
平成の出来事50選~事件・事故・地震など衝撃順にランキング【2025最新版】
地震や豪雨といった自然災害、死者が多数出た事件など、激動の平成も終わりをつげ、新たに令和の時代がスタートしました。そこで今回は、様々な出来事があった中で、平成の衝撃な出来事をランキング形式で紹介していきます。
2位:東日本大震災

日本周辺における観測史上最大の地震
東日本大震災は、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で、この震災により福島第一原子力発電所事故が引き起こされました。宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmを震源とし、マグニチュード9という発生時点において日本周辺における観測史上最大の地震となりました。最大震度は宮城県栗原市で観測された震度7で、場所によっては波高10m以上、最大遡上高40.1mにも上る巨大な津波が発生し、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害が発生し、避難者は約7万3,000人にのぼりました。死者は1万5,895人、重軽傷者は6,157人、行方不明者2,533人で、日本国内で起きた自然災害で死者・行方不明者の合計が1万人を超えたのは戦後初めてという衝撃的な出来事でした。
1位:オウム真理教事件

宗教を隠れ蓑とした日本乗っ取り計画
オウム真理教事件は、1980年代末期から1990年代中期にかけて、オウム真理教によって引き起こされた数々の重大事件の総称で、29人が死亡、負傷者6000人超という大事件でした。その中でも教団と対立する弁護士とその家族を殺害した坂本弁護士一家殺害事件、教団松本支部たちの着を求める訴訟を担当する判事に殺害と目的としてサリンを散布して7人を殺害し、数百人の負傷者を出した松本サリン事件、教団への捜査の攪乱と首都圏の混乱を目的に朝の通勤時間帯を狙って地下鉄にサリンを散布し、12人の死者と数千人の負傷者を出した地下鉄サリン事件は世界をも震撼させた事件となりました。この一連の事件で逮捕者は教祖の麻原彰晃こと松本智津夫を含めて計53人の逮捕者を出し、13人の死刑が確定し、執行された、平成で最も衝撃的とされ語り継がれている凶悪事件です。
まとめ
平成の衝撃な出来事ランキングTOP50を紹介しました。オウム真理教による国家転覆を狙った凶悪事件から、死者行方不明者合わせて1万8000人を超える大災害、無差別殺人事件など様々な衝撃的な出来事がありました。令和の時代には一つでもこれらの衝撃的な出来事が減ることを祈るばかりです。
アメリカ同時多発テロ事件は、2001年9月11日にアメリカ合衆国で同時多発的に実行された、イスラム過激派テロ組織アルカイダによる4つのテロ攻撃です。このテロ事件により、死者は2,996人、負傷者は6,000人以上にのぼり、インフラ等への物理的損害による被害額は100億ドルにものぼるとされています。アルカイダのテロ実行犯は、アメリカン航空11便、ユナイテッド航空175便、アメリカン航空77便、ユナイテッド航空93便の4つの旅客機をハイジャックし、アメリカン航空11便とユナイテッド航空175便、ユナイテッド航空93便の3便はワールドトレードセンターに突入、アメリカン航空77便はペンタゴンへ突入しました。この事件を契機として、国際テロ組織の脅威が世界的に認識されるようになり、アメリカはテロとのグローバル戦争(GWOT: Global War on Terrorism)の標語を掲げ始め、アメリカ合衆国と有志連合はアルカイダやアルカイダに支援を行った国への報復としてアフガニスタン紛争、イラク戦争に突入します。さらには、その後に続くISIL等のイスラム過激派を相手取った対テロ戦争の本格的な起点にもなりました。