
クラシック音楽の作曲家50選~有名ランキング【名曲動画あり・2025最新版】
誰もが一度は聴いたことがあるほど名曲揃いなクラシック音楽。しかし、肝心の曲名や作曲者名はあまり浸透していません。そこで今回は、日本人に有名なクラシック作曲家をランキング!50人の偉大な音楽家たちを、名曲の動画と共にご紹介します。
クラシック音楽の作曲家有名ランキングTOP50-41
出典:オットリーノ・レスピーギ /組曲「シバの女王ベルキス」 より、ソロモンの夢 (木村吉宏編曲) - YouTube

49位:アルノルト・シェーンベルク
クラシック音楽は、時代と共に技法や形式など進化してきました。1900年代に入ると理論よりも音の美しさにこだわった近代音楽が主流になっていくのですが、芸術的な思考を持つ作曲家たちは美しさではなく、今までにない音楽を追求するようになったのです。
オーストリアのアルノルト・シェーンベルクも、従来のクラシック音楽から大きく逸脱した作品にこだわった作曲家のひとり。調性音楽ではなく無調にこだわり、無調音楽を作成するための技法「十二音技法」を生み出しました。
この技法は現代音楽の始まりとも言える理論であり、アルノルト・シェーンベルクは現代音楽において歴史的な作曲家とも言える偉大な人物です。現代音楽は実験的すぎるためホラー映画のような恐ろしさを感じますが、アルノルト・シェーンベルクの無調音楽には芸術を鑑賞するような品格を感じられるはずです。

48位:ベンジャミン・ブリテン
ベンジャミン・ブリテンは、1990年代に活躍したクラシック音楽家のひとり。オペラや管弦楽を多く生み出し、1956年に来日公演を果たしたこともありました。
世間ではオペラが特に有名ですが、オーケストラを学ぶ音大生からは「青少年のための管弦楽入門」という楽曲が最も支持を集めています。タイトル通り管弦楽を学ぶ人向けに書かれた作品ですが、楽曲の壮大さは他のクラシック作曲家たちの名曲と並ぶほどです。
曲の構成も管弦楽の入門向けであることが強く意識されており、木管楽器、金管楽器、弦楽器、打楽器の全てに見せ場が用意されています。それぞれの楽器が管弦楽においてどのような効果があるのか、そして楽譜の書き方なども全てこの楽曲ひとつで学ぶことができるので、楽譜と一緒にこの楽曲を聴くと、オーケストラの仕組みがすぐ理解できるようになるでしょう。
出典:B.ブリテン/青少年のための管弦楽入門 解説(江原陽子) - YouTube
出典:フランシス・プーランク 15の即興曲(ピアノ、第 Gabriele Tomasello, piano 2008 - YouTube
出典:交響曲第5番《革命》(ショスタコーヴィッチ) - YouTube
出典:交響詩「フィンランディア」 作曲 シベリウス - YouTube
出典:3002 ドリーブ バレエ音楽「シルビア」(アンサンブルSAKURA) - YouTube
出典:Hanon no.3【ハノン 第3番】高音質 - YouTube
出典:管弦楽のための協奏曲(バルトーク) - YouTube
クラシック音楽の作曲家有名ランキングTOP40-31
出典:交響曲第94番《驚愕》(ハイドン) - YouTube
オットリーノ・レスピーギは、イタリア出身のクラシック音楽家。作曲だけでなくヴァイオリンとヴィオラの奏者でもあり、指揮者としても活動していました。イタリアにおける近代音楽の第一人者ではありますが、バロック音楽やルネサンス音楽などの古楽も生み出していました。