
歴代の沢村賞のプロ野球投手・最強ランキングTOP25【2025最新版】
日本のプロ野球創設期における伝説の大投手、沢村栄治を記念し、シーズンで最も優れた先発完投型の本格派投手に授与される沢村賞。今回は沢村賞の条件や基準について解説し、歴代最強ランキングを紹介していきます。
スポンサードリンク杉下茂は日本初の本格的フォークボーラーとされており、現役時代は驚異的な変化の切れ味と落差を誇るフォークボールを自在に操り活躍しました。この杉下茂のフォークボールが日本球界に与えた影響は大きく、以降「フォークボールの神様」とされました。沢村賞は最多タイの3回受賞し、最初の沢村賞は1951年で58試合に登板して28勝、翌年は61試合登板で32勝、3度目は1954年の63試合登板で32勝、勝率.727、395回1/3を投げ、273奪三振、防御率1.39を記録しています。
3位:村山実

ザトペック投法
出身地 兵庫県尼崎市
生年月日 1936年12月10日
没年月日 1998年8月22日(61歳没)
身長 175 cm
体重 83 kg
タイトル
最多勝利:2回 (1965年、1966年)
最優秀防御率:3回 (1959年、1962年、1970年)
最多奪三振:2回 (1965年、1966年) ※当時連盟表彰なし[注釈 13]
最高勝率:1回 (1970年)
表彰
沢村栄治賞:3回 (1959年、1965年、1966年) ※3回の受賞は歴代最多タイ記録[注釈 14]
最高殊勲選手(MVP):1回 (1962年)
ベストナイン:3回 (1962年、1965年、1966年)
野球殿堂入り:競技者表彰 (1993年)
村山実は、多い時には1試合に30~40球は投げたというフォークボールを勝負球にして、オーバースロー、スリークォーター、サイドスローで投げ分けることで長年相手打者を幻惑してきました。そんな村山実は沢村賞を最多タイの3度獲得している名投手として知られています。最初に沢村賞を獲得した1959年は、防御率1.19を記録し、1965年は26完投で25勝、翌1966年は24完投で24勝を挙げ、堀内恒夫とともに同時受賞しています。通算防御率は2.09のセリーグ記録を誇る大投手です。
2位:別所昭(別所毅彦)

初代沢村栄治賞受賞者
出身地 兵庫県淡路市
生年月日 1922年10月1日
没年月日 1999年6月24日(76歳没)
身長 181 cm
体重 85 kg
タイトル
最多勝利:3回 (1947年、1952年、1956年)
最優秀防御率:1回 (1955年)
最多奪三振:1回 (1947年) ※当時はタイトルではない
最高勝率:1回 (1948年)
表彰
沢村栄治賞:2回 (1947年、1955年)
最高殊勲選手(MVP):2回 (1952年、1956年)
ベストナイン:6回 (投手部門:1947年、1948年、1951年、1952年、1955年、1956年)※最多記録
日本シリーズMVP:2回 (1952年、1955年)
日本シリーズ最優秀投手賞:1回 (1955年)
野球殿堂競技者表彰 (1979年)
別所昭は後に改名して別所毅彦となります。巨人時代に残した221勝は今も球団最多勝利記録となっており、1947年の初代沢村賞をはじめ、1955年と2度の沢村賞を獲得しています。1947年は55試合の登板で歴代最多の47完投、30勝で勝率.612で最多の448.1投球回、191奪三振、防御率1.86の成績を残しています。また、1955年は50試合登板で17完投、23勝で勝率.742、312投球回で152奪三振、防御率1.33で2度目の沢村賞に輝いています。
1位:金田正一

日本プロ野球名球会初代会長
出身地 愛知県中島郡平和村(現:稲沢市)
生年月日 1933年8月1日
身長 184 cm
体重 73 kg
タイトル
最多勝利:3回 (1957年、1958年、1963年)
最優秀防御率:3回 (1957年、1958年、1965年
最多奪三振:10回(1951年 - 1953年、1955年、1956年、1958年 - 1960年、1963年、1964年) ※(当時連盟表彰なし。セントラル・リーグでは、1991年より表彰)※最多記録。
表彰
沢村栄治賞:3回 (1956年 - 1958年)※最多タイ記録
ベストナイン:3回 (1957年、1958年、1963年)
日本シリーズ最優秀投手賞:1回 (1968年)
オールスターゲーム最高殊勲選手:1回 (1956年)
オールスターゲームMVP:2回 (1960年 第2戦、1964年 第1戦)
野球殿堂競技者表彰(1988年)
日本プロスポーツ大賞 殊勲賞:1回 (1969年)
新語・流行語大賞 表現部門金賞 (1991年、「川崎劇場」)
金田正一は、19年の現役生活において、用いた球種はホップする速球と縦に鋭く割れるカーブのみで、特に直球については手元から離れても最後まで速度が落ちない快速球と言われるほど凄まじい球威を持っていました。そん金田正一は歴代最多タイ記録の3度の沢村賞のタイトルを獲得しています。最初の沢村賞は1956年で、沢村賞を獲得した投手の中では歴代最多の68試合に登板、最多の316奪三振を記録しています。日本プロ野球史上唯一の通算400勝達成、通算4490奪三振、通算365完投、通算5526回3/2投球回通算対戦打者22078人の全てで日本記録を保持している史上最強の投手です。
まとめ
沢村賞の条件や基準は?歴代最強ランキングTOP25を紹介しました。沢村賞は基準はありますが、あくまでも決定するのは選考委員会なので、必ずクリアしなければならないという決まりはないようです。そして歴代最強の投手は沢村賞を最多タイ記録の3度受賞した金田正一といえます。
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出身地 東京府東京市神田区(現:東京都千代田区)
生年月日 1925年9月17日
身長 182 cm
体重 71 kg
タイトル
最多勝利:2回 (1951年、1954年)
最優秀防御率:1回 (1954年)
最多奪三振(当時連盟表彰なし):2回 (1950年、1954年) ※セントラル・リーグでは1991年より表彰
最高勝率:1回 (1954年)
表彰
沢村栄治賞:3回 (1951年、1952年、1954年)※最多タイ記録
最高殊勲選手(MVP):1回 (1954年)
ベストナイン:1回 (投手部門:1954年)
日本シリーズMVP:1回 (1954年)
日本シリーズ最優秀投手賞:1回 (1954年)
野球殿堂競技者表彰 (1985年)