
フィギュアスケート・国の強さランキング20選~男子・女子別【2025最新版】
日本でいえば羽生結弦、宇野昌麿といった人気スター選手が活躍するフィギュアスケートですが、世界で見れば日本はどのレベルなのか気になったことはありませんか?今回はフィギュアスケートの国別の強さランキングを男女別に紹介します。
フランスの女子フィギュアスケートは盛んで、世界ランキング20位のロリーヌ・ルカヴァリエ、23位のマエ=ベレニス・メイテという世界ランキング50位以内に2人の選手をランクインさせています。マエ=ベレニス・メイテは優れた身体能力を武器に、フランスフィギュアスケート選手権優勝3回、2015年ユニバーシアード銀メダルを獲得しています。また、ロリーヌ・ルカヴァリエは、2016年フランス選手権優勝、2013年ムラドストトロフィー優勝、2017年欧州選手権5位入賞するなど優れた実績を持つ若手フィギュアスケーターです。
4位:韓国
女子フィギュアスケートにおいて韓国も強豪国の一つして知られています。世界ランキング14位のイム・ウンスを筆頭に、他3人が50位以内にランクインしています。そんなイム・ウンスは現在16歳ととても若く、ポストキム・ヨナとしてこれからが期待される人気のフィギュアスケーターです。2013年にアジアフィギュア杯ノービスクラスに出場して優勝、2016-2017シーズンからISUジュニアグランプリシリーズに参戦し、ブラエオン・シュベルター杯では3位を獲得しました。また2017年1月に開催された韓国フィギュアスケート選手権で初優勝を飾り、初出場となった2017年世界ジュニアフィギュアスケート選手権では、ショートプログラムとフリースケーティングでともに自己最高得点をマークし、4位となりました。これは韓国選手としてはキム・ヨナに次ぐ成績として話題になりました。
3位:アメリカ
アメリカの女子フィギュアは世界ランキング7位のブレイディ・テネルを中心に、世界ランキング50位以内に計4人がランクインする強豪国の一つです。2014-2015シーズン、ジュニアグランプリシリーズに初めて出場し名古屋大会で8位、全米選手権のジュニアクラスでは優勝を果たした実力者です。平昌オリンピックでは団体戦のSPで自己ベストの68.94をマークし5位、アメリカチームとして団体戦銅メダルを獲得しています。個人戦では9位となり、これは今大会の女子シングルにおけるアメリカ人選手の最高順位でした。男子フィギュほどではありませんが、女子も実力のある選手がそろっています。
2位:日本
女子フィギュア強豪国であるロシアの1強を許さないのが日本です。日本は安藤美姫、浅田真央、鈴木明子といった名だたる選手たちが現役引退を表明し、新たな時代へと突入しています。その中心にいるのが宮原和子、坂本花織、紀平梨花です。宮原和子は2018年平昌オリンピック個人戦4位・団体戦5位各入賞、2015年世界選手権2位・2018年世界選手権3位、2015年・2016年グランプリファイナル各2位、2016年四大陸選手権優勝、全日本フィギュアスケート選手権4連覇(2014年・2015年・2016年・2017年)するなど実力者です。坂本花織は2018年全日本選手権優勝、2018年平昌オリンピック個人戦6位・団体戦5位各入賞、2018年四大陸選手権優勝、2017年全日本選手権2位、2017年スケートアメリカ2位、2017年世界ジュニア選手権3位、2016年ジュニアグランプリファイナル3位とこれからが期待される逸材です。また、紀平梨花は16歳と若くて有望な選手です。
1位:ロシア

世界ランキング50位以内の選手 合計24045P
世界ランキング1位:アリーナ・ザギトワ 4510P
世界ランキング3位:エフゲニア・メドベージェワ 3384P
世界ランキング9位:スタニスラワ・コンスタンチノワ 2514P
世界ランキング10位:ソフィア・サモドゥロワ 2514P
世界ランキング13位:エリザベータ・トゥクタミシェワ 2137P
世界ランキング18位:Alexandra TRUSOVA 1835P
世界ランキング19位:Maria SOTSKOVA 1805P
世界ランキング29位:Alena KOSTORNAIA 1311P
世界ランキング36位:Serafima SAKHANOVICH 1152P
世界ランキング42位:Polina TSURSKAYA 1054P
世界ランキング46位:Anna SHCHERBAKOVA 950P
世界ランキング50位:Anastasia TARAKANOVA 879P
女子フィギュアスケートの最強国はロシアです。世界ランキング1位に君臨しているザギトワをはじめ、メドベージェワは世界トップクラスのスケーターとして有名で、その他も含め世界ランキング50位以内に12人もの選手をランクインさせているロシアは正に最強国です。ザギトワは2018年平昌オリンピック金メダリストで、2017年グランプリファイナル優勝、2018/2019世界選手権優勝、2017/2018欧州選手権優勝、2017/2018ロシア選手権優勝と今まさに敵なしの状態です。また、メドベージェワは、世界記録を2016年から10度にわたって更新しており、女子シングル競技におけるフリースケーティング(160.46点)、トータルスコア(241.31点)の現世界歴代最高得点記録保持者です。そんなロシアの強さの秘密は、すべてに関して、ルールを徹底的に理解している点にあります。選手本人、コーチ陣、周りのスタッフがきちんとルールを解釈して、どうやったら点数が出るのかということを徹底的に研究し、共有しています。今後もしばらくはロシアの時代が続きそうです。
まとめ
フィギュアスケートの国別強さランキングTOP10を男女別に紹介してきました。男子はアメリカ、女子はロシアがフィギュアスケートを牽引しているといえます。今後の日本の活躍にも期待がかかります。
世界ランキング20位:Laurine LECAVELIER 1735
世界ランキング23位:Mae Berenice MEITE 1560