歴代ボクシング選手の最強人気ランキング50選~外国人・日本人別TOP25【2024最新版】
これまで数々の個性的な選手が誕生し、様々な世界戦が繰り広げられてきたボクシング界。今回は歴代最強のボクシング選手をランキング形式で外国人・日本人別に紹介していきます。
スポンサードリンク13位:リカルド・ロペス
12位:モハメド・アリ
ザ・ピープルズ・チャンピオン
階級 ヘビー級
身長 190cm
リーチ 203cm
国籍 アメリカ合衆国
誕生日 1942年1月17日
戦績 61試合 56勝(37KO)5敗
NABF北米ヘビー級王座
WBA世界ヘビー級王座
WBC世界ヘビー級王座
鈍重な大男の力任せな殴り合いだったヘビー級ボクシングに、アリは蝶のように華麗なフットワークと、蜂のように鋭い左ジャブを活用するアウトボクシングを持ち込みました。この著名なフレーズは、アリのトレーナーのドゥルー・バンディーニ・ブラウンによるもので、試合前によく肩を組んで「蝶のように舞い、蜂のように刺す!」と一緒に叫ぶパフォーマンスを見せていたことでも有名です。リングを縦横無尽に動き回れる体のこなしだけでなく、ジャブに右ストレートでカウンターを合わせる離れ業をやってのけるパンチのスピードも持っていました。マイク・タイソンが出現した現代においてもなお、ヘビー級史上最速と評価される最強ボクサーです。
11位:ワシル・ロマチェンコ
Hi-Tech
階級 ライト級
身長 169cm
リーチ 166cm
国籍 ウクライナ
誕生日 1988年2月17日
戦績 14戦 13勝(10KO)1敗
WBOインターナショナルフェザー級王座
WBO世界フェザー級王座(防衛3=返上)
WBO世界スーパーフェザー級王座(防衛4=返上)
WBA世界ライト級スーパー王座(防衛2)
WBO世界ライト級王座(防衛1)
リングマガジン世界ライト級王座
世界最速の3階級制覇王者で、パウンド・フォー・パウンド最強のボクサーとして評価されていいます。アマチュアでも輝かしい成績を誇り、北京オリンピックはフェザー級、ロンドンオリンピックはライト級で制し、オリンピック2連覇を果たしています。また、アマチュア時代の戦績は397戦396勝1敗と、たった1回しか負けたことがなく、プレッシャーをかけ手数を多く出して多彩なテクニックを武器に試合を組み立て、特にコンビネーションを交えたボディ攻撃が得意なボクサーです。
歴代最強のボクシング選手ランキングTOP10-1(外国人編)
10位:ゲンナジー・ゴロフキン
カザフスタンのKOキング
階級 ミドル級
身長 179cm
リーチ 178cm
国籍 カザフスタン
誕生日 1982年4月8日
戦績 40試合 38勝(33KO)1敗 1分
アテネオリンピックミドル級銀メダル
WBOインターコンチネンタルミドル級王座
IBO世界ミドル級王座
WBA世界ミドル級暫定王座(防衛0=正規王座に認定)
WBA世界ミドル級王座(防衛10=スーパー王座に認定)
WBA世界ミドル級スーパー王座(防衛9)
WBC世界ミドル級暫定王座(防衛4=正規王座に認定)
WBC世界ミドル級王座(防衛4)
IBF世界ミドル級王座(防衛4)
ゲンナジー・ゴロフキンは、プロアマ通じてノックダウン、ストップ負けの経験がないボクサーです。クリンチさせないディフェンス感と絶妙な距離感に優れ、変幻自在なストレートとフックでダウンを奪えるKO率80%を超える破壊力と爆発力を持つ万能型のボクサーです。
9位:マイク・タイソン
アイアンマイク
階級 ヘビー級
身長 180cm
リーチ 180cm[1]
国籍 アメリカ合衆国
誕生日 1966年6月30日
戦績 58試合 50勝(44KO)6敗 2無効試合
WBC世界ヘビー級王座
WBA世界ヘビー級王座
IBF世界ヘビー級王座
身長180cm、リーチ180cm、周囲50cm超の首を誇る最強ボクサーです。ヘビー級としては小柄ながら巨漢ボクサーをガードごと薙ぎ倒す桁外れのパンチ力に加え、ヘビー級では並外れたフットワークとスピード、急所を正確にコンビネーションで打ち抜く高度なオフェンス技術、そして相手のパンチをガードのみに頼らず、そのほとんどに空を切らせる鉄壁のディフェンス技術を武器に次々に大男たちをリングに沈めました。何かとリング外でもトラブルの多いマイクタソンですが、ボクサーとしての実力は確かなものを備えていました。
8位:エロール・スペンス・ジュニア
7位:シュガー・レイ・レナード
シュガー、スーパーエキスプレス
階級 ウェルター級 - スーパーミドル級
身長 178cm
リーチ 188cm
国籍 アメリカ合衆国
誕生日 1956年5月17日(63歳)
戦績 40試合 36勝(26KO)3敗 1引き分け
1976年モントリオールオリンピック ライトウェルター級金メダル
WBC世界ウェルター級王座
WBA世界ウェルター級王座
WBA世界スーパーウェルター級王座
WBC世界ミドル級王座
WBC世界スーパーミドル級王座
WBC世界ライトヘビー級王座
シュガー・レー・レナードは、デビュー直後からモハメド・アリの後継者として絶大な人気と期待を受け、爆発的なスピードと芸術的なテクニック、優れたインテリジェンス、ロビンソンやアリの系譜に連なるスター性を併せ持ち、1970年代後半から1980年代にかけてのボクシング界を代表するスーパースターの座に君臨しました。「ヘビー級が動くが如く、ボクシングは動く」とされたボクシング界の常識を覆して、ロベルト・デュラン、マービン・ハグラー、トーマス・ハーンズらと歴史的なビッグファイトを繰り広げ「黄金のミドル(中量級)」時代を盛り上げた1人です。
6位:オレクサンドル・ウシク
The Cat (猫)
階級 クルーザー級
身長 190cm
リーチ 198cm
国籍 ウクライナ
誕生日 1987年1月17日
戦績 16試合 16勝(16KO)無敗
ロンドンオリンピックヘビー級金メダル
WBOインターコンチネンタルクルーザー級暫定王座
WBOインターコンチネンタルクルーザー級王座
WBO世界クルーザー級王座(防衛6)
WBC世界クルーザー級王座(防衛2)
WBA世界クルーザー級スーパー王座(防衛1)
IBF世界クルーザー級王座(防衛1)
リングマガジン世界クルーザー級王座
WBC世界クルーザー級ダイヤモンド王座
オレクサンドル・ウシクは現世界クルーザー級統一王者で、ロンドンオリンピックヘビー級金メダリストです。オレクサンドル・ウシクの特徴は、クルーザー級ではとても珍しいスピードを駆使するタイプで、更に手数が非常に多いことでも知られています。フットワークも非常に素晴らしく、上下に打ち分けるのが上手いボクサーです。
5位:シュガー・レイ・ロビンソン
オールタイム・パウンド・フォー・パウンド
階級 ミドル級
身長 180cm
リーチ 184cm
国籍 アメリカ合衆国
誕生日 1921年5月3日
戦績 200試合 175勝(109KO)19敗 6引き分け
NYSAC(ニューヨーク州アスレチックコミッション認定)世界ウェルター級王座
ペンシルバニア州認定世界ウェルター級王座
第42代NBA(WBA前身)世界ウェルター級王者
第40代NBA(WBA前身世界ミドル級王者
第42代NBA(WBA前身)世界ミドル級王者
第44代NBA(WBA前身)世界ミドル級王者
第46代NBA(WBA前身)世界ミドル級王者
第48代NBA(WBA前身)世界ミドル級王者
シュガー・レイ・ロビンソンは、元世界ミドル級および世界ウェルター級チャンピオンです。多くの評論家やファンが、全階級を通じて史上最高のボクサーと認める「オールタイム・パウンド・フォー・パウンド」です。リズミカルなフットワークやジャブ、左フックのダブル・トリプルコンビネーションなどを当然のように駆使した技術的先進性や、モハメド・アリやシュガー・レイ・レナードの先駆けともいえる華やかなボクシングスタイルとスター性、そして同時代を生きた強豪とことごとくグローブを交え、そのほとんどを打ち破り、歴史に残る数々の名勝負、芸術的ノックアウトシーンを実現した圧倒的実力のいずれをとっても史上屈指の万能な存在であり、前述のアリやレナードをはじめ、後世の名選手達に多大な影響を与えたボクサーです。ミドル級において成し遂げた同一階級での世界王座5度獲得は、階級や統括団体が増加した21世紀のボクシング界においても並ぶ者がない大記録となっています。
4位:サウル・アルバレス
Canelo(カネロ)
階級 ミドル級
身長 175cm
リーチ 180cm
国籍 メキシコ
誕生日 1990年7月18日
戦績 55試合 52勝(35KO)1敗 2分
ハリスコ州ウェルター級王座(防衛1=返上)
WBAフェデセントロウェルター級王座(防衛2=返上)
NABF北米ウェルター級王座(防衛5=返上)
WBOラテンアメリカウェルター級王座(防衛0=返上)
WBC世界ウェルター級ユース王座(防衛1=返上)
WBC世界スーパーウェルター級シルバー王座(防衛2=返上)
WBC世界スーパーウェルター級王座(防衛6)
WBA世界スーパーウェルター級スーパー王座(防衛0)
リングマガジン世界スーパーウェルター級王座
WBC世界ミドル級王座(防衛1=返上)
リングマガジン世界ミドル級王座
WBO世界スーパーウェルター級王座(防衛0=返上)
WBA世界ミドル級スーパー王座(防衛1)
WBC世界ミドル級王座(防衛1)
IBF世界ミドル級王座(防衛0)
IBO世界ミドル級王座(防衛0)
サウル・アルバレスは世界3階級制覇王者で、スピードとコンビネーションブローが素晴らしいボクサーです。ボディーやフック、アッパーなど多彩な攻めで相手を翻弄します。特にボディーブローの旨さは素晴らしく、アメリカでも絶大な人気を得ています。
3位:マニー・パッキャオ
The Destroyer(破壊者)
階級 ライトフライ級 - スーパーウェルター級
身長 168cm
リーチ 170cm
国籍 フィリピン
誕生日 1978年12月17日
戦績 70試合 61勝(39KO)7敗 2引き分け
WBC世界フライ級王座(防衛1=剥奪)
IBF世界スーパーバンタム級王座(防衛4=返上)
WBC世界スーパーフェザー級王座(防衛0=返上)
WBC世界ライト級王座(防衛0=返上)
WBO世界ウェルター級王座(防衛3、スーパー王座認定)
WBC世界ウェルター級ダイヤモンド王座
WBC世界スーパーウェルター級王座(防衛0=返上)
WBO世界ウェルター級王座(防衛1)
WBO世界ウェルター級王座(防衛0)
WBA世界ウェルター級王座(防衛0)
パッキャオはフィリピンの英雄として将来の大統領候補とされており、史上2人目の6階級制覇王者として世界最高のボクサーと評価されています。サウスポースタイルからの闘争心を剥き出しにしたファイトスタイルを持ち、強豪選手を相手に一歩も引かず、アグレッシブに攻撃することで知られています。また、世界タイトルの獲得と防衛よりも、階級にこだわらず強いボクサーとの対戦を優先するキャリアを選択したのも、他のボクサーではあり得ない選択とされています。
2位:テレンス・クロフォード
Hunter(狙撃手)
階級 ウェルター級
身長 173cm
リーチ 185cm
国籍 アメリカ合衆国
誕生日 1987年9月28日
戦績 35試合 35勝(26KO)無敗
NABO北米ライト級王座
WBO世界ライト級王座(防衛2=返上)
WBO世界スーパーライト級王座(防衛6=返上)
WBC世界スーパーライト級王座(防衛3=返上)
WBA世界スーパーライト級王座(防衛0=スーパー王座に認定)
WBA世界スーパーライト級スーパー王座(防衛0=返上)
IBF世界スーパーライト級王座(防衛0=返上)
WBO世界ウェルター級王座(防衛1)
リングマガジン世界ライト級王座
リングマガジン世界スーパーライト級王座
テレンス・クロフォードは、2017年8月19日には元世界2階級制覇王者のバーナード・ホプキンス以来となる主要4団体の統一を果たし、スーパーライト級初の主要4団体統一王者であり、2005年7月16日にホプキンスを破ったジャーメイン・テイラー以来となる12年ぶり史上3人目の主要4団体統一王者です。現在はウェルター級に転向しましたが、当時スーパーライト級で4団体(WBA,WBC,WBO,IBF)すべての団体でのチャンピオンになったと言うのは完璧なボクサーの証です。
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階級 ライトフライ級
身長 165cm
リーチ 165cm
国籍 メキシコ
誕生日 1966年7月25日
戦績 52試合 51勝(37KO)無敗 1分
WBC世界ミニマム級王座(防衛21度=剥奪)
WBO世界ミニマム級王座(防衛0度=返上)
WBA世界ミニマム級王座(防衛0度=剥奪)
IBF世界ライトフライ級王座(防衛2度=返上)
リカルド・ロペスは精密機械と形容されるほど正確無比なパンチを持ち、なおかつ基本に忠実なボクシングスタイルが特徴です。遠・中距離から伸びるコンビネーションとアッパーでKOの山を築き、慎重な性格で素質に溺れることもなく、普段の練習態度も非常に真面目と評されています。8年以上も同階級に留まり続けられたのも普段からの節制の賜物だったわけです。名門ルピータジムにてクーヨ・エルナンデスに一からボクシングを学び、エルナンデスの死後にロマンサ・ジムへ移りナチョ・ベリスタイン門下へ移り、Zボーイズやルーベン・オリバレスを育てた名伯楽クーヨをして「傑作」と言わしめたほどのボクサーです。