
歴代の沢村賞のプロ野球投手・最強ランキングTOP25【2025最新版】
日本のプロ野球創設期における伝説の大投手、沢村栄治を記念し、シーズンで最も優れた先発完投型の本格派投手に授与される沢村賞。今回は沢村賞の条件や基準について解説し、歴代最強ランキングを紹介していきます。
スポンサードリンクジーン・バッキーは、入団当初こそコントロールに苦しみましたが、投手コーチだった杉下茂による指導でコントロールの悪さを改善、さらに小山正明のスライダーを研究したことから制球力が格段の向上し、1964年には24完投で353回/13を投げ抜き、29勝、防御率1.89という素晴らしい成績で外国人投手初の沢村賞を獲得します。日本通算100勝を誇る最強が外国人助っ人投手として後世に語り継がれています。
19位:松坂大輔
松坂大輔は平成の怪物という触れ込みで西武ライオンズへドラフト1位で入団し、16勝をあげて最多勝を獲得、高卒新人での獲得は、両リーグを通じて1954年の宅和本司(南海)以来、45年ぶりの記録で、さらに高卒新人としては史上初のベストナインにも選出されました。2001年には12完投240回1/3を投げ抜いて18勝をあげ、214奪三振で沢村賞のタイトルを獲得します。その後ポスティングでアメリカに渡り、メジャー通算56勝をあげ、日米通算170勝をあげる正に平成の怪物です。
18位:山本昌広

実働33年を誇るレジェンド
出身地 神奈川県茅ヶ崎市
生年月日 1965年8月11日
身長 186 cm
体重 87kg
タイトル
最多勝利:3回 (1993年、1994年、1997年)
最優秀防御率:1回 (1993年)
最多奪三振:1回 (1997年)
最高勝率:1回(1993年)
表彰
沢村栄治賞:1回 (1994年)
ベストナイン:2回 (1994年、1997年)
月間MVP:8回 (1993年4月・7月・8月、1994年4月・9月、1997年7月、1999年4月、2008年8月) ※2008年8月度は史上最年長記録、2010年シーズン終了時セ・リーグ史上最多タイ
最優秀バッテリー賞:1回 (1993年、捕手:中村武志)
最優秀投手:2回 (1994年、1997年)
優秀JCB・MEP賞:1回 (1997年)
「ジョージア魂」賞
Bi-weekly賞:3回 (2010年度の第10回、2012年度の第2回、2014年度の第11回)
特別賞:1回 (2014年)
セ・リーグ連盟特別表彰:2回 (特別賞:2014年、功労賞:2015年)
山本昌は、1983年にドレフト1位で中日ドラゴンズに入団し、2016年3月に引退するまでおよそ33年という長い現役生活を送った素晴らしい左腕です。スリークォーターから最速143km/hのストレート、スクリュー、カーブ、スライダーを武器に通算219勝をあげ、1軍通算29年というNPB歴代最高記録保持者です。1994年には14完投で213投球回、18勝をあげて沢村賞を獲得しています。
17位:江夏豊

オールスター9連続奪三振
出身地 兵庫県尼崎市
生年月日 1948年5月15日
身長 179 cm
体重 90 kg
タイトル
最多勝利:2回 (1968年、1973年)
最優秀防御率:1回 (1969年)
最多奪三振(当時連盟表彰なし):6回 (1967年 - 1972年) ※セントラル・リーグでは、1991年より表彰
最優秀救援投手:5回 (1977年、1979年 - 1982年) ※最多タイ記録。他には赤堀元之、佐々木主浩
表彰
沢村栄治賞:1回 (1968年)
最優秀選手:2回 (1979年、1981年) ※両リーグでの受賞は史上初
ベストナイン:1回 (1968年)
最優秀投手:1回 (1968年)
オールスターゲームMVP:3回 (1970年 第2戦、1971年 第1戦、1980年 第3戦)
月間MVP:1回 (1979年8月)
ファイアマン賞:2回 (1981年、1982年)
日本プロスポーツ大賞 殊勲賞:1回 (1968年)
江夏豊は、伝説の左腕として数々の三振を奪ってきた大投手です。1971年に行われたオールスターゲーム第1戦では速球と正確なコントロールで史上初の9者連続奪三振を記録、広島時代には1979年の日本シリーズ最終戦で、1点リードの9回裏、無死満塁という絶体絶命のピンチを自ら招くも、見事に無失点に抑え、「江夏の21球」として後世まで語り継がれています。そんな江夏豊は1968年に26完投で25勝をあげ、329回を投げて401奪三振という驚異的な奪三振率をあげて沢村賞を獲得しています。
16位:権藤博
権藤博は連投に連投を重ねることから、「雨・雨・権藤・雨・権藤」という流行語も生まれるほどで、中日時代の権藤の存在感を示しています。プロ入り元年の1961年には69試合に登板し32完投、429回1/3を投げて35勝、310奪三振、防御率1.70で沢村賞のタイトルを獲得しています。翌年にも61試合に登板し、362回1/3を投げ、30勝17敗、防御率2.33で2年連続で30勝以上をあげるという神がかり的な活躍をした大投手です。
沢村賞の歴代最強ランキングTOP15-11
15位:真田重蔵
真田重蔵は、1990年に野球殿堂入りした大投手で、松竹に所属していた1950年には39勝をあげ、395回2/3を投げ、沢村賞のタイトルを獲得しています。この39勝は沢村賞を獲得した投手の中でも最多勝利数を誇り、セリーグ記録になっています。また、1946年には464回2/3を投げ、これは歴代3位の投球回数になっています。
14位:菅野智之

平成最後の沢村賞
出身地 神奈川県相模原市南区
生年月日 1989年10月11日
身長 186 cm
体重 95 kg
タイトル
最多勝利:2回 (2017年、2018年)
最優秀防御率:4回 (2014年、2016年 - 2018年)
最多奪三振:2回 (2016年、2018年)
表彰
沢村栄治賞:2回 (2017年、2018年)
最優秀選手:1回 (2014年)
ベストナイン:3回 (2014年、2017年、2018年)
ゴールデングラブ賞:3回 (投手部門:2016年 - 2018年)
クライマックスシリーズMVP:1回 (2013年)
月間MVP:6回 (投手部門:2014年3・4月、2016年3・4月、2017年5月、7月、9・10月、2018年9・10月)
セ・リーグ連盟特別表彰:1回 (新人特別賞:2013年)
最優秀バッテリー賞:2回 (2014年/捕手:阿部慎之助、2017年/捕手:小林誠司)
最優秀バッテリー賞特別賞:1回 (2018年)
東京ドームMVP賞:3回 (2014年、2017年、2018年)
東京ドームMVP特別賞:1回 (2013年)
「ジョージア魂」賞選考委員特別賞:1回 (2013年)
「ジョージア魂」賞:1回 (2013年度第2回)
報知プロスポーツ大賞:1回 (2014年)
月間アットホームヒーロー賞:1回 (2016年3・4月)
菅野智之は、スリークォーターから繰り出す平均147km/h、最速157km/hのストレートとシュート、ツーシーム、ワンシーム、スライダー、カーブ、カットボール、フォークなど多彩な球種を操る投手です。2017年には6完投で17勝をあげ、防御率は驚異の1.59で沢村賞を獲得すると、翌年は10完投で15勝、202投球回で200奪三振、防御率2.14と安定した成績を残して平成最後として2年連続沢村賞を獲得し、巨人のエースとして君臨しています。
13位:前田健太

マエダックス
出身地 大阪府泉北郡忠岡町
生年月日 1988年4月11日
身長 185.4 cm
体重 83.5 kg
タイトル
NPB
最多勝利:2回 (2010年、2015年)
最優秀防御率:3回 (2010年、2012年、2013年)
最多奪三振:2回 (2010年、2011年)
表彰
NPB
沢村栄治賞:2回 (2010年、2015年)
ベストナイン:3回 (投手部門:2010年、2013年、2015年)
ゴールデングラブ賞:5回 (投手部門:2010年、2012年 - 2015年)
最優秀バッテリー賞:2回 (2010年、捕手:石原慶幸、2013年、捕手:石原慶幸)
月間MVP:2回 (投手部門:2010年5月、2012年6月)
最優秀投手:1回 (2010年)
JA全農Go・Go賞:1回 (最多奪三振賞:2011年6月)
「ジョージア魂」賞選考委員特別賞:1回 (2012年)
「ジョージア魂」賞:2回 (2012年度第1回、2013年度第12回)
オールスターゲームMVP:1回 (2012年第2戦)
オールスターゲーム敢闘選手賞:1回 (2014年第1戦)
オールスターゲーム・ベストピッチャー賞:1回 (2010年第1戦)
前田健太は抜群の制球力の持ち主で、かつて制球力の素晴らしさに定評があったグレッグ・マダックスをもじって「マエダックス」と称されるメジャーでも活躍する優れた投手です。広島カープ在籍時の2010年に15勝、215回3/2を投げて174奪三振、防御率2.21と初の沢村賞に輝き、2015年にも15勝をあげて2度目の沢村賞のタイトルを手に入れます。その後メジャーリーグ挑戦を表明し、メジャーリーグでは37勝をあげる活躍をみせています。
12位:田中将大

出身地 兵庫県伊丹市
生年月日 1988年11月1日
身長 190.5 cm
体重 97.5 kg
タイトル
NPB
最多勝利:2回 (2011年、2013年)
最優秀防御率:2回 (2011年、2013年)
最多奪三振:1回 (2012年)
最高勝率:2回(2011年、2013年) ※2011年は最優秀投手として表彰
表彰
NPB
沢村栄治賞:2回(2011年、2013年)
最優秀選手:1回(2013年)
新人王(2007年)
ベストナイン:2回(投手部門:2011年、2013年)
ゴールデングラブ賞:3回(投手部門:2011年 - 2013年)
月間MVP:12回(投手部門:2009年4月・8月、2010年5月、2011年6月・7月・10月、2012年6月、2013年5月・6月・7月・8月・9月) ※歴代最多
最優秀バッテリー賞:2回(2011年、捕手:嶋基宏、2013年、捕手:嶋基宏)
2007ゴールデン・ルーキー賞 (2007年)
正力松太郎賞(特別賞):1回(2013年)
最優秀投手:1回(2011年)
「ジョージア魂」賞年間大賞:2回(2011年、2013年)
「ジョージア魂」賞:3回(2011年度第11回、2012年度第11回、2013年度第9回)
「日本生命セ・パ交流戦」「日本生命賞」(2013年)
クライマックスシリーズファイナルステージMVP(2013年)
日本シリーズ優秀選手賞(2013年)
日本シリーズ みんなで選ぶコナミ賞(2013年)
オールスターゲーム敢闘選手賞(2013年第1戦)
コミッショナー特別表彰(2013年)
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出身地 東京都江東区
生年月日 1980年9月13日
身長 183 cm
体重 93 kg
NPB
最多勝利:3回 (1999年 - 2001年)
最優秀防御率:2回 (2003年、2004年)
最多奪三振:4回 (2000年、2001年、2003年、2005年)
表彰
NPB
沢村栄治賞:1回 (2001年)
新人王 (1999年)
ベストナイン:3回 (投手部門:1999年 - 2001年) ※3年連続ベストナインは投手最多タイ(他に稲尾和久)
ゴールデングラブ賞:7回 (投手部門:1999年 - 2001年、2003年 - 2006年)
JA全農Go・Go賞:3回 (最多奪三振賞:2003年5月、2005年5月、2006年5月)
オールスターゲームMVP:1回 (2004年第1戦)
パ・リーグ特別表彰:1回 (2000年) ※シドニー五輪出場による会長特別賞
カムバック賞:1回 (2018年)