やスーパーなども市内の便利なところにあります。桜島があり、海に面している鹿児島市は、鹿児島県内で最大の都市でありながら豊かな自然にも恵まれています。市内の産業は第三次産業が多くなっていますが、桜島大根といった特産品もあり、農業や水産業もさかんです。

熊本県は九州の中西部に位置しており、自然が豊富で交通面も非常に充実していることでも有名です。住みやすいと人気のある熊本県ですが、熊本県の中でも人気のあるエリアが熊本市です。熊本市は九州のほぼ中央に位置していることから、県内だけではなく県外へのアクセスにも便利です。さらに九州新幹線が全線開通したことからさらに交通面は充実しています。また、公園や医療機関も多数存在するので子育てにも人気です。

栃木県は関東地方北部に位置し、海外線の無い内陸県です、農業や観光が盛んで、鬼怒川温泉や日光が有名です。をんな栃木県は東京へのアクセスにも便利で、住みたい県としても上位にあがっています。特に人気なのが那須塩原市、宇都宮市、佐野市で、那須塩原市は別荘を建てる場所として多くの人が選んでおり、基本的に治安も良く、家賃も安く、懐石料理や蕎麦やなどグルメレベルも高いとされています。

北海道は日本でも最北端に位置している雄大な地域で気候は「亜寒帯気候」と呼ばれ、夏は比較的過ごしやすく、12月から3月にかけては気温が氷点下まで下がることもしばしばあります。そんな冬の寒さが厳しい北海道では、住環境がコンパクトにまとまっている都市が多いという特徴があります。北海道の物価は他の地域と比べれば安めで、特に魚介類は絶品で、一般的なスーパーで売っている刺身や寿司のネタが新鮮で美味しいと評判です。自然を家族で思い切り楽しみたいというファミリーにはうれしい住環境と自然がそろっています。

兵庫県は世界ともアクセスがしやすい日本の玄関口で、世界最長の吊り橋・明石海峡大橋、世界遺産の姫路城が特徴です。そんな兵庫県の住みたい人気の街は宝塚市や神戸市、姫路市があげられます。宝塚市は豊かな自然に囲まれた住宅街が人気で、大阪や神戸のベッドタウンとして土地開発がすすめられました。神戸市は県内1の発展とにぎわいをみせる街で、デザイン都市としてユネスコにも認定されているおしゃれな街です。

佐賀県は九州の北西部にあり、県の北西部にある有田町、伊万里市、唐津市で作られる伝統的な陶磁器で知られています。そんな佐賀県佐賀市は、野村総研の調査により、都市の暮らしやすさ第1位に輝いた街としてしられています。佐賀市内には様々なショッピングモールが開設されているので、博多まで行かなくても十分に環境が整っているといえます。さらに佐賀市が人気の理由は、景観が素晴らしく、生活に根差した伝統文化が多く、福岡にも近い点が主な理由に挙げられています。