
東京オリンピック2020の種目一覧&人気ランキングTOP33【2025最新版】
2020年夏に開催予定も新型コロナの影響で2021年開催になった東京オリンピック(東京五輪)。今回は東京オリンピック2020にはどのような種目があったのかご存知ない方のために、今回は人気種目一覧ランキングTOP33を紹介します。
空手には形と組手の2種目があります。形は、仮想の敵に対する攻撃技と防御技を一連の流れとして組み合わせた演武で、組手は、8メートル四方の競技場で2人の選手が1対1で戦います。世界空手連盟(WKF)の加盟国・地域は192を数え、強豪はフランス、スペイン、イタリア、ドイツ、トルコなどのヨーロッパと、イラン、エジプトなどの中東諸国とされています。東アジアではベトナムやタイも力をつけてきており、空手の発祥国である日本は、数年前まで上位に食い込む選手がいませんでしたが、今回の東京オリンピックでは喜友名諒選手が金メダルを獲得し、大きな注目を集めました。
17位:サーフィン
サーフィンは、2020年東京オリンピックで初めて採用された競技で、選手は波に多く乗ればよいということではなく、技の質を競います。波をトップ(上部)に向かって上がっていき、そこから回転して降りる360(スリーシックスティ)や、波を駆け上がって空中に舞い上がり体勢を崩すことなく着水するエアリアルなどの高度な技を、リスクの高い大きな波でダイナミックに行い成功させると、必然的に高得点になります。一つ一つの技に決められた点があるのではなく、ジャッジが総合的に見て判断するため、いくつかの技が流れるように連続していると印象も良くなり、さらに得点が高くなります。いかに難易度が高く創造的で質の高い技を繰り出すか、ライディング全体がダイナミックでスピードがあるか、見ている側をわくわくさせてくれる競技です。
16位:馬術
馬術は、動物を扱う唯一のオリンピック競技であり、男女の区別なく同じ条件で実施されることが特徴です。人馬ペアで競技を行うため、選手と同様に騎乗馬の資質も問われる競技です。馬場・総合・障害3つの種目に共通する見どころは、拳(手綱)・脚・体重の移動などにより馬へ細かい指示を出す選手の技術と、それに応える馬の能力です。選手と馬の信頼関係によるコンビネーションが見事な飛越や演技を生み、迫力と華麗さを楽しむことができる人気競技です。
東京オリンピックの人気種目一覧ランキングTOP15-11
15位:ボクシング
ボクシングにおけるこれまでの大会での金メダル獲得数1位、2位はアメリカ、キューバで、この2か国で歴代全金メダルの約3分の1にあたる87個を得ており、歴代でみれば2強の突出ぶりが顕著です。ただし、20世紀後半~近年は各種目でキューバが圧倒的な存在感を示し、ここ3~4大会は各国に実力者がひしめき合うといったように戦国時代に突入しています。また、2016年からのプロの出場が解禁され、ボクシング界で賛否両論を巻き起こしましたが、東京オリンピックでは男女ともにメダルを獲得しており、今後の勢力図は大きく変わってくる可能性があります。
14位:スポーツクライミング
スポーツクライミングは、スピード・ボルタリング・リードという事なる3種目の魅力と高度なテクニックに脱帽します。伝統的に強いのは、フランス、イタリア、ドイツ、オーストリア、スロベニアなど険しい岩壁を擁するヨーロッパ・アルプス山脈周辺の国々とされていますが、近年はアジアや北米も環境が整い、各国がレベルアップしています。
13位:スケートボード
オリンピックで行われた種目は2つ。街の中を滑るようなコースで技を競う「ストリート」と、複雑な形のコースで技を競う「パーク」で、それぞれ男女別に行われました。ストリート、パークともに、そして男女ともに発祥地のアメリカの強さが他を圧倒していますが、近年、スペインやフランス、ドイツ、スウェーデン、チェコなどを中心としたヨーロッパ、さらにブラジル、オーストラリアもレベルアップしています。そして今回の東京オリンピックでは日本人選手も大活躍し、男女ともに金・銀・銅メダルを獲得しました。
12位:レスリング
レスリングは、ロシア、アメリカ、日本、トルコなどの国が伝統的に強く、現在男子はロシア、キューバ、アゼルバイジャン、トルコなどの選手層が厚いとされています。女子は日本の強さが目立っており、東京オリンピックでも須崎優衣選手・向田真優選手・井梨紗子選手・川井友香子選手らが金メダルを獲得しています。
11:バドミントン
古くからバドミントンの強豪国は中国で、バルセロナ1992大会以来、18個の金メダルを含む31個のメダルを獲得していて、世界最多となっています。また、ロンドン2012大会では全5種目で優勝を独占するほどです。他には韓国、バドミントンを国技とするマレーシアとインドネシア、ヨーロッパではデンマークなどが伝統的に強いとされています。しかし近年は、その勢力図が大きく変わり、日本が台頭、さらに台湾、香港、タイ、インドなどにランキング上位の選手がならんでいます。
全種目 3000円